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2014年6月19日 (木)

恐怖、殺人石の巻 那須の風景その1

 その昔、大陸から一尾の妖狐が本邦に渡来した。その名を「九尾狐」という。悪行の限りを尽くして人々を困らせたため、朝廷は三浦介(三浦義澄)と上総介(上総広常)に退治を命じた。二人は坂東の那須岳にこれを追い詰めて見事射殺したという。ところが、射殺された妖狐は石に変化し、毒気をはいて近寄る動植物を殺したため、人々はこの石を「殺生石」と呼んで恐れたという。

Dsc04250 那須の名所 Dsc04244 これが九尾の狐のなれの果て

 那須の観光名所「殺生石」の由来ですね。梅雨の中休みとなった6月14日(土)、天然児とババを伴って訪れた那須の旅、最初に訪れたのは、那須連峰の主峰茶臼岳の山腹にある殺生石です。実は山笑は九尾の狐を退治した三浦介の末裔ですが、そんな私が素っ気ない話をしてしまうと、那須岳は活火山ですので、火山性のガスが鳥獣を殺し植物を枯らした訳です。

Dsc04248 賽の河原を彷彿とさせる千体地蔵

 訪れてみると、殺生石の周囲は植物も生えない石河原で、千体地蔵が並ぶ、さながら地獄道中の賽の河原の様相です。我々が訪れると晴れ渡った青空が突如曇りだして、にわかに五月雨が落ちてきました。さも、三浦介の末裔が近寄るのを拒むように・・・妖狐よ安らかに眠れ。

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