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2014年9月14日 (日)

山行 宝永山よりお天気をお伝えします 富士山御殿場口その3

 御殿場ルート六合目から宝永山へ転進。宝永山の火口から湧き出るように流れ落ちる雲に包まれてみたくなりました。御殿場ルート六合目からは少し下って、噴火口の上部に当たる馬の背にやってきました。ふんわり雲はどこでしょう?

Dsc06453 馬の背から見上げる富士山頂

 ところが、宝永山の火口からは物凄い突風が吹き上げてきます。噴火口のへりを歩いていると吹き飛ばされそうな風圧です。「こ、これが富士山の脅威なのかぁ~」風に向かって立っていられませんし、息を吸うのも苦しいほどです。ふんわり雲どころではありません。湧き出る雲はこの風によって運ばれていたんですね。

Dsc06440 馬の背・・・道標あたりまで行くと飛ばされます。

 突風に乗って雲と雨が押し寄せます。噴火口に虹がかかっていました。へりに立つと風で飛ばされてしまうので、風下側に退避して時折噴火口を覗き込みました。「私は今、宝永山に来ております。先ほどから物凄い風と雨が吹き付けていて、立っていられない状況です。以上、宝永山より山笑がお伝えしました!」聞きしに勝る富士山の突風でした。

Dsc06459 虹の宝永山を後にして

 さて、宝永山からの下りは、御殿場口へと真っすぐに下る大砂走です。前回須走ルートの砂走では、もうもうと砂塵が巻き上がって、これが汗にまみれて全身真っ黒で下山した悲惨な思い出があります。でも、今回は細かい雨のシャワーがありましたので、砂塵が巻き上がるようなことはありませんでした。ラッキー♪

Dsc06436 さあ!走り出そう。明日に向かって・・・

 1歩3mといわれる豪快な砂走。みるみるうちに御殿場口の駐車場が近づいてきます。左手の登山道をえっちらおっちら登っていくハイカーが見られましたが、数時間前の自分の姿です。ついつい大きく手を振ってしまいました。

Dsc06465 振り返ると大きな虹が Dsc06476 虹の世界に出発!

 時々立ち止まって振り返ると、追いすがる雨雲に虹が映し出されました。下山するまでの1時間余り消えることがありませんでした。ときに虹は二重に浮かび上がることもありました。こんなに長く虹を味わったのは初めてかもしれません。ガタゴトとブルドーザーが山頂目指して上がっていきましたが、武骨なブルがメルヘンチックな虹の世界に導く乗り物のように見えました。

Dsc06471_2 アザミ野 Dsc06469 呆れたあの子はアザミちゃん

 登山口が近づくにつれて、一帯に大きな花のフジアザミが咲いていました。真っ暗闇の中では気がつきませんでしたが、なかなか見応えのある花でした。フジアザミに見送られて今回の富士は終了です。

★コースタイム:6時間20分

御殿場口五合0:40→3:40六合小屋3:50→4:45六合目(ご来光)5:25→5:35宝永山馬の背5:50→7:00御殿場口五合

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