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2014年10月19日 (日)

山行 阿弥陀如来に導かれて 八ヶ岳核心部その4

 八ヶ岳核心部縦走山行もクライマックス。美濃戸女子に再開して充電も完了!ワレ中岳ニ正面突撃ヲ敢行セル。中岳は赤岳との鞍部付近からは見事な三角錐を見せていたが、あっという間に陥落した。中岳のピークからは、正面に阿弥陀岳の岩壁が大きく立ちはだかり、振り返ると雲が少しずつ晴れて赤岳のピークが見え隠れしていた。左手にはキレットの稜線の先にギボシ、編笠山などが見える。ヤッホ~ィ!昨年の逆だあね。

Dsc07376 突撃~~~!

Dsc07402 正面に阿弥陀岳 Dsc07404 振り返ると赤岳 Dsc07401 左手にギボシと編笠山、西岳も
 中岳を少し下って阿弥陀岳との鞍部。高年男性が阿弥陀岳の岩壁を見上げている。聞けば、ゆっくりと下降してくる仲間を待っているとのことだ。関西なまりを聞いて思ったのは、観光地にしても山にしても、長野県辺りまで来ると関西なまりの方が多いということだ。そりゃあ関西にだって山好きは多いだろうし、日本アルプスは全国から人を集めているだろうし。

Dsc07406 鞍部から見上げる

 自分も一息入れて、レインスーツを脱いでザックに収納した。見上げると岩壁を数人の紳士が慎重に下降してくる。その縦横の動きを見ていると・・・阿弥陀岳に・・・あっみだくじ~あっみだくじ~、引いてみようかあみだくじ~、どれにしようかあみだくじ~♪み~た~な~(懐)さて、大阪紳士同盟が下降したところで、本日最後の上昇を開始する。

 ところが、いい加減登っていくと、疲労で足が攣ってしまう。左と思えば同時に右も。岩に齧りついて痛みをこらえていると、今度は山ガールの小隊が下降してきた。先導の男性はガイドかな?登り優先を守ってくれているが、い、いや、どーぞ。山ガール小隊の奮戦を見送る。自分もいつかは小隊長に。

Dsc07407 さあ、登るぞ!

 痛みがひいたところで上昇を再開。そこへ頼もしい応援団が出現した。

Dsc07381 あ、あれは・・・

 行く手の岩にイワヒバリが降り立った。先ほど主稜線の突風の中で見たイワヒバリが「あいつどこまで行ったのかな?」と様子を見に来てくれたのかもしれない。やはり飛ぶことなく行く手をチョンチョンと跳ねていく。

Dsc07383 おいおい、待っておくれよ。
 その愛らしい姿に疲れを忘れて追従していくと・・・

Dsc07411 阿弥陀岳山頂

 阿弥陀岳(2805m)の山頂に到達した。信仰の山らしく、平らな山頂には石仏や石碑が置かれていた。諏訪側から八ヶ岳を見上げたとき、阿弥陀岳は赤岳の手前にむっくりとせり上がっていて存在感を示している。山麓の富士見高原辺りでは主峰赤岳を隠してしまうほどだ。そんな姿に山麓の人々は阿弥陀如来を重ねたのだろう。気がつくとイワヒバリはどこかに行ってしまった。苦行する山笑を山頂に導いてくれたイワビバリ。ひょっとすると阿弥陀如来の化身だったのかもしれない。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・(つづく)

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