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2014年10月 7日 (火)

聖地七面山を望む山上集落

 身延町にある日蓮宗の総本山身延山久遠寺。その後方にそびえる大きな山が七面山(1989m)です。七面山は身延山の裏鬼門を守る日蓮宗の守護神七面大明神(龍神)が祀られる山として、久遠寺の奥ノ院とされる敬慎院が置かれています。

Dsc07220 身延山山頂から望む七面山(大きい!)
 昔から日蓮宗の信者は、身延山久遠寺と七面山敬慎院をセットにして本山参拝としてきました。今でさえ久遠寺参拝後は車で身延山を迂回して早川町にある七面山登山口へ直接行くことができますが、車の普及する以前は、身延山山頂を越えて裏手にある赤沢宿に逗留して、さらに七面山に登拝することが一般的でした。

Dsc07192 赤沢宿 Dsc07184 道が狭いのよ~
 赤沢宿は身延山の中腹、標高500mほど斜面に七面山登拝の講中宿を中心とした数十個の家屋で形成された山上集落です。明治以降、戦前までの最盛期には、9件の講中宿が営業していましたが、先述のとおり、戦後は交通機関の発達により参拝客が減少の一途をたどり、現在では江戸屋旅館1軒のみ営業するばかりとなっています。(清水屋がお休み処、武藏屋が蕎麦屋になっています。)

Dsc07193 今や1軒宿となった江戸屋 
 しかし、大阪屋、清水屋などの建物は保存され、山の斜面に石垣を組み、その上に建つ木造建築、石畳の道など独特の風景は重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。早川の支流春木川を挟んだ対岸には、大きな七面山がどっしりと向き合っています。その山の深い緑の中からは登拝者の太鼓に合わせた読経が渡ってきました。

Dsc07189 南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経・・・

 七面山には近々登ってみよう。

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