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2014年11月29日 (土)

山行 大山の裏は空いてるよ 大山弁天・梅ノ木尾根 

 今年最後の三連休のど真ん中。半日の自由行動を認められたので、まだ紅葉が楽しめそうな大山に登ることにした。ただ、阿夫利神社参道の正面突撃をしても面白くないので、搦手に位置する七沢の広沢寺温泉から、マイナールートの弁天御髪尾根と梅ノ木尾根を経て、大山三峰縦走路に出る作戦にした。さて、どんな発見があるだろうか。大山とはいえ初めて歩く道はドキドキである。

Dsc08083 弁天尾根から三峰山方面を望む

 広沢寺温泉の駐車場から二ノ足林道を歩こうと思ったが、この連休は「温泉×トレイルフェスタinあつぎ」なるイベントが開催されているようで、駐車場は利用できなくなっていた。何でもこのイベントの趣旨は次の通りだ。この時季多くの登山客、観光客が訪れる大山。だが、大山=伊勢原のイメージが強くて、裏手の厚木は日の目を見ない。そこでハイキングでかいた汗を七沢温泉など、大山の裏手に位置する厚木の温泉で流してもらおうというものだ。

Dsc08062 朝日に燃える鐘ヶ嶽

 さて、いつもの便利な駐車場が使用できないので、二ノ足林道に乗り入れてゲートの前に駐車した。7時前に出発。ゲートを通過して間もなく、踏み跡を頼りに林道から左手の尾根上に上がっていく踏み跡が確認できた。これが弁天御髪尾根の入り口である。この辺りの低山を弁天の森というが、少し下った大沢川には大釜弁財天が祀られて、ロッククライマーの練習場弁天岩もある。

Dsc08092 紅葉もまだまだ見れる Dsc08096

 早速弁天尾根に踏み入れていくが、マイナールートのありがちな尾根道を急登するルートである。所々、二ノ足林道を挟んで向き合う鐘ヶ嶽が見えているが、朝日を受けて紅葉が美しい。紅葉の見頃も平地まで下ってきており、標高500mほどのこの辺りは終盤戦である。丹沢一円は既に冬を迎えており、三連休前に丹沢山では15cmの積雪も観測したと聞く。

Dsc08086 大山に向かって Dsc08094 輝く相模湾

 鹿柵に沿った尾根道は西から南へ方向転換して、「見晴広場」と書かれた朽ちた道標が置かれた地点からは、更に西に転換してやや広い尾根上を進んでいく。小ピークをいくつか渡っていくが、岩が露出して両側が切れ落ちている場所もあったりして面白い。所々展望が開けて、正面に電波塔を頂いた大山が見えたり、振り返って相模平野や湘南の海岸線を望むことができた。朝日で輝く海には江ノ島が浮かんでいた。

Dsc08098 すり鉢広場(ドリーネ)

 やがて植林帯の中に丸く窪地になっているばしょを通過する。「すり鉢広場」と表示されて東屋も設置されている。これは三頭山でも見たドリーネではなかろうか。ドリーネは石灰質の地盤において、地下で浸食が進み天井部分が陥没してできた窪地だそうだ。窪地は湿地になっていて、その真ん中を獣道と思しき踏み跡が対岸の森に延びていた。

Dsc08081 それらしくなってきたかな Dsc08103 弁天尾根を振り返る
 ここから更に南へ方向転換すると、がれた急斜面を登ることとなる。岩や木をつかみ四肢を踏ん張りながら登っていく。やっとそれらしくなってきた感がある。急斜面をクリアしたのち、西に転換すると日向薬師方面から上がってくる梅ノ木尾根との合流点大沢に到達した。弁天御髪尾根は終点で、ここからは梅ノ木尾根に入る。

Dsc08109 大山三峰山
 梅ノ木尾根は弁天尾根に比して傾斜がかなりきつい。右手には大山三峰山が近くに見えている。三峰山から七沢にかけての低山は、春から秋口にかけてはヤマヒルが多い。しかし、この時期になるとヤツらはすっかり息をひそめてしまっているので、快適な山旅である。やがて急登を詰めていくと大山三峰山縦走ルートにぶつかった。二ノ足林道のゲートからここまでちょうど2時間。シカやリス、野鳥の他、誰とも会うことのない静かな山行である。

Dsc08121 縦走路出合付近

 縦走路との合流点は標高900mほどで、稜線の木々は落葉して冬山の様相であった。大山は目の前だ。(つづく)

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