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2015年1月28日 (水)

山行 山上で楽しき昔を想う 西丹沢低山縦走その1

 雪山の経験が余りない山笑。この時季、雨上りの翌朝は丹沢を見上げて、白く化粧した表尾根の稜線を見てはため息を繰り返しています。そんなことしているうちに低山の一つや二つ登ってこれるだろうと思い始めたのはここ数日のこと。我ながら最近は少し鼻が高くなったようで、標高が千に満たない低山に対する興味がすっかり薄れてしまいましたが、高山に登れないこの時季だからこそ低山を楽しんでみようと思いました。

Dsc09580 東山北駅が起点

 1月25日(日)、御殿場線沿線の西丹沢前衛の高松山、大野山などの山々を歩くことにしました。御殿場線の始発を狙うものの、朝寝坊で1時間遅れ。東山北の駅を7時30分にスタートとなりました。快晴の朝、3両編成の電車は足柄平野を走ります。車窓には富士山や箱根連山がよく見えています。御殿場線は電子マネーが使用できないので、東海道線から乗り継ぐ場合は要注意です。おまけに東山北など無人駅が多いので、前の方に乗っていると車掌さんの所へ切符を私に歩かないといけません。首都圏の通勤に慣れた我々にとっては、このローカル振りが嬉しいものです。

Dsc09588 中央奥が高松山 Dsc09591 ひと昔前は生活の道

 電車を見送った後、御殿場線に平行するR246をしばらく歩くと山北の市街地に入ります。市街地に入って、すぐに高松山入口のバス停と道標はあります。ここから尺里(ひさり)川に沿って歩いて、東名高速のガード下が登山口になります。登山口では中高年の20名ほどのグループが集合してリーダーの説明を受けていました。高松山からシダンゴ山に縦走するようです。その脇を白々しく通過して先行させていただきました。

Dsc09607 明るい植林 Dsc09601 丸太を落とされたらひとたまりもない?

Dsc09606 尺八塚? Dsc09615 休戦地帯?

 高松山は山北町の裏山的な存在。しばらくは南斜面のみかん畑の中を歩いていきます。東名の車の音やら御殿場線のカタコトという音が聞こえてくるのが、いかにも低山ハイクらしいところです。駅から40分余で農道の終点となって、いよいよ登山道に入っていきます。高松山は天然林がほとんどありません。手入れが行き届いた明るい杉の植林帯の中を歩いていきます。日曜日にもかかわらず、チェーンソーの音が響き渡っていました。

Dsc09610 ビリ堂の石仏 Dsc09616 さて、南はどっちでしょうか?

 山を巻くようになだらかな道を歩いていくとビリ堂です。ビリ堂は石仏が2体立っている小広い場所で、沢水が引かれているのか、水道の蛇口が設置されています。ビリ堂という変な名前の由来は、生活道であったこのルート沿いには馬頭観音が所々置かれているのですが、最後の観音堂ということで、ビリっけつのお堂=ビリ堂となったそうです。愛らしい馬を頭に頂いた馬頭観音には、文化10年(1810年)の年号が刻まれていました。

Dsc09617 急階段を登れば・・・ Dsc09620 天国が待っていますよ。

 ビリ堂から先は急な階段が設置されています。しばらく急坂を登っていくと、三叉路になって右手、高松山山頂に向かいます。三叉路から5分でカヤト野原の明るい高松山山頂(801m)に到着しました。西丹沢の山なので富士山が近く大きく見えますが、ちょうど直前上に大野山が割って入っているので、富士山展望台といえば大野山に一歩譲ることになりますね。南には山北の街を挟んで金時山や明神ヶ岳など箱根連山が良く見えました。

Dsc09621 富士山近い♪ Dsc09625 南~西の展望

 陽当りの良い山上は風もなくポカポカ陽気でした。後続のグループはここで賑やかに大休止をとることでしょう。思えばこの山に初めて登ったときは、季節はやはり今頃、天然児とババの三世代編成に長男が友達を誘ってきて、ワイワイガヤガヤのファミリーハイキングでした。お湯を沸かして、カップラーメンのお昼に子供たちは大喜びでしたっけ。ニコニコ笑顔の楽しいハイキングは今はありません。天然児は大の山嫌いになって、ババは老いました。長男はオヤジ嫌いに・・・しばし思い出にふける山上でした。(つづく)

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