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2015年2月 5日 (木)

丹那盆地に大規模空挺作戦

 2月になりました。あてもなく軍馬を走らせ、湯の街熱海にやってきました。寒い時期だからこそ、湯の街は賑わいを見せています。熱海市内には寒桜「熱海桜」があちらこちらに植えられていますが、早くも三分~五分の咲きでした。

Dsc09758 早くも熱海桜が開花 Dsc09760 熱海梅園

 熱海といえば梅林も有名です。梅園の前を通過すると思ったよりも咲いていて、多くの観光客を集めていました。駐車場が満車なのでスルーです。

Dsc09774 丹那といふところ

 熱海市内は車窓だけにして、熱函道路の鷹巣山トンネルを抜け函南町丹那盆地にやってきました。丹那地区は伊豆半島の付け根に位置して、箱根・伊豆火山帯の山並みの中にある盆地ですが、かつてこの火山帯の活発だったころのカルデラだったともいわれています。

 丹那といえば、盆地よりも有名なのがJR東海道線の丹那トンネルです。丹那トンネルは丹那盆地の地下を通ずる全長約7.8kmのトンネルで、大正7年から16年の歳月と67名の尊い犠牲者を出しながらも難工事の末完成し、東海道線は箱根山の北を迂回する山ルート(現在の御殿場線)から変更されました。

Dsc09785 酪農王国になった丹那地区

 丹那トンネルは、東京-京都・大阪間を結ぶ大動脈東海道線の発展には必要不可欠でしたが、工事による大規模な出水は丹那盆地の水脈を枯らして、稲作とワサビ栽培を営んでいた丹那の人たちに大きな打撃を与えました。その後、国鉄からの補償を受けて、丹那地区には酪農が導入されて今に至ります。

Dsc09771 断層公園(右側に水路の食い違い)

Dsc09770 断層面

 トンネルと並んで丹那で有名なのが、箱根から修善寺まで南北約30kmに渡って走る丹那断層です。即ち地震の巣という訳ですが、昭和5年11月に丹那断層を震源として発生した北伊豆地震は、伊豆地方に大きな被害をもたらし丹那断層を世に知らしめました。このとき、断層を通過する丹那トンネルは北に2mずれ(食い違い)を生じたそうです。北伊豆地震で生じた丹那断層上の食い違いは、国の天然記念物に指定されて、丹那断層公園として今に残されています。一見の価値ありですよ。

Dsc09778 酪農王国オラッチェ Dsc09800 子牛にイルカのジャンプを調教

 丹那地区の観光スポットといえば、何といっても酪農王国オラッチェです。ここでは訪れる人が家畜と触れ合い、農耕体験、製品加工体験などを通じて、農業の大切さや環境を考える場とうたわれていますが、まあ観光農場といったところでしょうか。地産食材を使用した料理を食べられるレストランのほか、ソフトクリームや牛乳など乳製品、ビール、スイーツと美味しいもの盛りだくさんです。

Dsc09790 丹那盆地空挺作戦 Dsc09791 かっこいいね!

 ふと、空を見上げると、青い冬空に無数のカラフルな落下傘が。すわ!空挺部隊の奇襲攻撃だ。こちら天然児、丹那地区にて敵の大規模空挺作戦を認む。藍より蒼き 大空に大空に たちまち開く百千の 真白きバラの花模様 見よ落下傘空に降り 見よ落下傘空を征く 見よ落下傘空を征く♪

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