朝飯前にちょっと1千米
夜明けが早くなると体が自然と早起きになってきます(休日限定)お茶!飯!と言いたいところですが、「春眠暁を覚えず」の家族の起床時間までは3時間待たねばならないこともあります。そんなときは朝飯前に身近な山に登って一汗かいてきます。母ちゃん達には内緒だぞ~♪
5時にお目目パッチリ!寝起きは抜群。10分後には軍馬をかっ飛ばしています。コンビニであんまんとお茶買ってお腹を黙らせ、県道70号のワインディングを右へ左へ・・・ヤビツ峠周辺は休日はチャリダーで溢れていますが、早朝は1台も走っていません。チャリはバイクと違って音もなく来るから怖いですよ。菜の花台からは富士山が見えていましたが、二重笠雲を頂いているので天気は下降でしょう。
さあ!ヤビツ峠を6時に出発です。イタツミ尾根を歩いて大山を目指します。このルートか足柄峠から金時山が早朝歩きの定番です。歩き始めてしばらくはマメザクラが目を楽しませてくれました。本居宣長の「朝日に匂う山桜花」ですね。ハナバチが朝っぱらからセッセカと蜜を集めていました。働き者だなぁ。標高が上がるとまだ冬枯れの様相ですが、足元にはスミレの花が咲いて春の到来を告げています。
イタツミ尾根は、標高760mのヤビツ峠から1252mの大山山頂まで真っすぐ登っていく直登ルートなので、上りでも1時間もかかりません。この日は時折日が差す薄曇りの天気でしたが、山頂からは丹沢の山並みや富士山を眺めることができました。霞む湘南の海岸線を見下ろすと二宮の吾妻山が見えました。1千メートル下で眠る我が家とおはようライナーのオヤジ。家族なんてそんなもんさ~ラララ♪
山頂西面にシカの小隊がウロウロしていましたが、人の顔を見るなり大パニックになって、鹿柴に体当りしてひっくり返る慌てものも。オイオイ、とって食うわけでなし、そんなに嫌わなくてもよいだろうに(汗)山の家族にも見放されたようです。
寂しくなってイタツミ尾根を駆け下って帰りました。ヤビツ峠まで上がってくるバスが5台編成。どのバスもハイカーで満員状態です。いよいよ丹沢の春山シーズン到来ですね。
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