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2015年6月

2015年6月29日 (月)

山行 縦走路で野鳥と樹木を勉強中 丹沢主脈周回その2

 さて、丹沢主脈縦走路は丹沢山の山頂(1567m)で西に折れます。ツツジのシーズンは賑わった丹沢山の山頂も今はとても静かです。丹沢山から一旦下っていくと正面には一面笹原に覆われた不動ノ峰が立ちはだかります。不動ノ峰は標高が1614mもあって丹沢第2の高峰なのですが、最高峰の蛭ヶ岳のすぐ横に位置しているのでその名は余り知られていません。一般的に丹沢の次鋒は1601mの檜洞丸とされています。

Dsc02039 不動ノ峰はでっかいぞー Dsc02008 樹上ホトトギス鳴く

 鞍部から不動ノ峰に登り返しますがその威容にヤレヤレ感は半端ありません。丹沢山から蛭ヶ岳へは3.5kmほどですが、この大きな峰越えが蛭ヶ岳を更に遠い山にしています。笹原の斜面につけられた階段を登っていきます。立ち枯れのブナの大木。その頂きで鳴くのは「テッペンカケタカ」、「特許許可局」の鳴き声でおなじみのホトトギスです。ここで一句「鳴かぬから聞きに来ましたホトトギス」(山笑)

Dsc02040 早くも紅葉ゴヨウツツジ

Dsc02037 バイケイソウの群落 Dsc02033 ツルシロカネソウ

Dsc02067 ヤマオダマキ Dsc02027 ジシバリ Dsc02082 イワキンバイ

 ツツジの花は終わっていますが、ゴヨウツツジ(シロヤシオ)の葉は早くも緑から赤っぽく紅葉しています。これがまた緑の中にあって映えるものです。この時期一番元気なのはバイケイソウの群落ですが、足元をよく見ながら歩いていくとヤマオダマキ、ツルシロカネソウ、ジシバリ、イワキンバイなどの花々がささやかに咲いています。

 以前は動物や昆虫にばかり傾注していましたが、最近は植物と野鳥が重点課題です。特に植物は、一度咲いている時期と場所を覚えておけば次の年も確実に出会えるのが嬉しいものです。野鳥は姿が見えなくても鳴き声が聞こえるので、「近くにアイツがいるんだなぁ」と感じることができます。

Dsc02068 ブナバチの食害 Dsc02074 けれど夕日はお前と仲間の髑髏を映す・・・

 そうこうしているうちに不動ノ峰のピークに至って、ここから棚沢ノ頭、鬼ヶ岩へ尾根上の水平移動になります。正面の蛭ヶ岳は頭を雲に隠していますが、鼻歌もこぼれる爽快感です。振り返ると丹沢三峰から落ちる尾根、その先に宮ケ瀬湖が見おろせました。たまに木全体の葉を食い荒らされて痛々しいブナの大木がありますが、ブナバチによる食害なのでしょう。

Dsc02077 鬼ヶ岩の又から蛭ヶ岳 Dsc02093 山頂だ♪

 荒々しい鬼ヶ岩から鞍部を挟んで蛭ヶ岳と対峙します。その山頂に向かって真っすぐな尾根道が延びています。遂に決戦のときは来たれり。鬼ヶ岩だけに鬼が島に来た桃太郎、ノロイの島にたどり着いたガンバの心境ですね。あとひと頑張り!鬼ヶ岩から下って、更に登り返すと山頂から対向してきた紳士が「誰もいませんよ」と一声かけてくれました。山荘の屋根はもうすぐそこです。(つづく)

2015年6月27日 (土)

山行 今年もやってきた終日丹沢デー 丹沢主脈周回その1

 夏至の昨今。山行は日帰り専門の山笑としては、日出4時25分、日入19時という長い1日を生かしたロングトレイルに挑戦する絶好の時期であります。目下のところ山梨県下の乾徳山~西沢渓谷や大菩薩連嶺の縦走などを狙っているのですが、梅雨の真っ只中ということもあってなかなか実現させるのは難しいものです。

Dsc01949 緑深い二俣

 梅雨の合間を狙って出かけたのは結局いつもの丹沢でした(笑)にわか雨や霧は覚悟しなければならないこの時期、悪天候に見舞われても土地感のある丹沢なら安心して歩くことができますからね。時間に余裕があるのですから、久し振りに丹沢の最高峰蛭ヶ岳を踏んでこようと思いました。

Dsc01958 フタリシズカ Dsc01960 サンニンになって・・・ Dsc01959 こうなるとシズカじゃないね(笑)

 丹沢ということですっかり安心してしまい朝寝坊。起点とした表丹沢県民の森を出発したのは8時です。3時間無駄にしてしまいました。先ずは二俣からおなじみの小丸尾根を攻めていきます。下界では蒸し暑い時季ですが、山の中は風も爽やかで調子よくペースを上げていきます。尾根の下の方では湿気が多くてヤマビルに警戒しましたが、幸いつかれませんでした。一時期よりは少し減ったのかも。標高が800mくらいまで上がってくるとエゾハルゼミが鳴いていました。でも、曇ってそれほど気温が高くないせいか鳴き声は控えめでした。

Dsc01973 鍋割山稜 Dsc01968 最初の遭遇はヤマカガシ

Dsc01972 カラマツの向こうに檜洞丸 Dsc01971 大倉尾根花立山荘と大山

 小丸尾根では特に目立った花もなく、雑草のようなフタリシズカの花の数を数える程度。でも、尾根の上部では鮮やかな青い空が迎えてくれました♪鍋割山稜出合って、ブナの森を塔ノ岳に向かいます。左手の樹間には不動ノ峰、蛭ヶ岳、檜洞丸の丹沢主稜ビックスリーが見えていて、更に進行方向に視点を移していくと丹沢山、塔ノ岳が見えています。ちょうど玄倉渓谷を挟んで主稜線と対峙する鍋割山稜ならではの展望です。

Dsc01984 塔ノ岳山頂 Dsc01987 主稜の展望

 大倉尾根に出合うといつものように登山者激増。登山道も踏まれて泥んこ道。ちょっと我慢して塔ノ岳山頂(1491m)に到着。梅雨の合間ともあっていつもよりはハイカーが少なめです。夏になると八ヶ岳や北アなどの高嶺を目指す人は多いはず。暑い低山を歩く人も少ないのかもしれません。塔ノ岳山頂からは周囲の山々が見渡せましたが、富士山は厚い雲に覆われていました。一息入れて主脈縦走ルートを歩き出します。

Dsc02009 山上プロムナード Dsc02014 バイケイソウ Dsc01980 ヤマボウシ

 塔ノ岳から一気に下った主脈縦走路は軽いアップダウンを繰り返しながら丹沢山に向かっていきます。ブナやシナノキなどの大木やツツジの樹林と笹原が交互していく気持ちの良い山上プロムナードです。爽快気分は丹沢一ではないかと思います。行く手には丹沢山、不動ノ峰が並んでいますが、蛭ヶ岳は大きな不動ノ峰に隠されてしまいました。まだまだ先は長いですね。竜ヶ馬場のベンチで小休止。その名のとおり龍も降り立つような尾根上の小広い場所です。ここいらで大山とはお別れです。(つづく)

2015年6月24日 (水)

HAPPY BIRTHDAY TENNENJI

 我が家の天然くんも13歳になりました。年齢からすれば身体的にも精神的にも大きく成長する頃ですが、体ばかりが大きくなって頭の方はかなりかな~~~りスローペースです。焦らずのんびりいきましょう。誕生日おめでとう。

Dsc01927
 誕生日プレゼントに何より喜ぶイルカショーを見に行ってきました。どこに行くにも制御が効かなくなってかなり大変ですが、本人の喜び様を見たら良かったと思う次第です。いつまでも一緒に歩んでいけたら良いのですが、本人の成長に反比例して親は老いていきます。悲しいけどこれ現実なのよね。

2015年6月20日 (土)

百花繚乱 大船フラワーセンター

 6月7日(日)大船にある県立フラワーセンターを訪れました。ここには以前1度だけ幼稚園の遠足で訪れたことがあるのですが、数十年前の話なので初めて訪れるようなものです。例によって天然児、ババの三世代編成で訪れましたが、最近は旅先でも車からなかなか降りようとしない天然児も、テーマパークの雰囲気に釣られてワクワクさんでついてきました。

 園内では初夏を彩る花々が出迎えてくれました。特にユリ、バラ、花菖蒲が見頃でした。写真を撮る人、写生をする人、お弁当を広げる人・・・皆さん思い思いに花を楽しんでいました。

Dsc01812 Dsc01814_2 カラフルなユリ

Dsc01818 Dsc01820 Dsc01822 色多彩なバラ

Dsc01810 Dsc01809 Dsc01828_2 その他諸々
 園内をゆっくりと2週しましたが、お目当てのイルカは一向に現れません。あっ!あそこだ。と天然児が走ったのは温室です。残念ながらイルカはいませんでしたが、睡蓮の花が水面を飾る池にはかわいらしいグッピーが沢山泳いでいました。

Dsc01851_2 Dsc01855_2 水面を飾る睡蓮

Dsc01834 ハイビスカス Dsc01841 ブーゲンビリアかな? Dsc01844 珍花

 たっぷり3時間ほど花々を堪能して目の保養になりました。女の子よりも花を見た方が目の保養になると思いようなった自分の年を実感しますね。天然児はともかく、三世代がゆっくりと楽しめて、お値段たったの100円でした。(公共の施設なので天然児の療育手帳を提示すると本人と介助者の私は無料。65歳以上のババが100円)ありがたいですね。

2015年6月17日 (水)

葉も花も良し イワタバコ

 勝浦から釣りの帰り、大多喜街道にある道の駅「たけゆらの里おおたき」でトイレ休憩をしましたが、その時直売所で目にとまったのがイワタバコの鉢植え。イワタバコといえば西丹沢の雨山峠や用木沢など沢沿いの日陰に自生する植物で、青々とした葉が特徴的で夏には薄紫の花を咲かせます。

Dsc01257 雨山峠にて(4月)

 山野草の趣味はないのですが、観葉植物にもなる立派な葉と鎌首をもたげるような花のつき方に惹かれて、かみへのお土産ということでひと鉢購入してみました。

Dsc01870 このアングルからお楽しみください♪
 少しでも自然に近い環境で育てようと台所の水回りに置いて楽しんでいますが、山に先駆けて花が開花してきました。でも花がうつむき加減なので、腰をかがめてローアングルから楽しんでいます。

2015年6月16日 (火)

イサギのお陰で家庭円満

 今が旬のイサギは美味しいですが高いですね。釣りの帰りに行きつけの鮮魚屋さんをのぞいてきたら、良型が1尾700円でした。

1506_125351 お高いのねぇ

 そんなイサギですから、いつものように親戚、知人に配ったところ、皆さんたいそう喜んでくれて返礼品が盛り沢山♪かみはむしろこの方が歓迎のようですが。

1506_214812 物々交換

 それでいて刺身やタタキを肴に一杯やるのが大好きなので、今回も大きいのを数匹刺身となめろうにしてあげました。「遊びに行ってきたから当然だ!」と言わんばかりの飲みっぷり。(言われてますけどね)

1506_123329 これは買ったのではなく釣ったのです!

 なめろうは千葉県の郷土料理で、三枚におろしたイサギを玉ねぎと味噌でたたいた料理です。酒の肴にもなるし、アツアツご飯に乗せると子供たちはパクモリです。今回はなめろう丼と塩焼きのイサギコースで家族からかりそめの信頼を得ることができました。

1506_191256 なめろう丼

 いやぁ~イサギ様々です。

2015年6月14日 (日)

雨ニモ負ケナイ梅雨イサキ

 相模湾、東京湾のアジ釣りが低調の昨今。おお神よ!私はどこで何を釣ったらよいのでしょうか?え?釣りなんてとんでもないって。いやいやいやそう硬いことおっしゃいますな。と、やってきたのは外房勝浦。この時期釣果が堅いのがイサキです。「梅雨イサキ」と言われているように今がベストシーズンであります。個人的には3年ぶりのイサキ釣りに行ってきました。

P1120908 川津港(桜の名所とは違います。)

 「ゆったり、たっぷり、の~んびり」のキャッチフレーズでおなじみ勝浦の某ホテル近くに川津港という港があります。この港の船宿・鈴丸はイサキ釣りでは有名な船宿で、連日定量50尾(外房では漁業資源保護のためイサギは1人50尾までしか釣れません。)の好釣果が続いています。連日の好釣果に釣られてか、呼びかけに13人が集まって久しぶりの仕立船がチャーターできました。

P1120906 話が盛り上がる船上

 夜半から降り続く雨は時折強くなりますが、イサギの強烈な絞込みが楽しみで全然気になりません。片舷6、7人と賑やかですが、外房は船が大きいので不自由はありません。久しぶりに顔を合わせる仲間もいて、出船待ちの間もワイワイガヤガヤ会話が弾みます。耳を傾けていると、あっちが痛い、こっちが痛い、ガンが良くなったとか、病気の話が多いですね。それもその筈。幹事の私以外のメンバーは全員再雇用組なんですから。そういえば4月に亡くなった当会のY御大はイサギ釣りが大好きだったなぁ・・・船上に集う皆さんはいつまでも元気に釣りをして欲しいものです。

P1120911 昔、展望塔からイサギが泳ぐのを見たっけなぁ・・・

 5時半に出船。船は灯台が目印の勝浦の半島を回り込んで、海中展望塔が目立つ海中公園の前までやってきました。イサギは根の上に群れを成すので、船頭さんはソナーで根を探って船を根の潮上につけます。「はい。それでは始めてください。タナは18m。21mから上げていってください。」船頭さんの号令一下。一斉に仕掛が投入されます。それにしてもイサギはタナが浅いなぁ。

P1120914 栄えある1尾目を記念撮影(イサギにとっては遺影ですが)

 イサギ釣りは潮上から船を流して根上に差し掛かったときが勝負。船が根の潮下に流れると再び上に移動して再トライです。指示タナの仕掛け分(3m)下ろしてタナまで誘いあげるのが基本スタイル。これを何度か繰り返していると、ギューンと強烈な絞込みがありました♪慎重に巻き上げると30cmほどの良型イサギが躍り上がりました。ポンプで海水が貯められるバケツに踊る魚体が1つ2つ・・・

 やがて当たりが渋くなると、船は西へ西へと根を移動して行きます。雨は強弱がありましたが、波風はなく釣りには良いコンディションです。でも、潮が緩いようで当たりは今ひとつ続きません。やがて船はおせんころがしの沖までやってきました。江戸時代、強欲な金貸しの父を諌めるためこの断崖に身を投げたおせんの悲話が伝わる場所です。昭和20年代には残酷な殺人事件の舞台にもなりました。

 ふと気が付けば、西に鴨川のリゾートマンションも見えています。この辺りは日蓮上人が生まれた聖地天津小湊の沖ですが、鴨川といえば天然児の聖地カモシーがあります。今年も連れてきてあげたいなぁ。当たりが遠のくと雑念ばかり湧いてきます。

1506_093658 もう泳ぐどころではありません。

 そうこうしていると今回唯一の入れ食いタイム!ってそんな時に限って手前祭りしてしまうのが修行が足りない証拠です。遅れてはならじと誘う竿にも力が入ります。今までイサギが悠々と泳いでいたバケツが少しずつ賑やかになって、通勤電車の様になってきました。11時も過ぎて沖上がり。20~35cmのイサギが25尾と定量の半分でしたが、良型が多かったのと大きなウマヅラハギが数匹交じってくれたので、クーラーは何とか満たされました。他のメンバーは10尾ほどから40尾近くまで個人差が出たようです。

1506_120820 最後まで賑やかな会になりました。 1506_113636 まあまあ釣れたじゃない。

 沖上がり後は船宿で女将さんのランチをご馳走になって解散です。釣果は「ゆったり、たっぷり、の~んびり」とはいかず渋めでしたが、最初から最後まで会話が弾む同窓会の様な釣行を皆さん楽しまれたようでした。でも、後10年もしたら私一人で釣りをすることになるかもなぁ・・・ちょっと不安な海笑でした。

2015年6月13日 (土)

山行 丹沢ガイドウォークその4 畦ヶ丸

 4月末に丹沢山を案内した元同僚のM&Y氏。この二人をを今度は西丹沢に案内することとなりました。当初は山ツツジが咲く5月に檜洞丸に登る予定だったのが、延々になって6月7日(日)に実現しました。でも、檜洞丸のシロヤシオは終わっていたので、爽やかな沢沿いのコースと本棚、下棚の名爆見物が楽しい畦ヶ丸を案内することにしました。当日は雲が多いながらも薄日が差し込む天気で、朝の気温は少し低めでしたが、まあ山登りにはちょうど良い陽気といえるでしょう。

Dsc01718 入山届は忘れずに

 西丹沢自然教室に入山届を提出して、8時半に中川川に架かる橋を渡って出発です。橋を渡ってしばらくは西沢に沿って歩きます。右へ左へ川を渡りながら西沢を遡行していきますが、前回の丹沢山とは全く違う沢沿いルートの雰囲気を堪能してもらいます。

Dsc01720 ウツギの賑やかし < Dsc01721_2 オタマ

Dsc01730 ギョリンソウ Dsc01727

 頭上にはウツギの花が満開で、ふと足元に目をやればギョリンソウの神秘的な花がひっそりと咲いていましたが、M&Yには今ひとつ興味の対象にならないようです。その一方で、浅瀬にいるオタマジャクシやカジカガエルの鳴き声には食いつきがよいこと。いくつになっても男の子ですね。

Dsc01734 下棚 Dsc01738 マイナスイオンいただきます♪

 西沢の上流部には、畦ヶ丸登山の目玉とも言える大きな滝が二つありますが、最初はルートから5分ほど寄り道して下棚から見ていきます。雨が多い季節なので水量は抜群です。更に本棚を見に行きます。本棚は面白い滝です。下から上がっていくと一見チョロチョロとした流れし見えないのですが・・・

Dsc01743 え?あれが本棚

 下まで行って、振り返ると・・・

Dsc01749 本棚
 どわ~っ!沢の左手にせり出した岩に隠れて本棚登場。本棚はトリッキーな滝なので要注意です。遠見で「あんなものか」と引き返してはいけません。

Dsc01756 アセビのトンネル Dsc01784 緑の壁
 さて、本番はこれからですよ。本棚から少し引き返し、沢から離れて畦ヶ丸へのルートに踏み出します。沢沿いのルートでは3人がほぼ同じペースで歩いてきたのですが、いきなりの急登に体力の差が生じます。Y氏はフルマラソンもこなす疲れ知らず健脚。それに対してM氏は少々修行が足りません。先頭を歩くY氏に無理について行こうとしてはいけません。

Dsc01763 ブナ林の中を行く Dsc01761_2 ヤマツツジ

 やがて善六ノタワと呼ばれる尾根上に出ると、ルートは西に転進してブナ林の中を歩いていきます。あちらこちらにヤマツツジが咲いていて目を楽しませてくれました。でも残念だったのは、セミマニアのY氏が「ミョーキンミョーキンケケケケ・・・」の鳴き声でおなじみエゾハルゼミの鳴き声を楽しみにしてきたのに、全然鳴き声が聞こえてきません。ビジターセンターや西丹沢自然教室のHPでも丹沢一体では鳴き始めているという情報だったのですが、おそらくこの日は気温が下がったからだろうと推測されます。

Dsc01767 畦ヶ丸山頂でくつろぐM&Y

 やっとこさたどり着いた畦ヶ丸の山頂は樹林に囲まれて展望がありませんが、二人ともそれなりに達成感を得たようです。避難小屋でお昼休憩にしようとしましたが、二人とも小屋独特のカビ臭さに閉口。山頂を離れたブナ林の中で倒木に腰を下ろして食べることにしました。

Dsc01783 沢沿いの羨道を歩く Dsc01789 豊かな渓谷美

Dsc01785 先行者と距離をとって!
 下山ルートは東海自然歩道になっている大滝沢ルートです。大滝峠上から沢沿いに下って行きます。この大滝沢は大小ナメ滝が連続する渓谷美豊かなルートです。登山ルートの西沢と共に畦ヶ丸登山の最大の魅力が爽やかな沢沿い歩きです。でも、だんだんと沢との高度差が生じてきて、片側が切れ落ちた羨道歩きの様な箇所がありますので要注意です。

Dsc01792 箒杉

 大滝橋で県道に出ると車の停めてある西丹沢自然教室まで道路歩きです。この道路歩きが意外と疲れます。箒杉の清水で喉を潤し、洗顔して今回の山行は無事終了しました。次は何処にしましょうかね?

2015年6月 9日 (火)

雨上がりのお散歩

 いよいよ関東も梅雨入りとなりました。例年よりも少し早そうですが、これから約1ヶ月は、アウトドア派にとって耐え難きを耐えていかなければなりませんね。でも、山は厳しいけど海はいけるかな(笑)

Dsc01700

 梅雨の季節を代表する花はアジサイです。アジサイは強健でどんな場所でもつき易い植物といわれますが、我が家の猫の額は土質が合わないのか、何度挑戦しても枯らしてばかりです。諦めて今後はアジサイの名所でも訪ねてみましょうか。

Dsc01695 吾妻山 Dsc01696 フヨウホウ

 しとしとと降り続く夜の雨音を聞きながら寝入って、朝起きてみると晴れている。そんなときは嬉しくなって散歩に出かけます。雨上がりの空気は初夏なのにひんやりして、雨が空気中の塵を洗い流してくれたのか、とても清々しく感じられます。

Dsc01702
 この時期、街中を彩るのはツツジです。野山を飾ってあっという間に散っていくヤマツツジの花と違って、街路を飾るツツジの花は結構長持ちするようです。マルハナバチが花を飛び回って、せっせと花粉を集めていました。

 梅雨には梅雨の楽しみを見つけていきたいと思います。

2015年6月 6日 (土)

スズランと山の仲間たち

 5月30、31日の両日、山梨県笛吹市芦川地区で「すずらんの里祭り」が開催されました。御坂山塊に囲まれた芦川の源流には、東日本一といわれるスズランの群生地があります。その数260万株!ババ退院後、久しぶりの三世代ドライブで行ってきました。

 30日はピーカンで気温が上昇。御殿場も河口湖辺りもかなり暑く、夏でも涼しい上芦川の集落でも気温は25℃を超えていました。河口湖周辺ではミンミンゼミがポツポツ鳴いていて、芦川ではエゾハルゼミが初夏の山を賑わしていました。水ヶ沢林道を走っていると色々な蝶が舞っていて、思わず軍馬のスピードを緩めます。捕虫網を持った人を何人か見かけたので、珍しい種もいるんでしょうね。でも、乱獲禁止ですよ!

Dsc01659 シラカバ林だけでも気持ち良い♪

 スズランの群生地は、東西に長い御坂の稜線が近い標高1300mほどのシラカバ林の中にあります。群生地の上にある砂利の駐車場がイベント会場になっていて、地場産の野菜や軽食を売る模擬店が並んでいました。観光バスも何台か出入りして大変な賑いです。しかし、バスツアーの会社も花見大好き中高年の心をとらえて離しませんね。東で桜が咲けばバスが押し寄せ、西でツツジが咲けばバスが押し寄せ、遂にはこんな山深い場所にまで大型バスが押し寄せる時代です。お金が落ちれば良いのですが、山の植物や動物にとってはとても良いとは思えません。

 この活気ある会場に天然児も釣られて出てきましたよ。焼きそば2人前をペロリ~ン平らげて、さあスズランを見に行こうと思ったら、ひっくり返って大騒ぎ。仕方なく軍馬の中でDVD鑑賞させることに。中学生になった天然児。体も大きくなって、我も強くなって、手に負えなくなってきました。困ったものです。

 さて、気を取り直してシラカバ林の中にあるスズランの群生地を歩きます。あれ?スズランはどこでしょうか?キョロキョロ見回すと、あ、ありました。ありました。花がとっても小粒。話によれば、今年は春先の気温が例年よりも高かったので、スズランが急に成長したので、花を付ける余力がなかったそうです。人の手で育てられた植物と違って、山奥でひっそりと咲く花々は気候の影響が大きいんですね。でも、遊歩道を歩いていくと、あっちにチラリ、こっちにチラリ・・・可愛いサイズのスズランの花が楽しめました。

Dsc01660 今年はプチサイズ

 スズランが控えめな分、今年の森は他の花々が存在感を示していました。色別でご紹介しましょう。

 まずは白いお花

Dsc01662 スズランのライバルギンラン Dsc01665 シロバナヘビイチゴ  Dsc01666 マイヅルソウ

Dsc01668 みかんの花に似たその名もクサタチバナ Dsc01673 白いウツギ

 お次は赤いお花

Dsc01671 赤いウツギはケウツギ Dsc01672 おなじみヤマツツジ Dsc01670 クサボケ

 黄色は・・・

Dsc01655 (サモハン)キンポウゲ Dsc01679 ヤマオダマキ

 青もあるよ。

Dsc01658 イカリソウ Dsc01654 グンナイフウロ(郡内は山梨東部富士五湖地域のこと)

 番外編

Dsc01676 猫まっしぐら!マタタビです。

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