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2015年6月29日 (月)

山行 縦走路で野鳥と樹木を勉強中 丹沢主脈周回その2

 さて、丹沢主脈縦走路は丹沢山の山頂(1567m)で西に折れます。ツツジのシーズンは賑わった丹沢山の山頂も今はとても静かです。丹沢山から一旦下っていくと正面には一面笹原に覆われた不動ノ峰が立ちはだかります。不動ノ峰は標高が1614mもあって丹沢第2の高峰なのですが、最高峰の蛭ヶ岳のすぐ横に位置しているのでその名は余り知られていません。一般的に丹沢の次鋒は1601mの檜洞丸とされています。

Dsc02039 不動ノ峰はでっかいぞー Dsc02008 樹上ホトトギス鳴く

 鞍部から不動ノ峰に登り返しますがその威容にヤレヤレ感は半端ありません。丹沢山から蛭ヶ岳へは3.5kmほどですが、この大きな峰越えが蛭ヶ岳を更に遠い山にしています。笹原の斜面につけられた階段を登っていきます。立ち枯れのブナの大木。その頂きで鳴くのは「テッペンカケタカ」、「特許許可局」の鳴き声でおなじみのホトトギスです。ここで一句「鳴かぬから聞きに来ましたホトトギス」(山笑)

Dsc02040 早くも紅葉ゴヨウツツジ

Dsc02037 バイケイソウの群落 Dsc02033 ツルシロカネソウ

Dsc02067 ヤマオダマキ Dsc02027 ジシバリ Dsc02082 イワキンバイ

 ツツジの花は終わっていますが、ゴヨウツツジ(シロヤシオ)の葉は早くも緑から赤っぽく紅葉しています。これがまた緑の中にあって映えるものです。この時期一番元気なのはバイケイソウの群落ですが、足元をよく見ながら歩いていくとヤマオダマキ、ツルシロカネソウ、ジシバリ、イワキンバイなどの花々がささやかに咲いています。

 以前は動物や昆虫にばかり傾注していましたが、最近は植物と野鳥が重点課題です。特に植物は、一度咲いている時期と場所を覚えておけば次の年も確実に出会えるのが嬉しいものです。野鳥は姿が見えなくても鳴き声が聞こえるので、「近くにアイツがいるんだなぁ」と感じることができます。

Dsc02068 ブナバチの食害 Dsc02074 けれど夕日はお前と仲間の髑髏を映す・・・

 そうこうしているうちに不動ノ峰のピークに至って、ここから棚沢ノ頭、鬼ヶ岩へ尾根上の水平移動になります。正面の蛭ヶ岳は頭を雲に隠していますが、鼻歌もこぼれる爽快感です。振り返ると丹沢三峰から落ちる尾根、その先に宮ケ瀬湖が見おろせました。たまに木全体の葉を食い荒らされて痛々しいブナの大木がありますが、ブナバチによる食害なのでしょう。

Dsc02077 鬼ヶ岩の又から蛭ヶ岳 Dsc02093 山頂だ♪

 荒々しい鬼ヶ岩から鞍部を挟んで蛭ヶ岳と対峙します。その山頂に向かって真っすぐな尾根道が延びています。遂に決戦のときは来たれり。鬼ヶ岩だけに鬼が島に来た桃太郎、ノロイの島にたどり着いたガンバの心境ですね。あとひと頑張り!鬼ヶ岩から下って、更に登り返すと山頂から対向してきた紳士が「誰もいませんよ」と一声かけてくれました。山荘の屋根はもうすぐそこです。(つづく)

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