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2015年7月23日 (木)

山行 間ノ岳が姿見せるの~♪ 白峰三山縦走その5

 7月13日(月)4時半にご来光を・・・と、思いましたが、曇りときどき朝焼け。たまに赤く染まった北岳八本歯ノ頭が雲の切れ間に見えましたが、日の出は確認できませんでした。間ノ岳、農鳥岳への縦走路は朝焼けのモルゲンロードを期待してきたのですが、西側から物凄い風が吹き付けていて雲が次々とかかってきます。このまま広河原へ下ってしまおうかと心が揺らぎましたが、広河原に下っても奈良田行きのバスが14時半までないので、やはり1日かけて奈良田に下ることにしました。

Dsc02557 山上の朝 Dsc02569 雲海に浮かぶ芙蓉峰(手前櫛形山)

 そうと決まれば早いにこしたことはありません。朝食をいただいて5時半に北岳山荘を出発しました。先ずは間ノ岳への中継点である中白根山のピークを目指します。それにしても物凄い突風です。たちまち寒気に襲われたのでフリースとレインウェアを着込みました。ガスが立ち込める中、パラパラと歩く人がいますが、軽装で軽快に歩いていく人は間ノ岳までピストンでしょう。私は先が長いのでスロースターターです。

Dsc02572 北岳よまた会う日まで Dsc02584 高山植物の道

 中白根山はガスに覆われていましたが、その先でガスが晴れると展望が開けてきます。雲海の先には富士山が浮かんでいます。前日、北岳の山頂から望んだ山々は一通り望むことができましたが、晴天下に見る風景と違って、雲に浮かぶ山々は神の領域を思わせる霊験のようなものを感じさせてくれます。その中でも突然雲の中から出現した甲斐駒ケ岳の威容は特出です。

Dsc02610 朝から元気な?甲斐駒ケ岳 Dsc02581 仙人でも住んでそうな乗鞍

 天を突く北岳と対照的になだらかな間ノ岳の姿も近づいてきました。「日本百名山」で深田久弥氏は、白峰三山は「三山と一括して呼ぶにはあまりに規模が大きすぎる」と書いています。また、間ノ岳という山名には「屈従的」と否定的です。北岳と農鳥岳の間の山ってことですからね。間ノ岳は北岳よりも4m低く、奥穂高岳より1m低い標高3189mで、本邦第4位の高峰とされてきましたが、昨年国土地理院の改定によって1m高く修正されたので、奥穂高と並ぶ3190mとなったのであります。

Dsc02586 3位にランクアップした間ノ岳 Dsc02603 間ノ岳山頂(富士の前で寄添う二人に警告!)

 間ノ岳への尾根道は特に西側に露出すると物凄い突風です。飛ばされることはないと思うもののバランスを崩しての転倒や滑落の危険は大いにあります。間ノ岳の山頂も容赦ない風に人影はありません。中央の鞍部には雪田のように雪が残っていました。これは万年雪になるのかな?広い瓦礫の山頂なので北岳のようにその場で360度の展望を得ることはできませんが、山頂をチョコチョコ移動して東西南北の展望を楽しみました。

Dsc02607 農鳥岳と南ア南部 Dsc02609 雪原に浮かんだ北岳

Dsc02611 大きく富士山

 北方を見たときに、鳳凰三山地蔵岳のオベリスクの視線上、遥か彼方に浮かぶ三つの気になる峰がありました。これは只者じゃないと思って後日調べてみると、これが日光連山の奥白根山(日光白根山)、太郎山、男体山であることが判明しました。関東地方の北端、200km先の山々を望めるとはさすが1万尺です。

Dsc02613 手前鳳凰三山、中景左から御座山、小川山、金峰山、その向こうに・・・

Dsc02617 オベリスクの遥か彼方に日光連山(左から奥白根山、太郎山、男体山)
 さてさて、風が強いから先に進みましょう(つづく)

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