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2015年8月

2015年8月27日 (木)

姨捨山伝説とスイッチバック

 その昔、長野辺りに年寄りは穀潰しだと嫌う殿様がいました。(高梨氏とか落合氏でしょうか。仮に高梨政頼としておきましょう(笑))そのため、60歳に達した年寄りを口減らしのために山に捨てるよう領内にお布令を出していました。ここに一人の孝行息子がいて、彼の母も年老いたため泣く泣く山に捨てることになりました。悲しみの余り一心不乱に山に分け入った余り、息子は母と分かれる頃には自らが帰る道を見失ってしまいました。

Dsc03621

 放心状態の息子に母は静かに「ここへ来るまで木の枝を折ってきたから、その折れた枝を辿っていけば麓に帰ることができるよ」と教えたそうです。末期に至っても子を思う母の愛に打たれた息子はお布令に背いて母を家に連れて帰りました。

 さて、幾月日が経って、隣国の殿様(村上義清かな(笑))がとんちめいた書状を高梨政頼に送ってきました。謎かけをして彼の力量を測って、力量がなければ攻め込もうと考えていたのです。第1問「焼いた縄を結ぶことができるかな?」・・・そんなことできるわけないじゃん。家中の誰もが首を傾げているばかりなので、高札を立てて広く民衆に問うたところ、一人の男が「縄を塩水に浸して結んでから焼けばいい」と明解を出したので、返答をすることができました。

 これで引っ込む村上義清ではありません。それでは第2問「石に空いた細く曲がりくねった穴に糸を通すには?」・・・そんなことできるわけないじゃん。家中の誰もが首を傾げているばかりなので、高札を立てて広く民衆に問うたところ、またもや例の男が「糸を結びつけたアリを穴の片方に置いて、あなの反対側にはちみつを塗っておけばいい」と明解を返答をすることができました。さすがの村上義清もことごとく明解を返されて、「高梨家にはなかなか人材がいる。やはり迂闊には攻め込めないぞ」と諦めたそうです。

 大喜びの高梨政頼。早速この男を召し出して、何でも欲しいものを褒美として与えるといったところ、男は・・・「褒美などはいりません。恐れ多いことですが、この度の答えは殿様のお布令に背いて匿っている母が答えたものです」と打ち明けたので、高梨は自分の過ちに気付いて、すぐに年寄りを捨てるお布令を取りやめたそうです。

 もうお分かりですね。有名な姨捨山伝説です。この姨捨山とは、善光寺平と松本平を隔てる聖高原にある冠着山(かむりきやま)だと伝えられています。冠着山の山麓は峠越えの隘路として今ではJR篠ノ井線と長野自動車道、国道が通じています。善光寺平から出た篠ノ井線が聖高原を越えて松本平に至る山間区間、その中でも冠着山山麓へ登る25‰の急勾配は難所中の難所で、電車は息せき切って上り、また駆け下っています。その昔はスイッチバックの信号所が設けられて、SLやディーゼル機関車は重連で峠越えをしてたそうです。

Dsc03608 山の駅って感じ Dsc03622 ノスタルジックな待合室

 鉄道車両の高性能化によって、今では少なくなってしまったスイッチバックを今に残しているのが冠着山の麓に位置するその名も「姨捨(おばすて)」駅です。スイッチバックもさる事ながら、善光寺平を見下ろす雄大な景色は、根室本線狩勝峠(北海道)、肥薩線矢岳越(九州)と並んで日本鉄道三景に名を連ねている鉄道マニアの間ではおなじみの駅です。近年では姨捨付近からの長野や千曲市街の夜景が人気を呼んでいます。

Dsc03609 ホームに乗客はないけれど・・・

 おっさん一人信州をさすらい、ぶらり姨捨駅にやってきました。夜景とスイッチバックの両方を見物する欲張り企画です。訪れたのは20時半。長野方面への下り電車は出たばかりなので、21時25分甲府行の上り電車を待ちます。姨捨駅はここ40年は無人駅。ノスタルジックな待合室からホームにでると・・・

Dsc03617 夜景を独り占め♪(線路は本線)

00037mts_20150826_221552472 特急や快速は引込線をスルーします。

 当日は霧雨で煙った夜景でしたが、十分合格点ですね。ホームから夜景を見下ろしているとE257系快速列車が本線を通過して長野方面へ下っていきました。時刻表にはないので油断しましたね。この区間を上下する列車は、下界から見上げると銀河鉄道のように見えるようですよ。メーテルー!

Dsc03625 手前の2線が引込線。一番左が本線 00039mts_20150827_081530265 ワイドビューしなの23号
 ワイドビューしなの23号長野行が勇ましく下っていった後、しばらくして踏切が鳴り出しました。いよいよ本番です。実況中継します。

00040mts_20150827_082949764 甲府行きの211系普通電車が善光寺平から本線を登ってきました。

00040mts_20150827_083440451 一旦姨捨駅を通過します。カタンとポイントが切り換わります。

00040mts_20150827_083523939 前後逆になって引込線に入ってきました。

00040mts_20150827_083611731 姨捨駅に入線します。乗客が降りて・・・カタン。またポイントが切り換わります。

00040mts_20150827_083632999 再度前後逆転し、21時26分定刻で発車していきます。ポイント通過します。
00040mts_20150827_084004154_2 右側の引込線で出線していきました。甲府遥かなり。鈍行では何時に着くことやら・・・
 山中の無人駅に1時間じっくり腰を据えてスイッチバックを堪能しました。それにしても信州の夜風は身にしみるなぁ・・・へ、へっくしょん!

2015年8月26日 (水)

対決!川中島ゆるキャラ合戦

 時は戦国の世。信濃への侵略を続けてきた甲斐の虎こと武田晴信は、信濃国内の諸勢力を駆逐して善光寺平(今の長野市)に至りました。そこへ武田の専横許すまじと越後から南下してきたのが軍神と称された長尾景虎。善光寺平は5度に及ぶ武田VS上杉の対決の場となったのです。

Dsc03574 やってきました善光寺平は・・・ Dsc03601 両雄激突の地であります。

 時は流れ、世は移り・・・○○度目のかみの誕生日(笑)長野県の某イベント会場にてゆるキャラを務めてきました。

150823_112028 長野県観光PRキャラ「あるくま」

 会場には長野県PRキャラの「あるくま」の他、長野県内のゆるキャラが数匹(?)、数体(?)登場しましたが、私は・・・内緒です。熱気と臭気、そしてちびっ子との絡み・・・40過ぎのおっさんにとってはかなりの重労働でした。30分が体力の限界!1時間入ったらダメかもわからんね。

 「貴殿は信濃にそのキャラありと言われたあるくま殿とお見受けした。いざ、尋常に勝負!勝負!」

2015年8月25日 (火)

千葉でなっしー!

 お盆を挟んだ入院で意気消沈するババ。毎年夏から秋にかけて桃やぶどうなどの果物を山梨に買いに行くことを楽しみにしているので、少しでも元気づけようと、味覚を求めて出かけることにしました。でも、今年は秋のぶどうの前に趣向を変えて千葉の梨を買いに行ってみることにしました。

 千葉県は日本一の梨の産地で、特に松戸、市川、船橋、鎌ケ谷、白井など東京に近い東葛エリアが古くから有名なようです。梨=千葉というイメージは今ひとつなかったのですが、近年ナシの妖精フナッシーが爆発的に有名になったので、ようやく日の目を見たようです。

Dsc03428 大町梨街道を夜露死苦

 東葛エリアの中で目をつけたのが市川市北部の大町地区。松戸、鎌ケ谷に隣接する台地上には梨畑が広がっています。横浜もそうですが、東京近郊とはいえ川向こうはまだまだ田園風景が残っているものです。大町地区を東西に貫く国道464号沿いには梨の直売所が軒を連ねていて、別名「大町梨街道」と呼ばれているそうです。

 それにしても、何十もの直売所が並んでいると、我々のように初めて訪れた人はどこで買って良いのか決めかねてしまいます。しばらく街道を行ったり来たり。コンビニで休憩していると、近所のおばあちゃんが通りかかったので評判などを聞いてみましたが、やはりどんぐりの背比べとのこと。それでも「道向かいにある直売所が何十年もやっているから」という一言を頼りにようやく梨にありつくことができました。

 梨にもいろいろな種類が種類がありますが、8月いっぱいは甘味があってみずみずしい幸水。この先、8月下旬から9月にかけては酸味がある豊水に代わって、9月からは新高や秋月などの種になっていくようです。幸水の袋詰めを友人や親戚の分まで買い込んで、ご満悦なババの姿にホッと一息です。

 あ、買った梨ですが、梨汁ブッシャー!味は確かです♪

2015年8月21日 (金)

山行 隠すなら出るまで待とう芙蓉峰 雨ヶ岳その2

 端足峠から甲駿国境の尾根歩きです。しばらく平行移動をした後、今までの緩いルートから一変して雨ヶ岳の山頂に一気に向う急登となります。峠の標高が約1250mで雨ヶ岳が1772m。標高差500m余を稼ぐことになります。確かに朝霧高原から見上げる天子山塊はなかなかの高度感がありますから、いつかはこのような登りになろうとは思っていましたが。

Dsc03357 強烈な登りに Dsc03364 豊かなブナ林 Dsc03392 樹間に見えた本栖湖

 峠からしばらくはミズナラやカエデの樹林で、所々樹間から本栖湖を見下ろせました。樹相は標高が上がるにつれてブナ林に変わっていって、木々の根元は笹が密生するようになりました。涼しかった高原散策はどこへやら。たちまち暑さに襲われてバテバテ状態です。休憩を取っていると、でっかいアブやらハエハエの戦爆連合にたかられて煩いこと煩わしいこと。夏の低山ハイクではこれが困りものです。まあ山の中に突如お肉の塊がフェロモンプンプンさせて出現したんですから熱烈な歓迎ぶりも当然でしょうか。

Dsc03358 スジクワガタ Dsc03389 アカアシクワガタ

Dsc03394 フンコロガシことオオセンチコガネ

 豊かな広葉樹林は多くの生命を育みます。嫌いな虫たちもいれば好きな虫も登場してくれました。アカアシクワガタやスジクワガタといった高山系のクワガタや美しく輝くフンコロガシたちです。それにしても、今年は山歩きをしていてもメスのクワガタばかり出会います。虫にばかりモテても仕方ないですけどね。お嬢さん良い相手を見つけて子孫を残しなさいよ。

Dsc03370 雨ヶ岳山頂 Dsc03374 カンバに笹原とは高山の様

 1時間余りの急登に辟易してきた頃、突如樹林を出て気持ちの良い笹原になりました。山頂は目の前です。雲が多いものの切れ間から朝霧高原を見下ろすことができました。山頂付近は雲がかかっていましたが、時折とんでもなくきれいなスカイブルーが覗かせています。雨ヶ岳という山名だけあって、駿河湾から吹き入れてくる湿った空気が朝霧高原を通ってこの付近の山にぶつかるので、雲がかかりやすく雨が多いのでしょう。

Dsc03396 人毛樹か!

 雨ヶ岳(1772m)の山頂付近はダケカンバの樹林ですが、東側は開けた笹原になっています。晴れていれば真正面に富士山の大沢崩れが見えるはずなのですが、お互い雲がかかりっこしていて姿を望むことができません。せっかく富士山の展望台に登ってきたのに何とも残念なことです。

Dsc03384 キタキタ~♪ Dsc03378 お待ちしておりました。

 この時点で毛無山方面への縦走はあきらめていたので、このまま端足峠経由で朝霧高原に下山することになるのですが、それならば富士山の姿を見るまでしばらく山頂で粘ってみようと思いました。案の定、10分もしたら雲の上に黒々とした夏の装いをした富士山がお出ましになりましたよ♪そのうちそっちへ行くからなー!って、あの世ではありませんからね。

Dsc03414 道の駅から見上げた竜ヶ岳(左鞍部は端足峠)

★コースタイム:5時間10分

道の駅朝霧高原5:10→6:00貯水池→6:50端足峠→(休憩10分)→8:10雨ヶ岳8:30→9:20端足峠→9:50貯水池

→10:20道の駅朝霧高原

2015年8月19日 (水)

山行 秋虫鳴く朝霧高原の中一人 雨ヶ岳その1

 ひと月に2山を目標とする山笑。8月は天然児の夏休みの上にババの再入院などが重なったため、まだ1回も山行できていません。クソ暑い中1日天然児と過ごしているかみに山行の交渉をするほどスリリングなことはありません。ついつい「暑いし、面倒くせえからいいや」ってことになってしまいます。

 そんな中、お盆明けの家族旅行が中止になって、準備してきた私の慰労ということで山行が許可されました。堪へ難キヲ堪へ忍ビ難キヲ忍ビ、ツヒニ訪レタル山行也。当初、丸1日自由ということで大菩薩連嶺を縦走しようと計画していたところ、何故か前日になって「明日午後から友達とお茶してくるから」・・・Why?

Dsc03319 道の駅朝霧高原

 8月16日(日)、朝霧高原を朝駆けして富士山の西に位置する天子山塊、雨ヶ岳と毛無山を縦走するコースを歩くことにしました。第二東名新富士から富士宮市街を貫けて、爽やかな高原ロード138号を走っていきます。朝霧高原の明け方の気温は何と15度。窓を開けて走っていると寒くなってきました。起点となる道の駅朝霧高原に5時前に到着しましたが、駐車場は結構賑っています。ボーダーコリーを連れている人が多かったので、牧羊犬の大会でもあるのでしょうか。

Dsc03320 奥の鞍部が端足峠 Dsc03333 ワジ(涸れ川)?

 夜明け前の5時過ぎに道の駅をスタート。道路を渡って草原の中を延びる道を歩いていきます。草原の先には屏風のように天子山塊の山並みがそびえていましたが、どの頂にも雲がかかっていました。涼しい風の渡る草原にはセミの鳴き声はなく、早くも秋虫が鳴いています。天子山塊の最高峰毛無山は西に見えていますが、先ずは北に向かって甲駿国境の端足峠に向かいます。

Dsc03335 マツヨイグサ Dsc03325 コオニユリ Dsc03327 カワラナデシコ

Dsc03332 ツリガネニンジン Dsc03341 ボタンヅル Dsc03337 ハクサンフウロ?

 お盆休みの最終日。富士山山頂は今頃ご来光登山者で大賑いでしょうけど、朝霧高原は私一人。道沿いには色々な花が咲いていて、さながら植物園を貸し切り状態です♪でも、草原から山際の樹林に入ると薄暗く動物の気配満点で、登山口に立っていた「クマ出没注意」を思い出してビビリになってしまいました。幸いシカの群れでしたが。

Dsc03345 広大な貯水池 Dsc03348 古道を思わせる峠道

 やがて高原の北端に位置する貯水池を通過すると、植林の中を延びる緩やかな峠道になります。この道は東海自然歩道の一部になので、道標がしっかりと設置されていて安心です。やがて東海自然歩道を右手に分かれると、ルートは緩やかな九十九折になって端足峠(はしたとうげ、1265m)に到着します。竜ヶ岳と雨ヶ岳の鞍部に位置する峠は直進すれば本栖湖畔に下っていきます。ここから左手の雨ヶ岳方面に進みます。(つづく)

Dsc03350 端足峠 Dsc03352 こういう位置関係

2015年8月14日 (金)

ガマちゃんの行水

 ここ数日でちょっと雨がパラついたものの、7月からほとんど雨が降らなかった湘南界隈。昔ならば干ばつ、飢饉に見舞われたことでしょう。猫の額とはいえ、庭木の水遣りにかかる水道代も馬鹿になりません。

 さて、先日の夕方水遣りをしていると何とも愛らしい光景を目にすることができました。

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 猫の額に住み着いているヒキガエルが睡蓮鉢に浸って何とも気持ちが良さそうです。梅雨時の季語にも使われるカエルですからお湿りなしでは生きていかれません。暑い夏を乗り切って悪さをする虫をパクパクいっちゃって欲しいものです。

2015年8月12日 (水)

虫たち憩う台場クヌギ

 毎日グダグダユーチューバーの天然児。たまには自然に触れさせようと散歩がてら雑木林に虫探しにやってきました。雑木林に付き物なのがヤブ蚊ですが、そんなもの恐れていては虫探しなんてできません。おっさんは半袖短パンで先陣を切ります。

Dsc03272 雑木林のヌシ台場クヌギ

 雑木林の中で目を引いたのは1本の台場クヌギです。台場クヌギとは炭や椎茸の原木として幹が伐採されたため、残された根元ばかりがやたらと太いクヌギの木のことです。こうした台場からは樹液が豊富に染み出しているので、多くの昆虫たちがそれを目当てにやってきます。

Dsc03266 カブメス Dsc03264 カナブン Dsc03274 チョウ

 太い根元をくるりと一回りしてみると、幹や洞の中などいたるところから染み出た樹液にカブトムシ、クワガタ、カナブン、チョウ、毛虫やゲジゲジまでいろいろな虫たちが集まっていました。この1本の台場クヌギが実に多くの虫たちを養っているんですね。

Dsc03269 穴を覗くとコクワがいるようです。

 しばらく眺めているとブーーンと重厚感ある羽音がしてきました。おっとっと、オオスズメバチも樹液場の常連であることを忘れていました。こうなると長居は無用です。それにしても、昔は夏休みといえば毎日のように雑木林に分け入って虫捕りをしたものでしたが、最近では雑木林で虫捕りをする子供の姿を見かけなくなりました。寂しいものです。

2015年8月11日 (火)

白熱!カメレース

 スローな空気が支配するiZooの中にあって、興奮と熱気が渦巻く場がカメレースです。山あり池あり岩場に落とし穴まである全長5mほどの障害物コースを10匹のイシガメ、クサガメが出走(?)する単勝式レースで、見物者は1~10番のうちこれぞと思った馬券ならぬ亀券をもらって、見事当てた人には景品がもらえる仕組みです。

Dsc03097 名調子の司会兼実況お兄さん

 各亀出走ゲートに入るも、果たして気侭なカメが馬のようにゴール目指して進むのか疑問に思っていると、各亀一斉にスタートしました。いや、一斉にはスタートせずゲートから出てこないものやゲート前で右往左往する大混乱ぶり。やはりこりゃあもうダメかもわからんね。

 ちなみに我が家の4人は、長男1番(クサ)、天然児4番(イシ)、山笑5番(クサ)、かみ6番(イシ)の亀券を握りしめています。

Dsc03101 キターーー5番、いや、10番だ!

 その中でも第一の障害である丘を真っ先に越えたのは・・・おお、5番だ!いや、10番がもの凄い勢いで突進しています。その勢いは独走を予感させます。それにしても不思議ななのは、1匹2匹と丘を越えるとゲート前で混乱していたカメたちは次々と後を追っていくんですよね。カメって意外と熱い血が流れる動物なのかもしれませんね。

Dsc03103 1、5、6と入水。左隅の4番に注目

 第二の難関は池です。これは大きな番狂わせになりましたよ。折からの猛暑のせいかカメたちは我先に池に飛び込んで気持ちよさそうです。独走かと思われた10番、かみの6番、長男1番が入水し、それを横目に私の5番が池をスルーしトップに♪

Dsc03104 7番、鬼(亀)神の如き突進 Dsc03107 1番も追従

 と思いきや、5番も突如180度ターンをしてドボン。我が家のカメたちは壊滅状態に・・・いや、序盤は振るわなかった天然児の4番が池をスルーして躍り出ました。と思っているうちに、池から這い上がった7番がもの凄い勢いでラストスパートしてトップに躍り出ました。その後から1番も続きます。上れ~上るんだ5番!

Dsc03105 結局マイペースな天然亀が勝利を

 勝負の行方は最後までわかりません。最後の岩場から落とし穴地帯に入ると7番コースを見失って逸れていきました。1番はそれを追随していきます。な、なんと!ゴールに飛び込んだのは4番。天然児が応援する・・・もとい、訳も分からず亀券を握らされていた4番がカメらしいマイペース振りを終始通して勝利しました。景品のカメ消しゴムは天然児の手に。

 あれ?確かアンディ時代のときも勝ってカメのぬいぐるをもらったのは天然児だったような・・・お兄さん、勝負師やねぇ~

2015年8月 9日 (日)

iZooはいずこだ!?

 ライオンいません。キリンもいません。ヘビヘビワニワニカメカメカメカメ~爬虫類に触れるよ。iZoo(イズー)は何処だ?イズー、イズー♪こんな歌が流れるCMをTVで見たことありませんか?leobeer

 かつて伊豆アンディランドという亀族館が早咲きの桜で有名な伊豆の河津にありましたが、ゾウガメを始め亀ばかりの動物園は、B級スポットひしめく伊豆にあるということもあって、モヤモヤ感たっぷりの施設でした。数年前にリクガメのクロちゃんが我が家にやってきてカメブームだった我が家は、アンディランドを訪れて120%の満足感で楽しみました。

Dsc03121 クロちゃんも大きくなりました(笑) Dsc03117 蜘蛛の糸のような・・・

 時は流れ・・・あのアンディランドが今度は爬虫類ばかりの体感型動物園「iZoo(イズー)」にリニューアルしたということで、南伊豆を訪れた際はぜひリピートしたいという家族の要望を受けて、久し振りに訪れることにしました。

Dsc03040 基本、動きません。

 基本的にはリニューアル以前と変わらず館内展示がメインで、展示方法や順路も特に変わっていないような気がしました。薄暗い通路にはウッドチップが敷き詰められていて、密林のような臨場感はありましたか。でも、展示動物はひたすらカメばかりだったのが、ヘビとトカゲがメインになっていました。爬虫類ですからそれほど動き回るわけじゃないので、展示スペースをそれほど改修する必要ではないでしょう。

Dsc03048 毒あります。 Dsc03049

Dsc03094 毒ないけどパワーあります。

Dsc03036 神秘的な美しさ

 トカゲもヘビも珍しい種が展示されていたのですが、特に興味を惹いたのはヘビですね。ニシキヘビやアナコンダでかっ!(ウ○チも大型哺乳類並みにでかっ!)コブラが赤かったり白かったり、三角頭のクサリヘビはいかにも猛毒ありそうです。それでいてボールみたいにとぐろを巻いている姿はどこか愛らしかったりします。ヘビを見て興奮するのは、昔から神の使いとして崇められる一方で、独特の外見や有毒が忌み嫌われてきた近寄りがたい動物であって、それを間近で見れるからなんでしょうね。

Dsc03081 ちょうだい、ちょうだい Dsc03083 帰っちゃうの~

Dsc03085 ば、バカぁ、俺じゃねえ!

 体感型動物園をうたっている以上、動物たちとの触れ合いが期待されますが、リクガメやヘビ、トカゲを抱かせてくれるコーナーがあって、子供たちは大興奮。ゴキブリだって露出展示されていて触ることができます(汗)また、順路上に突然大きなリクガメが出迎えてくれることがあります。館内が薄暗いので気づかない人も(笑)アンディランド以来の十八番、リクカメたちが以前と変わらぬ優しい表情で来館者を迎えてくれたのは嬉しかったですね。

Dsc03056 ジェラシックパークのテーマが頭を回ります。 Dsc03123

Dsc03126 いやぁ、最近太ったかしら?
 屋外展示のゾウガメ広場とカメレースは相変わらず健在です。以前訪れた時はゾウガメに乗って記念撮影をした子供たちも今では重量オーバーです。子供の成長は早いなぁ~(身体的だけなのはご愛嬌ですが)

Dsc03141 ジャングルフードをいただきます。

 さて、一巡して喉も乾きましたので食堂でかき氷をいただきます。せっかくなのでワニの唐揚げもいただきます。ラーメン好きな長男はワニのラーメンまで食べていました。飼育されているワニは食用?「夜はバイキングなんだから腹空かせておけよ」と貧乏性の私はちょっとイライラです。一息ついて窓の外を眺めていると・・・

Dsc03138 あらら~!!

 スローな空気の中、見せ場は盛り沢山のiZoo。伊豆に行った際は立ち寄ってみてください。見て!触れて!驚く!こと間違いなし。

2015年8月 6日 (木)

南伊豆の特攻基地を発見

 7月最後の週に南伊豆に海水浴にやってきました。海水浴の話は置いといて、朝寝坊の家族は旅行に来ても同じ。旅先の朝はひとりで釣りをしたり散歩をしたりして楽しんでいます。今回も青野川の河口でルアーを投げて遊びました。釣果は全くありませんでしたけど、釣り場の近くの岩場で興味深いものを発見しました。

Dsc03195 静かな入江に面した洞窟

 入江に面した岩壁に人為的に掘られたとみられる洞窟が並んでいるではありませんか。これを見たときにピンときましたね。間違いなく太平洋戦争末期の特攻兵器「震洋」の基地です。「震洋」とは全長5メートルほどの小型ボートに250kgの爆薬を搭載して敵艦船に体当たりをする特攻兵器で、航空機よりも簡易に製造ができるうえ、操縦も容易であったことから、本土決戦時の決戦兵器として期待されました。

Dsc03190 満潮時には海水が入りそうです。

 フィリピンや台湾、沖縄などに配備されて上陸してきた米軍を迎撃しましたが、輸送途上での損害が大きく、不慣れな運用で期待ほどの戦果は挙げられませんでした。いざ本土決戦が叫ばれると、九州各地や薩南諸島、四国、房総、三浦、伊豆などに基地が構築されて多くの震洋部隊が編成されました。

Dsc03194 奥行があって数隻は格納できそう

 南伊豆にも震洋部隊が配備された記録があるようですが、確かにこの入り組んだ入江は外洋や空からも目に付かず、震洋の基地にはうってつけですね。ただ、残念だったのは、ゴミや漂流物が入口や洞内に大量に溜まっていて、洞窟の中はとっても臭いので間近で見学できるようなものではありません。削岩機で開けたような穴や錆びた金具などが残っていて面白いのですが。

 70年前の戦争を後世に伝える貴重な遺構を見ることができました。

2015年8月 3日 (月)

山行 夜中こっそり家を抜け出して・・・ 塔ノ岳

 連日猛暑日が続いておりますが、何かとグダグダやって凌いでおります。平日はお昼休みの散歩も中止。汗だくになって午後から仕事ってのも辛いですからね。冷房の効いた職場に引きこもり状態です。休日我が家に居ると、せめて午前中はクーラーに頼らない自然体で過ごそうと頑張っておりますが、最近の暑さはそうもいきませんね。アイスやら飲み物やら冷たいものを朝からガブガブいっているのでお腹も水ぶくれ状態です。たまには身体を動かそうと、夜が明ける前の涼しい時間帯に大倉尾根を歩いてきました。

Dsc02952 夜明け前の風の大橋  Dsc02954 今夜は寝苦しい夜だわ。山笑さん

 7月26日(日)東の空が白んできた4時半に大倉戸川公園を出発です。皆同じようなことを考えているようで、ビジターセンター前には数名のハイカーの姿がありました。夜間の登山は富士山くらいかと思っていましたが、夏場は丹沢にも結構いるようです。

Dsc02968 堀山付近で Dsc03028 キツネノカミソリ

 まだ薄暗い登山道はヒグラシの大合唱。快調に歩いていくと驚いたヒグラシが四方八方から飛んできて、中には顔に当たってくる慌てものも。大倉尾根の中間点、堀山辺りまでは先行者がポツポツ歩いていました。その先を歩く人はいないのか、シカやリスの姿を見ることができました。

Dsc02977 このまま1日寝ていたい・・・ Dsc02973 県花ヤマユリ

Dsc02981 ホオジロのさえずり

 花立下、登山道の両側にあるベンチは大倉尾根を歩くときは必ず小休止をとる場所です。涼しくて気持ちが良いのでベンチに仰向けになって空を見上げました。野鳥の鳴き声が聞こえるだけの静かな朝です。

Dsc02979 花立の階段 Dsc03023 ウツボグサ Dsc02991 ホタルブクロ
 ちょっと前までは辛く感じた花立の急階段も今ではホイホイと登れるようになりました。振り返ると湘南の海岸線が見える場所ですが、下界は気温が上昇し始めているらしくぼんやりとしか見えませんでした。

Dsc02992 山の空気は澄んでいる。 Dsc02994 シモツケソウ

 花立では展望が開けて富士山や丹沢の山々がよく望めました。ここんところ、通勤電車からの車窓からはいつもガスって見えなかった丹沢ですが、山の上はこんなに空気が澄んでいたんですね。来てよかったなぁ。

Dsc03015 ソンちゃんとブッちゃーおはよう! 

Dsc03007 主稜縦走路(右から不動ノ峰、蛭ヶ岳、臼ヶ岳、檜洞丸)

Dsc03009 檜洞の後方に白峰三山
 大倉から2時間余で塔ノ岳の山頂に到着しました。山頂には肩を並べて富士山を眺めるカップルと富士山を遥拝する白装束の行者さんの3人。なんだこの対照的な組み合わせは。丹沢主稜線の先には南アルプスが見えていましたが、中でも先日縦走してきた白峰三山を見れたことが嬉しかったですね。

2015年8月 2日 (日)

夏の夜の珍客

 我が家の小さな門灯には、この時期光を求めてガや羽アリなどの小さな羽虫が集まってきますが、それを狙ってカエルやヤモリ、クモなど様々な小動物が姿を見せます。先日は珍しい大型昆虫が姿を見せてくれました。

Dsc03254 七不思議

 木の枝のような姿のナナフシは言わずと知れた擬態のプロなので、樹林や草むらにいた場合発見することはかなり困難で、なかなかお目にかかれる機会がありませんが、向こうからわざわざ人目のつく場所に登場してくれたんですからありがたいことです。ナナフシは草食昆虫なので、たまたま通りかかっただけなのでしょう。しばらくしたら姿を消していました。

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