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2015年8月 6日 (木)

南伊豆の特攻基地を発見

 7月最後の週に南伊豆に海水浴にやってきました。海水浴の話は置いといて、朝寝坊の家族は旅行に来ても同じ。旅先の朝はひとりで釣りをしたり散歩をしたりして楽しんでいます。今回も青野川の河口でルアーを投げて遊びました。釣果は全くありませんでしたけど、釣り場の近くの岩場で興味深いものを発見しました。

Dsc03195 静かな入江に面した洞窟

 入江に面した岩壁に人為的に掘られたとみられる洞窟が並んでいるではありませんか。これを見たときにピンときましたね。間違いなく太平洋戦争末期の特攻兵器「震洋」の基地です。「震洋」とは全長5メートルほどの小型ボートに250kgの爆薬を搭載して敵艦船に体当たりをする特攻兵器で、航空機よりも簡易に製造ができるうえ、操縦も容易であったことから、本土決戦時の決戦兵器として期待されました。

Dsc03190 満潮時には海水が入りそうです。

 フィリピンや台湾、沖縄などに配備されて上陸してきた米軍を迎撃しましたが、輸送途上での損害が大きく、不慣れな運用で期待ほどの戦果は挙げられませんでした。いざ本土決戦が叫ばれると、九州各地や薩南諸島、四国、房総、三浦、伊豆などに基地が構築されて多くの震洋部隊が編成されました。

Dsc03194 奥行があって数隻は格納できそう

 南伊豆にも震洋部隊が配備された記録があるようですが、確かにこの入り組んだ入江は外洋や空からも目に付かず、震洋の基地にはうってつけですね。ただ、残念だったのは、ゴミや漂流物が入口や洞内に大量に溜まっていて、洞窟の中はとっても臭いので間近で見学できるようなものではありません。削岩機で開けたような穴や錆びた金具などが残っていて面白いのですが。

 70年前の戦争を後世に伝える貴重な遺構を見ることができました。

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