« 山行 秋花に重なる女性像 道志・今倉山その1 | トップページ | 祝 初冠雪の芙蓉峰 »

2015年10月15日 (木)

山行 赤岩で思う存分山座同定 道志・今倉山その2

 今倉山西峰から露岩の展望地を経て、更に下っていくと、ブナの大木が鬱蒼と生える広い鞍部に到達しました。周囲は何かザワついていて、野生動物の気配がムンムンしています。シカでもクマでもドンとござれだ。この鞍部は西ヶ原という場所ですが、道標が置かれていて三叉路の分岐点です。行く先は「赤岩・二十六夜山」・・・あ、やはり赤岩はまだ先だったんだ。また、左手、沢沿いに進めば、道坂峠方面へ下山することができます。帰りはこっちだな。

Dsc04512 わ~お♪

 三叉路から明るいブナ林の中を15分ほど登り返したところが赤岩(1450m)でした。岩が露出した小ピークは遮るものがなく、正しく360度の大展望です。強いて言えば、東に踏んできた今倉山のピークが近いので、丹沢の大室山を隠しているくらいです。おなじみ丹沢の塔ノ岳も360度の展望の山なのですが、山頂部が広いので、全方位を見渡すのに場所を変えなければなりません。赤岩の場合はその場でぐるり360度です。素晴らしい♪思う存分山座同定を楽しみましたが、この喜びを写真ですが皆さんにご紹介します。

Dsc04521 三ツ峠ほか御坂の山並み

 真っ先に視界に飛び込んでくるのが、やはり南西に位置する富士山でしょう。左手に御正体山、右手に鹿留山(杓子山)を従えた姿は王将の風格。さしずめ御正体が金将、鹿留は銀将といった布陣です。そこから時計回りに視点を移していくと、桂川を挟んで西側に対座するのは御坂山地の山々です。中でも頭に電波塔を頂いた三ツ峠は長い尾根を引いて立派なものです。

Dsc04523 南アルプス南部の3千m峰

Dsc04526 南アルプス北部の3千m峰

 三ツ峠の後方には、日本の屋根・南アルプスの3千m峰が並んでいます。北から甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、悪沢岳、赤石岳、聖岳、上河内岳、笊ヶ岳、大無間山まで主峰は全て望めました。

Dsc04503 遠く八ヶ岳や茅ヶ岳も

Dsc04524 大菩薩連嶺はほぼ全山OKよ

 北西方向は、甲斐国・郡内地方(大月、都留周辺)と府内(甲府盆地)を隔てる笹子峠周辺の山々と更に大菩薩連嶺の山並みです。その後方には遠く八ヶ岳連峰や奥秩父の金峰山、ニセ八(八ヶ岳)こと茅ヶ岳などの山々が望めました。冬場の晴天時には、ニセ八の更に後方に北アルプスの穂高連峰が出現するとか。

Dsc04536 苦しくなってきましたが雲取は何とか

 北は奥秩父から奥多摩の山々が並んでいます。こちらは雲が広がっていてイマイチでしたが、雲取山と飛龍山は何とか確認できました。北東方向には奥多摩三山と浅間嶺から生藤山、陣馬山、景信山、小仏峠、高尾山に連なる山並みです。

Dsc04518 今倉山の左手は道志、更に高尾山方面

Dsc04527 西丹沢方面

 東に大きい今倉山から南に向かって、おなじみ丹沢山地の山並みです。丹沢の中でも西丹沢檜洞丸や畦ヶ丸、西丹沢から南へ甲相国境尾根が連なります。その後方には箱根の山々、更にガスって苦しいところですが、伊豆の山と愛鷹連峰が何とか・・・といったところで、富士山に戻って一回りです。

 道坂峠から往復3時間足らずの歩程としては物足りないものでしたが、秋の花々と赤岩の展望は、高嶺を踏んだような大満足感を得られるものでした。以下に赤岩から見えた(であろう)日本百名山、二百名山の山々を紹介しておきます。

日本百名山17座:富士山、聖岳、赤石岳、悪沢岳、塩見岳、間ノ岳、北岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、蓼科山、金峰山、大菩薩嶺、雲取山、丹沢山、天城山

二百名山10座:御正体山、大無間山、毛無山、上河内岳、笊ヶ岳、農鳥岳、三ツ峠、茅ヶ岳、大岳山、愛鷹山

★コースタイム:2時間30分

道坂峠7:30→8:15今倉山→8:55赤岩9:10→10:00道坂峠

« 山行 秋花に重なる女性像 道志・今倉山その1 | トップページ | 祝 初冠雪の芙蓉峰 »

登山、ハイキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1468968/62051436

この記事へのトラックバック一覧です: 山行 赤岩で思う存分山座同定 道志・今倉山その2:

« 山行 秋花に重なる女性像 道志・今倉山その1 | トップページ | 祝 初冠雪の芙蓉峰 »