« 田舎のお寺は歴史の宝石箱やー! | トップページ | お彼岸恒例 タマシイヒルズ参り »

2015年10月 5日 (月)

山行 秋草と虫、そして神も降臨 塔ノ岳

 夏は猛暑に負け、秋口は長雨に妨げられて、ここ数ヶ月間、昼休みは散歩もせずネットサーファー、休日は山にも足が向かなかったので、気がつけば体力は落ちるはお腹周りも危険信号です。晴天も続き、風も心地よく、山歩きにはベストシーズンになりましたので、そろそろ取り戻していきたいと思います。さて、何処へ行くか迷う前に、何はともあれ体力作りには大倉尾根がもってこいです。

Dsc04301 大倉風の大橋

 台風並みに発達した爆弾低気圧の一過。晴天の予報に反して、麓から見上げる丹沢表尾根の山並みは雲に隠されていました。下界から見上げても山上の天気は分かりません。平地が晴れていても山上では雨が降ることもありますし、逆に下が雨でも上では雲海が広がることもあります。そんな天候の読みも山行の楽しさのひとつではないでしょうか。

Dsc04306 「ヤツ」が出そうだな

 大倉尾根の下部は、両側から草が迫り出してジメジメとしている場所があります。おまけにこの蒸し暑さです。「ヤツ」にとってはおあつらえ向きの条件じゃあありませんか。序盤戦で遭遇するかと思いましたが、期待に反して中盤の一本松のベンチでようやくお出ましです。

ヒ「誰だ!そこにいるのは」

山「よっ。今日はいやに蒸すじゃねえか。こんな日にゃあお前が現れると思ったぜ」

ヒ「や、山笑の旦那!た、頼む。見逃してくれよ」

山「残念だがそいつぁできねえ相談だ。ここでお前を見逃せば多くの人が迷惑する。大人しく往生せいや。楽に行かせてやるからよ」

Dsc04320 哀れヤマビルは死出の旅路につきました。合掌

Dsc04415 道を遮る倒木
 前夜の大風と雨で登山道は荒れ模様。泥濘はそれほどではありませんでしたが、落ち葉が多くて滑りやすく、所々倒木や垂れ下がった枝が通行の妨げになっていました。嵐のあとの山行は、生木の匂いが漂っていて実に気持ちの良いものです。足元を注視しながら歩いていくと・・・

Dsc04311 あれ?何か動いているぞ。

Dsc04314 いくつになってもこの黒光りは魅力的

 クワガタだ。小さいけど立派な大顎を持ったコクワガタです。前夜の大風で木から落ちてしまったのでしょう。これから多くのハイカーが押し寄せるであろう登山道の真ん中。こんなところを歩いていては潰されてしまいます。秋も深まりつつありますが、無事越冬して来年も元気な姿を見せて欲しいものです。

Dsc04338 ガスってきました。

 花立あたりまで上がってくると、ときどきガスって辺り一面真っ白になります。人も少なく神隠しにあいそうな雰囲気です。え?どこの神が好き好んでこんなオヤジを隠すかって?それを言っちゃあ、あなた。雲がかかる稜線には秋の花々が出迎えてくれましたよ。ホトトギスやリンドウなど個性派ぞろいですが、中でも鎌首もたげたフジアザミはキングギドラのように迫力満点です。

Dsc04340 ホトトギス

Dsc04341 タイアザミ

Dsc04352 リュウノウギク

Dsc04357 リンドウ

Dsc04347 フジアザミ

 山頂近くなると、雲間から薄日が差し込んできます。しめしめ、思ったとおり山頂は雲の上かな。ワクワクしながら歩いていくと。突如行く手に眩い後光が射し、神が姿が現れました!すわっ、天孫降臨か。大日如来か。思わず手を合わせました。まさかヤマビル殺害のお仕置きでは(恐)ほーれ、お仕置きだべぇ~~~ははぁーーー

Dsc04401 Oh!My God!

 天候モヤモヤなるも、秋の草花や小動物との出会い。遂には神仏の降臨(ブロッケン現象)までと、盛り沢山の山行になりました。いや~山って本当に素晴らしいですね。それではまたお会いしましょう。

« 田舎のお寺は歴史の宝石箱やー! | トップページ | お彼岸恒例 タマシイヒルズ参り »

登山、ハイキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1468968/61918123

この記事へのトラックバック一覧です: 山行 秋草と虫、そして神も降臨 塔ノ岳:

« 田舎のお寺は歴史の宝石箱やー! | トップページ | お彼岸恒例 タマシイヒルズ参り »