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2015年11月10日 (火)

矢倉沢ざる菊まつり

 前回に引き続いて菊の花の話題です。最近は農家の庭先や離農で余剰となった休耕田や畑にざる菊を植えて、一般に公開している場所が秋のホットスポットになっています。ざる菊とは、1株に数百の花が付く小菊を半球状に成育し、それがざるを伏せたように見えることから、そのように呼ばれているそうです。

Dsc04751 矢倉岳の山麓

 南足柄市の奥座敷。金時山や矢倉岳といった足柄の山に抱かれた矢倉沢集落も、地元の方々の努力によってざる菊の名所のひとつになっています。今年も10月末から11月にかけての1週間、「矢倉沢ざる菊まつり」が開催されました。今年で7回目を数える矢倉沢のざる菊まつりですが、ここ数年は矢倉沢集落全体を会場として、4千株のざる菊、コスモス、赤そば、リンドウなどの花々と色づく山の紅葉を巡る「里山さんぽ」というテーマになっています。

Img_0249 山の紅葉も進んでいますが、この色彩の前には・・・

 11月7日(土)、たまたま足柄峠下の地蔵堂にうどんを食べに行こうということで、矢倉沢を通りかかったところ、このイベントに出くわして、急遽目的を変更した次第です。矢倉沢公民館前のメイン会場には、地場産の農作物や足柄茶、うどんなどの模擬店が並んで多くの人で賑わっていました。いつもは車から出てこない天然児も賑わいに釣られて会場に突入です。

Dsc04756 菊には興味なしの天然くん

 でも、ざる菊には全く興味がない天然児。幸いにして、子供太鼓の公演が始まって、会場は大いに盛り上がってきました。子供太鼓かと思いきや、華やかな装束の人たちが踊りを始めました。これは岩手県三陸地方の岩泉に江戸時代天保年間から伝わる「中野七頭舞」というお神楽で、この地区の有志が現地で神楽の伝授を受けてお披露目されているそうです。

Dsc04781 中野七頭舞の披露

 七頭舞の由来ですが、「先打」、「谷地払」、「薙刀」、「太刀」、「杵」、「小鳥」、「ササラ」の七つ道具を持って踊ることからとも、七種の舞踊を踊ることからなど諸説があるようです。五穀豊穣、大漁祈願、家内安全、無病息災など人々の祈願を込めた神楽が秋の里山に渡っていきました。

Dsc04789 天然児も乱入寸前(汗)

 今年のイベント期間は終了となりましたが、ざる菊の見頃はまだ続いていますし、周囲の山々の紅葉はこれからです。矢倉岳へのハイキングと兼ねてもいいですね。お出かけになってみてはいかがでしょうか。

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