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2016年2月27日 (土)

山行 表尾根一の急登に挑戦 丹沢マルガヤ尾根

 2月21日(日)、天気も良く暖かかったので、朝から表丹沢を歩くことにしました。元日の塔ノ岳以来、ほぼ2ヶ月ぶりの山行です。そうはいっても、のんびりと丸1日山を歩いていられる身分ではないので、手身近に取り付いてお昼には下山しなければなりません。大山、鍋割、塔、はたまた金時・・・ん~どれにしようかな?

 やって来たのは表丹沢県民の森です。大倉周辺の駐車場は全て有料になってしまいましたので、無料で駐車できるこの場所はありがたいです。とりあえず鍋割山に向かって、鍋割山陵を塔ノ岳まで歩いてみようと思いました。7時前に到着しましたが、ちょうど駐車スペースは満車になっていました。でも、安心してください。林道の路肩が空いてますよ!

Dsc05428 捻挫しながらも撮影していた最後の姿(H28.1.1)

Dsc05619 跡形もなくなっていました。

 7時に林道のゲートをスタート。二俣に向かって歩いていくと・・・あれ?四十八瀬川の対岸に重機が見えています。また林道でも造るんでしょうか。でも、よくよく見てみると、あるはずのものがない。あー!長らく廃墟として放置されていた旧山岳訓練所の建物が解体されていました。廃墟であって廃墟感がなく、山に抱かれた建物はどこか懐かしい雰囲気だったので、もう見れないのは残念です。

 さて、二俣を通過して西山林道をつめていきます。前日土曜日が雨だったので、山行を日曜日に振り替えた人もいるのでしょう。鍋割山方面にはポツポツとハイカーが歩いています。人が多い山が苦手な山笑。段々とテンションが下がってきました。高校生の長男がまだ赤ちゃんだった頃、八ヶ岳山麓のケーキが美味しいと口コミで評判だったお店に行ったとき、そこの奥さんが子連れと見るなり、「うちは静かな雰囲気を売りにしている店なんです。」と一言。それ以来、静かな雰囲気を好む山笑に・・・というのは嘘ですけど。もののついでに15年前の恨み節です。

 本沢の木橋を渡って、ふと右手の斜面を見ると気になるテーピングを発見しました。そういえば、鍋割山南稜と小丸尾根の間にマルガヤ尾根というマイナールートがあるとネットで見たことがあるぞぞぞ。持参している昭文社「山と高原地図」には勿論記されていません。久しぶりに冒険してみっかー!表尾根だしな。

Dsc05622 最初は植林の急斜面

 植林帯の急登にポツリポツリと付けられたテーピングを追って、急斜面を登っていきますが、踏み跡は割と明瞭です。マイナールートにありがちな尾根筋を直登するルートなどで、傾斜は結構なものです。最初の取り付きがいきなり急斜面なので、なかなか奥へと進まず、いつまでたっても西山林道を見下ろせます。斜面を登るオッサンは晒し者です。「どうかこっちを見ないでくれ」眼下を歩くハイカーたちに念を送りました。

Dsc05624 928mピーク付近

Dsc05625 不思議な実(ツチグリ)

 やがて尾根筋に乗っかると、樹相も自然林に変わって明るくなりました。マイナールートだけあって歩くのは自分独り。冬枯れで花も咲かない季節ですが、お日様を背に受けて暑いくらいの登山になりました。しばらく行くと尾根がなだらかになって、小ピークに到達しました。後で調べると、928mピークと呼ばれる場所でした。それにしてもシカの糞がやたらと多いな。人が少ない分動物たちには居心地が良かろうて。なんて思っていると、目の前の木の根が「ピー!」と叫んで走り去りました。「き、木の根が!」と驚く山笑の一方で、驚いて逃げたのはシカの群れ。いやぁ、お互いに油断したものです。

Dsc05626 表尾根では貴重な立派なブナ大樹

Dsc05634 山雀(ヤマガラ)

 木立の先では野鳥たちがさえずり、両側の谷間から時折白いガスが立ち込めてきます。何か良い雰囲気だぞ。これは・・・

Dsc05629_2 キタァ~!ご来迎だ。
 928mピークから鞍部を渡ると、これまたとんでもない急登となります。ガレ場もあって、両側が沢へと切れ落ちて少しスリル感があります。左手には鍋割山南陵が並行していますが、向こうは多くの人が山頂を目指していることでしょう。私、マルガヤ尾根を貸し切ってます。何て勝手なセレブ感に浸りーの。

Dsc05636 わお!なんと気持ちの良い♪

 急登の上部はアセビの密生していて、それを抜けると樹木が疎らな明るい尾根上に出ました。振り返ると眼下の展望も開けて、箱根連山がよく見えていました。左手先には鍋割山の山頂が間近に見えています。よく見ると、樹林の中に鍋割山荘の屋根が見えていました。こんな日は鍋焼きうどん大盛況でしょうね。

Dsc05637 箱根方面が見えました。

Dsc05639 目の前には鍋割山頂

 それにしても通勤電車の中から見上げた丹沢は雪山の様相だったのが、前日の大雨ですっかり溶けてしまったようです。まさか、富士山の雪まで?

Dsc05643 安心してください。被ってますよ。

 だよねー。

Dsc05650 鍋割山稜

 それからしばらく明るい斜面を登っていくと、上の方から人の会話が聞こえてきました。どうやら鍋割山稜に到達したようです。

Dsc05648 小丸で折り返しとなりました。

Dsc05647 蛭ヶ岳も雪はなし

 結局、鍋割山も塔ノ岳も踏まず、鍋割山稜から小丸尾根を下山しました。前述の山岳訓練所の裏手から鍋割山稜に延びる小丸尾根は、かつては訓練所尾根と呼ばれていたそうです。解体された旧山岳訓練所の弔い歩きです。

コースタイム:3時間30分

表丹沢県民の森7:05→7:20二俣→7:35本沢→(マルガヤ尾根)→9:10小丸→(小丸尾根)→10:20二俣→10:35県民の森

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