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2016年5月24日 (火)

101回目の満願成就 

 脳溢血で倒れたババの回復を祈念して、上野公園にある医薬祖神・五條天神社にお百度参りを続けてきましたが、5月23日に100日目を達成しました。思えば季節の移ろいを感じながらの祈りの半年でした。木枯らし吹くせわしない12月。空気張りつめた朝を歩いた1月。梅を見ながら春を待ち焦がれた2月。春を告げる嵐に濡れた3月。満開の桜を見上げた4月。そして、都心は今年初の猛暑日。照りつける太陽の下、境内を後にすると熱いものがこみ上げてきました。(本当に暑かったんですけどね)

Img_2226 真夏日の昼下がりでした。

 札所巡りやお百度参りなどを達成したとき、「満願」とか「結願」とかいいますけど、私の願い、「ババが不随になった体の機能を取り戻して自宅生活を復帰する」という願いは、果たして叶ったのでしょうか?いやいや、少なくとも今日この時点では、願いは何も叶っていません。神様の存在を信じる。神様に願いをかけるということは迷信なのでしょうか。それとも、お賽銭いれなかったからかなぁ・・・

 お百度参りを始めた昨年12月。私はババの病気について実感がなく、有名なリハビリ病院に転院してリハビリを開始したことで、プロのスタッフに任せておけば自動的に体の機能が回復するものと軽い気持ちでいました。お百度参りも最初は軽いノリでスタートし、天候が悪かったり仕事が忙しい日はスルーするつもりでいました。実際は病院のリハビリ治療でババは回復するだろうし、元気になって退院する頃にはお百度参りも満願成就で、「神様、お陰さまでありがとうございました」という、自己満足を得るためのストーリーを描いていました。

 がしかし、脳の病に冒された高齢者は素人が思うように回復せず、認知症や感染症も発症してリハビリ計画はその都度下方修正。高度な医療技術をもってしても叶わない病への絶望感、焦りが募る中で、いつしかお百度参りに向き合う私の姿勢も変化していきました。雨であろうと、雪であろうと、寒かろうと、暑かろうと・・・休日で上京しない日以外は通い詰めました。そこにはヘタリ込みそうになる気力を、お百度参りを続けることで必死に保つ自分の姿がありました。

 100日目を達成したところで、思い描いた満願成就は訪れませんでしたが、神様にしても何にしても、信心をもっているとこは心の支えになるということを実感しました。宗教に対して思い入れはありませんが、「信じるものは救われる」という言葉は的を得ていると思いました。

Img_2232 これからもよろしゅうに

 今日、昨日同様に夏日の昼下がりに101回目の参拝をしました。いつだったか、仕事が忙しくて昼休みに抜けられず、夕方参拝したときは本殿の扉が閉じられていた時がありました。その1回をカウントするか否か、モヤモヤ感は払拭できずに本日101回目が満願成就保険日でした。この先は軽い気持ちでお参りを続けたいと思っています。「僕は死にまじぇん!ババを見守っていきたいから」

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