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2016年5月10日 (火)

山行 息子の背中を見て歩く 御岳山・大岳山その2

 修復工事中の御岳山神社本店を参拝して道中の安全を祈願します。2頭の立派な狛犬が本殿の脇を固めていますが、御岳山神社には「大口真神」という犬の神様「お犬様」が祀られていて、江戸時代から魔除けの神様として信仰を受けてきました。そのいわれは、かつて日本武尊が東征の折に、この地域の邪神を退治しましたが、その際深く立ち込めた霧に進むべき道を見失いました。そこへ現れた白黒2頭の狼が日本武尊を導いたということです。現在では、愛犬家たちが飼犬の健康を祈願するため、飼犬同伴で参拝する姿も多く見受けられます。

Dsc06211 御岳山神社は修復作業中

Dsc06214 剛力無双の畠山重忠が迎えてくれます。

 さて、御岳山から大岳山に向かいます。5月1日は陽気が良かったので、多くの人が大岳山方面に歩いていきます。奥の院やロックガーデンなどオプショナルルートには目もくれず進みます。しばらくは平行移動の穏やかな道で、ミツバツツジやヤマブキ、道端にはスミレの花が咲き乱れています。この辺りは日当たりが良くとても多くの花が咲くので、歩いていて楽しい区間ですが、これまた目もくれず歩く一行です。おいおい・・・

Dsc06216 ミツバツツジがまだ咲いていました。

Dsc06217 ヤマブキ

Dsc06220 タチツボスミレ

Dsc06222 ツルキンバイ
 やがて沢沿いの樹林に入って、九十九折の登山らしい道になってきました。この辺りで子供たちは音を上げるかと思いきや、意外と苦もなく先へ進んで、いつの間にか子供たちが先導でおじさん連中はそれを追うのに必死になっていました。まだまだ序盤戦。先は長いんだからそんなに飛ばすなよ!

Dsc06227 大岳山荘付近

 芥場峠の先は山を巻くように標高を上げていきますが、大岳山荘までの区間は左側が切れ落ちている箇所もあって、なかなか本格的になってきました。こんな場所も子供たちはアスレチック感覚でホイホイ進んでいきます。先行者がいてなかなか前に進めないのですが、その後ろにピッタリ着いて行くので、「間隔を開けないと先行者の落石を受けるかも知れない」、「先行者にプレッシャーを与えてはいけない」とたしなめました。山登りはちょっとした社会勉強にもなりますね。

Dsc06232 大岳山神社のカワイイ狛犬
 大岳山荘前でで一服。更に大岳山神社を参拝して山頂を目指します。大岳山神社のデフォルメされた狛犬は、何とも言えない可愛さがあって、私の「BEST of KOMAINU」なんですが、イマイチ感動もなく一行は山頂を目指していきます。おいおいおい・・・

Dsc06235 大岳山頂から御前山、三頭山を望む

 日ノ出町や青梅市内から遠望すると、大岳山はドラクエに登場するスライムのような姿をしていますが、山頂に向かうスライムの頭?の部分はさすがに急登で、一部岩を攀じ登る箇所もあります。しかし、すぐに開けた大岳山(1267m)に到達しました。南から西が大きく開けて、丹沢の山並みや奥多摩三山の他の二山である御前山と三頭山が見えていました。気温が高くなったせいか春霞となって、富士山は見えませんでした。山頂で少し早いお昼休憩としました。何故か円座にはならず、若い衆二人とオッサン三人は離れておにぎりを食べました。

Dsc06239 鋸山への平行移動

 さて、大岳山から先ですが、再び山頂から急勾配を下った後は、平地を歩くような尾根の平行移動となります。鼻歌も溢れるような快適なルート。子供らのペースは更に増すばかりで、いつしか姿が見えなくなってしまいました。それでいて、御前山と鋸尾根の分岐点では大人しく待っているんですから可愛気がありますよ。この元気なら御前山まで縦走できそうですが・・・御前山山頂では名物カタクリの花が見頃でしょう。

Dsc06250 鋸尾根から望む御前山

 結局、鋸尾根を直進して奥多摩駅へ下ることにしました。この鋸尾根ですが、思っていたよりもかなりの急下降で、所々岩が露出したハシゴや鎖場もあるルートでした。そんなルートでも子供らのペースは変わることなく、鎖場などは思いっきり楽しんでいました。オヤジは手に汗握って見守るばかりです。バスケのペタ靴でよくやるものです。

Dsc06253_2 鋸尾根の鎖場(迂回できますけど)

 さて、終始殿を努めた山笑ですが、子供らを必死で追いかけつつもルート状に咲く花を楽しんできました。

Dsc06238 ツボスミレ

Dsc06252 イワカガミ

Dsc06256 鋸尾根唯一のシロヤシオ

Dsc06262 ヤマツツジ

 グダグダの長男を山で鍛えるつもりが、いつの間にか長男の背中を必死で追いかけるという、年の差を実感させられる山行になってしまいました。若さってホント素晴らしいですね。それではまた来週お会いしましょう。

コースタイム:6時間15分(ケーブルカー、休憩含む)

御岳渓谷P8:10→8:35滝本駅・・・ケーブルカー・・・御岳山駅9:00→9:25御岳山神社9:30→10:15芥場峠

→10:45大岳山荘10:50→11:10大岳山(昼食)11:40→12:30鋸山12:40→14:25奥多摩駅

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