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2016年7月 6日 (水)

盛夏の啓蟄

 「啓蟄」という季語がありますが、越冬した虫たちが春を迎えて土から這い出してくるという早春の季語です。でも、私的な「啓蟄」は、6月下旬から7月にかけて梅雨明けが近くなった頃、梅雨の晴れ間にカーッと太陽が照りつけて蒸し暑い日のことです。この日を境に、土中や木の中で成果を待っていたカブトムシやクワガタが一斉に羽化するからです。

 子供が小さい頃は、この日を待ちわびていたものです。蒸し暑くなった日の夜、月が出ていなければベストです。こんな日には、山中に通じる道路に行って、道路灯の下でしばらく待っていると、ブンブカブンブカ・・・来るは来るは。土中から這い出したカブトムシが次々と飛んできます。残念ながら、これら道路灯に集まる虫たちの多くは、車に轢き殺されてしまう運命なんですが。

Img_2492 立派な水牛顎です。

 さて、先週末は梅雨の晴れ間で気温が一気に上昇しました。夜、駅からの家路の途中で、今年初めてのクワガタに出会いました。立派な水牛型の顎を持ったノコギリクワガタのオスです。去年、近所の林が切り開かれて宅地になってしまいました。行き場所を失った虫たちは、夜の街路灯に引き寄せられてきたのでしょう。今年も出会えた嬉しさ反面、哀愁も感じました。

Img_2490_2 ピーちゃんの遊び場を占領

 さて、我が家にやってきたクワガタ。足の先端が欠損していますが、昆虫ゼリーを食べて元気いっぱいです。異常な興味を示したのは天然児。触れないくせに、虫かごを手放しません。迷惑なのはピーちゃんです。お気に入りのベンジャミンの遊び場をしばしば占領されて、ピーピー悔しそうです。

 天然児の興味が覚めてきたら、どこか雑木林に放ってこようと思います。

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