梅雨イサギは食べて良し
さて、大原で釣った50尾のイサギ。帰宅後、ヘトヘトの体で親戚や知人に配り回りました。皆さん口を揃えて「イサギは塩焼きね」と。それはそうなんですけど、生でも食べてよね~手元に残ったのは8尾です。大きめの4尾はなめろうとお刺身に、中型の4尾は塩焼きにすることにしました。
いやらしいもので、イサギ釣りが近づくとスーパーの鮮魚コーナーをちょくちょく見回って、イサギの相場をチェックしていましたが、大きいイサギは1尾800~1,000円程度で売られているんですね。旬の時期というのもあるのでしょうけど、イサギって結構高級なんですね。
なめろうは三枚におろした魚を玉ねぎと一緒にたたいて、最後に味噌を入れて仕上げます。おなじみのアジのたたきと似たようなものですが、アジよりイサギの方が生臭さがないようです。薬味でミョウガや生姜、大葉、梅干などをいれると味が引き立ちますが、今回は梅干以外全部乗せでいってみました。
さて、なめろうを酢飯に乗せ、きざみ海苔をまぶしたのが、我が家の名物なめろう丼です。アジのたたきでもよくやるのですが、これだと子供たちも喜んできれいに平らげてくれます。今回はババの夕食にも出してみましたが、美味しいとは言うものの完食には至りませんでした。元気な頃も生魚は食べなかったババですから仕方ないか。
さてさて、中ぐらいのイサギは塩焼きにすることにします。鱗を取って、お腹から内蔵を出し、バッテンに飾り包丁を入れたら塩を揉み込んで下処理の完成ですが、内臓を取る時に気をつけたいのが卵と白子です。梅雨イサギは産卵前の卵や白子を抱いたイサギのことで、卵や白子も美味しく食べたいものです。丁寧に取り除いて一緒に焼けばホクホク甘くて美味しいですよ。
数日後、仕事から帰って、夕食はイサギの塩焼きかな~♪と台所を覗いたところ…?煮魚!!かみは塩焼用の魚を煮魚にしていました。食べてみると違和感なく美味しく食べられましたが、私の好みは煮魚よりも塩焼きだったんだけどなぁ
さて、好評だったなめろうに対して、焼き魚や煮魚はイマイチ人気がありません。結局煮魚4尾のうち3尾を私が食べることになりました。ところが、我が家には私の他にも魚に目がない連中がいるのです。そう。ピーちゃん、シュンちゃんです。
魚嫌いな子供よりは好感もてます。
お皿に盛られた魚をみると、どこからともなくお膳の上に飛んできて突っつき始めましたよ。食べるのに邪魔くさいのですが、喜んで突っつく姿は好感がもてますね。
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