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2016年8月18日 (木)

かみはネズミを求め 天然児はカバを求めて

 8月7日(日)は猛暑日の予報でありました。それなのに、かみは始発でネズミの国へ旅立ちました。よくもまあ、このクソ暑い中、人工物の世界、それも半端ない人混みの中にいられるものだと感心させられます。まあ人の価値観ですから、とやかくは申しませんし、最近はババに手が係っている分、天然児の負担を背負ってもらっていますから、たまには羽ばたいてもらわないと。

 さて、ユーチューバー天然児と二人、朝から暑さに耐えてきましたが、さすがにお昼過ぎには、暑さとグダグダで煮詰まって参りました。二人で素麺をすすりながら、何か良い逃げ道はないかと思っていると…flairはっちゃけた!

Img_2987 トーマスに釣られそうになるも…

Img_2989 見送りました。これも成長ですね。

 やって来たのは、富士五湖のひとつ山中湖です。「玄関開けたら2分でご飯」とはいきませんが、我が家から車で1時間で標高1千m、気温は25度の別天地です。篭坂峠から湖畔に下った旭日丘のバスターミナルでお目当てを待ちます。新宿行きの高速バスや湖畔循環のクラシックバス、果てはトーマスランド行きのバスなどが、次々と天然児を誘惑しましたが、彼は悟りを開いたお釈迦様のように落ち着いていました。これも成長ですね。

Dsc07063 KABA1号はアメ車(左ハンドル)

Dsc07067 KABA2号は国産(右ハンドル)

 しばらく待っていると、湖畔の方からエンジン音を唸らせて、大型車両が2両やって来ました。真っ白なボディーにはカバの絵が描かれていますが、確かにその動きはカバのように鈍重です。この2両の水陸両用バスが、最近テレビなどにも登場して話題の「KABA BUS」です。そうです。これが今回のお目当てなのです。以前ドライブで山中湖を通過したとき、前方からやってくる姿に圧倒されて以来、いつか乗ってやろうと思っていましたが、今回遂に実現したというわけです。

Dsc07070 満員御礼です。

 さて、バス停では先頭に並んだBAKA親子ですが、KABAバスは全席指定席なので、慌てることはありません。案の定、直前で予約をした親子は一番後席でした。それでもすこぶるハイテンションです♪満席となったところで、それでは行ってみよー!

 バスには運転手の他にガイドのお姉さんが添乗していて、車窓を案内したり山中湖や水陸両用バスに因んだクイズを出したりして車内を盛り上げてくれます。天然児にとっては「馬の耳に念仏」ですが、言葉が解らなくても雰囲気でテンションMAXになるのが天然児らしさです。(一番後席で良かったなぁ)

 出発後、バスは旭日丘周辺の森の中をしばらく走りますが、この辺りは何度も訪れている我が家にとってはどうでも良い前座です。おまけにこのバス、サスペンションが軟らかすぎるのか、ポンポン跳ね上げられて、乗り心地はお世辞にも良いとは言えません。それでも、素直な心で耳をすませば、心地よい高原の風がセミの鳴き声を運んできます。

Img_3020 正面に石割山(右奥)から湖畔への稜線

 別荘地を一回りするといよいよ山中湖へダイブです。今までのんびりと走っていたバスが、突然今までにない勢いで湖畔を下って行きます。アフリカの部族が一番恐れる野獣は、縄張り意識の強いカバだということ聞いたことがありますが、ふと、そんなことを思い出しました。カウントダウンで車内はいよいよ盛り上がりますが、逆に天然児はちょっとトーンダウン。チン寒ロードとか苦手な天然児ですからね。そう思っているうちに水しぶきを上げてバスは山中湖へ進水。この瞬間がこの乗り物の面白さの80%以上といえるでしょう。

Dsc07078 右手には緑が爽やかな三国国境尾根

 その先はのんびりと湖上遊覧です。お隣を進むスワンの遊覧船と同じようなものです。時計回りに山中湖を半周します。先ずは前方に石割山から湖畔に落ちる稜線と右手に甲相駿三国国境の稜線を望みます。青空と澄んだ水、山の緑のコントラストが美しい景色ですが、山なんて見てもちっとも面白くないのが天然児です。

Dsc07074 西に転じてホテルマウント富士

 後半は西に転じていきます。山の上にホテルマウント富士が見えます。そのランドマークなたたずまいは、昔から気になる存在でしたが、残念ながら今まで宿泊したことはありません。その先には御坂山塊の山並みが見えていました。さて、山の話ばかりですが、本命の富士山はどうかといいますと…

Img_3023_2 残念ーー!

 残念ながら見えているのは裾野だけで、上の方は雲に覆われていました。美しい富士山を期待するなら、朝一の便か冬に訪れるべきでしょうね。

 湖上を一周して再び上陸です。車内が満足感の笑顔で満たされる中、唯一怪訝な表情を浮かべているのが天然児。「おかしい?イルカはいつ飛び出すんだ??」そう思っていたに違いありません。

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