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2016年9月 1日 (木)

ときにはジャンボタニシのように

 5月の退院後、週末は自宅でゆっくり過ごすのがババの楽しみです。しばらくは、見様見真似のマッサージをしたり、ボケ防止のためにクイズや塗り絵、書き取りなどをスパルタ式でやっていた私ですが、「先は長くはないんだから、家にいるときぐらいゆっくりさせてあげたらどうだ」と弟にたしなめられて、自分の思い描いたババ復活劇は諦めることにしました。

 そうはいっても、家の中に籠りきりというのもどうかと思い、暑さもひと段落した先週末、梨を買いに伊勢原までドライブに連れて行きました。倒れる前は、春から秋にかけて果物狩りドライブに出かけるのを楽しみにしていたババ。静岡にいちご、山梨に桃、ぶどう、千葉に梨と方方に出かけたものです。今の状態では県外は無理そうですので、今後は秦野にいちご、ぶどう、伊勢原に梨、柿、スーパーに桃でしょうか。

Img_3312 極楽行き超特急?

Img_3317 風が心地よい♪

 お昼ご飯は、風の爽やかな田んぼが広がる場所でおにぎりを食べました。田園風景の中を新幹線が疾走する天然児お気に入りの場所です。時折、通過する新幹線を見て、ババは「あの新幹線に乗ってあの世に旅立ちたい」と言っていましたが、そんなに急いで行くところでもなかろうに。

Img_3311 稲穂に Img_3310 キモッ!

 さて、食後は腹ごなしに田んぼ周辺の農道を歩きました。まだ色づいていませんでしたが、田んぼの稲には稲穂が実っていました。秋は迫ってきています。そんな緑一面の爽やかな風景の中に、似つかわしくないピンクの粒粒が目立っていました。これは確か…そう。ジャンボタニシの卵塊です。よく見れば、田んぼや用水路にはとんでもない大きさのジャンボタニシがウヨウヨしています。

Img_3305 これは普通のタニシ

 ジャンボタニシは、正式にはスクミリンゴガイというそうで、正式にはタニシではありません。成体は5cmから大きいものでは10cm近くまで成長するそうです。昭和50年代に南米から食用で輸入されたものですが、食用事業は早々に破綻して、管理しきれなくなったものが自然環境で爆発的に増えて、稲などの食害で問題になり話題になりました。外来種にはよくありがちなストーリーですが、原因は全て人間の手によるものです。最近は余り言われなくなったと思っていましたが、こんな身近な場所に浸透していたとは。もはや手に負えなくなってしまったのでしょう。

Img_3306 これは明らかにタニシじゃないぞ!

 大きいのを手に取って、ババに解説すると、「元気だったら、こんな害虫なんて皆踏みつぶしてやるのに」といきり立っていました。そんな弱々しい年寄りの放言をあざ笑うかのように、水に帰したジャンボタニシはますます元気に這い回っていました。思いがけないジャンボタニシに対するババの殺意でしたが、ババよ、この生命力に溢れるジャンボタニシの生き様にあやかりたいものだね。

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