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2016年10月30日 (日)

山行 山座同定と紅葉狩り 乾徳山その3

 乾徳山(2031m)の山頂は、露岩がのコツコツした狭い場所ですが、樹木がないので360度の大展望です。天気は快晴。ここはじっくり腰を据えて山座同定を楽しみたいと思います。月見岩同様、東から南を経て西に、大菩薩連嶺、道志山塊、御坂山地、富士山、天子山塊、南アルプスと並んでいます。

Dsc07595 コンちゃんマークの看板

Dsc07584_2 南東方向に富士山や周囲の山々

Dsc07594 南西に南アルプス

 逆に東から北を経て西には、黒川鶏冠山、奥多摩三山、飛龍山、雲取山、雁坂峠周辺の甲武国境尾根、甲武信ヶ岳から国師ヶ岳、金峰山にかけての甲信国境尾根と遮るものはありません。金峰山の山頂にある五丈岩もはっきり認められました。

Dsc07580 北西に奥多摩方面

Dsc07596 北に奥秩父の甲武国境尾根

Dsc07591 北西に奥秩父の甲信国境尾根

 山頂には、高年のグループが景色を眺めたり、料理をしたりと思い思いの山を楽しんでいましたが、話を聞くと恵林寺の住職に先導されて登ってきたようです。そう言っているうちにお坊さんが登場。かの夢窓国師が100日間座禅修行をしたといわれる岩屋で座禅を組んできたそうです。そういえば、以前NHKの「小さな旅」という番組で乾徳山を放送したとき、恵林寺の古川周賢住職が登山修行をしている姿が出ていました。ということは、この方が恵林寺の住職なのでしょう。ありがたや、ありがたや。

Dsc07582 金峰山の五丈岩だ。

Dsc07597 山麓は紅葉が進んでいます。

 さて、たら腹山座同定を楽しんだので、名残惜しいですが下山しましょう。下山ルートは、一旦北側の黒金山方面に延びる尾根に10分ほど踏み込んだ場所から分岐しています。

Dsc07603 さらば乾徳山

 分岐点からは、ガレた涸れ沢沿いを急降下するルートです。足掛かりも不明瞭で、しばしば尻餅をつきながらの下山です。高年グループはこのルートを登ってきたと言っていましたが、よく登ってきたかと驚きました。

Dsc07613 下山ルートの紅葉

Dsc07616 赤と黄色が美しい

 涸れ沢の下りに辟易した後は、素晴らしい紅葉のご褒美が待っていました♪赤や黄色に紅葉した山腹を西から東へ迂回していきます。しばらく歩いていくと、下の方から熊鈴の音が聞こえてきました。?下から上がってくるルートはないはずですが…そのうち、樹林の間にチラホラと人の姿が見えてきました。私と並行して東に向かっているようですが、キノコ狩りでもしているのでしょうか。このまま行けば、先の高原ヒュッテ辺りで合流しそうです。

Dsc07621 国師ヶ原の紅葉

 やがて前方に往路立ち寄った高原ヒュッテが見えてきました。ふと気づけば、熊鈴も人の姿も消えていました。あれれ?どうしちゃったんだろう。あれは本当に人だったのだろうか?それとも…元人だったのかもしれません。

Dsc07624 これが本当のお別れです。

 黄色く紅葉した国師ヶ原を今度は西から東へ横断していきます。往路は南から北でしたので、今回の山行は八の字コースを辿ったことになります。復路は国師ヶ原を突っ切って、道満尾根から徳和へ下山しました。

 沢沿いあり、カヤトの原あり、紅葉あり、そして岩場ありと変化に富んだ乾徳山。何とも贅沢ではありませんか。登山口から車で10分。笛吹の湯で汗を流して帰宅しました。やはり以前から気になっていただけあって、素晴らしい山行になりました。

★コースタイム:7時間

徳和7:00→7:30乾徳山登山口→8:50国師ヶ原(高原ヒュッテ休憩)9:10→9:40扇平(月見岩)9:50→10:50乾徳山

乾徳山11:10→12:25国師ヶ原十字路→12:50道満尾根分岐13:00→14:00徳和

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