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2016年10月 2日 (日)

和亀に癒される

 湯島天神さんの男坂の下に湯島聖天こと、天台宗心城院という小さなお寺があります。その昔、神仏習合の時代は、湯島天神を管理する神護寺でしたが、明治期の神仏分離以降は、独立した寺院として現在に至っています。

Img_3542 男坂の下に湯島聖天はあります。

 聖天とは、歓喜天といい、ヒンドゥー教の象の頭をもつ神様ガネーシャに由来しているそうです。本邦では、象頭ではなく、男女2体の神像が向き合って抱擁し合う姿で、その姿から秘仏とされ、夫婦和合、子宝の神様として崇められているそうです。

 さて、今更夫婦和合はどうでも良いのですが、私がこの小さなお寺に足繁く立ち寄る理由は、境内にこれまた小さな池があるからです。その昔は弁天堂が建つ大きな池だったそうですが、今は小さな温泉宿の岩風呂程度の大きさで、水質を保つために循環ろ過装置が設けられているようです。

Img_3532 子亀も順調に成長中

 澄んだ水面には、錦鯉や金魚、メダカが泳いでいる姿を楽しむことができますが、よく見ると結構な数のカメが生息しています。カメといえば、近くの上の不忍池にも沢山のカメが生息しているのですが、ここのカメはニホンイシガメばかりです。なになに?カメなんてどれも同じだろうって。いやいや、馬鹿いっちゃあいけませんよ。

Img_3420 不忍池のカメたち

 本州に生息するカメのほとんどが水棲の種ですが、日本の固有種であるイシガメ、かなり昔に日本に持ち込まれたクサガメ、戦後日本にやってきたミシシッピアカミミガメの似たもの3種と大きく異なる種のスッポンの合計4種が主な種です。その中でも、ミドリガメの名で幼体がペット用として広がったミシシッピアカミミガメが、日本の自然環境に順応して増殖。在来種を圧倒して、生息個体数は過半数となっているようです。

Img_3534 真っ黒な瞳がカワイイ

 その反面、日本固有種のイシガメは、護岸工事などの河川整備により生息環境が狭まって、急速に生息数を減らしているそうです。ミシシッピアカミミガメと比較すると、ひと回りもふた回りも小さく、日米の国力の差を見せつけられているようです。でも、イシガメの魅力は何といっても顔がカワイイこと。真っ黒なつぶらな瞳が何とも癒し系なのです。

Img_3529_2 橋を渡る音に耳を傾ける。

 人口のせせらぎに耳を傾けていると…コトコトとイシガメが太鼓橋を渡る音が聞こえてきます。都会の喧騒の中、何とも贅沢なサウンドではありませんか。

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