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2016年11月17日 (木)

ピロリ菌 撃ちてし止まん!

 9月に受けた人間ドックで胃炎とピロリ菌陽性の結果が出ました。ピロリ菌はよく聞くのですが、一体どんな菌なのか全く知りませんでした。ピロリ菌ことヘリコバクター・ピロリは、食物や飲み水を通じて胃の中に入り込みます。ご存知とおり、胃の中には強力な胃酸があるため、従来は細菌の感染はありえないとされてきましたが、ピロリ菌は酵素を分泌して胃の粘液に含まれる尿素からアンモニアを生成して、そのアルカリ性のアンモニアで自らを覆って胃酸と中和してしまうそうです。それによって胃の粘膜に障害が生じて、胃炎更や胃潰瘍、更には胃癌を発症させる原因とされています。

 ピロリ菌の感染率は、衛生環境レベルの低い地域に高いとされて、我が国でも水道が整備される以前の井戸水や沢水を飲用していた時代はピロリ菌の感染率が高く、胃腸炎は結核や肺炎と並ぶ病的死因の上位占めていたそうです。戦後、水道インフラの整備によって、ピロリ菌の感染率は大幅に低下し、胃腸炎や胃癌による死因が大幅に低下したといわれています。(ピロリ菌の発見は1983年なので)

 また、年齢層による感染率の差もあるようで、我が国ではピロリ菌の感染率が50%と言われていますが、衛生環境レベルの高くなった時代に生まれ育った若年齢層は低く、逆に衛生環境レベルの低い時代を経験した高年齢層が感染率を引き上げているようです。医師から診断を受けた時も、「あなたの年齢の割には早いですね。何か心当りがありますか?」と聞かれました。さすがに生まれた時から水道の恩恵を受けてきましたが、子供の頃、身近に井戸があって飲んだり水遊びをした記憶がありますし、山登りの時に湧水があれば必ず飲んでいるので、心当り大アリですね。

 ここまでいえば、一刻も早いピロリ菌の除菌をしなければと焦り勝ちですが、ピロリ菌に感染して胃潰瘍や十二指腸潰瘍の発症に至る人は5%ほどと低率なのです。とはいえ、胃癌患者の80%がピロリ菌感染者という報告もあるようなので、見つかった以上は除菌をした方が良いということになります。

 話を戻しますと、私の場合、人間ドックの尿検査オプションでピロリ菌の感染が。バリウム検査で胃炎が確認されたのですが、これだけでは「胃炎の疑い」という診断に留まり、直ぐにピロリ菌の除菌が保険適用にならないそうなので、上部内視鏡検査によって医師が胃炎を目視確認して初めて胃炎の診断となって、ピロリ菌の除菌が保険適用になるそうです。

Dsc07700 7日間。禁酒するぞ、禁酒するぞ、禁酒するぞー!

 さて、ピロリ菌の除菌は、抗生物質と胃酸抑制薬を一定期間服用することで効果があるとされていますが、処方された薬は7日間連続して朝晩食後2回飲用するそうです。この間、酒、タバコは影響があるので控えたほうが良いとのことです。酒はちょっと寂しいのですが、タバコは吸わないし、ついでに女も忘れました(笑)撃ちてし止まん。ピロリ菌撃砕の好機は今ぞ!

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