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2016年12月29日 (木)

山行 静かな雪道と渓谷歩き ユーシン、檜岳山稜周遊その2

 山神峠から檜岳山稜へのルートは、作業道らしいジグザグと九十九折の道が通じています。作業道を示す黄色いペグが打ち込んであるので迷うことはないでしょう。この登りからは、振り返ると西丹沢深部、道志山塊の御正体山や鹿留山、更には富士山や南アルプスの高嶺が見えていました。

Dsc07920_2 冬山の様相

Dsc07928 一際目立つのは御正体山
 標高を上げるにつれて雪が積もる道となりますが、新雪なのでアイゼンなしでもサクサクとストレスなく歩けました。マイナールートなので先行者はなし…と、言いたいところですが、動物の足跡が点々と続いていました。シカではなさそうです。タヌキかな?ハクビシンかな?面白いのは、足跡が作業道上に延びていて、野生動物が人の踏んだ道をちゃっかり利用しているということです。

Dsc07924 どこに向かうのでしょう?

Dsc07935 白さが眩しい…洗剤のCMみたい
 檜岳山稜が近づく頃、太陽も高くなってきました。雪原の照り返しが眩しく、樹上から舞い散った粉雪がキラキラととてもきれいです。キラキラ光る~風の向こうで~あの人が私を私を呼んでいる~♪などと耽っていると、突然携帯電話が鳴りだしました。山の中ではプライベートであれ仕事であれ、受話拒否!と、言いたいところなのですが、小心者はついつい相手を確認してしまいます。おやおや?懐かしい名前が。情に負けて受けてみると、解散する企業年金の話を30分立ち話。どうして年寄りってのは書いてあるようなことでも聞きてくるのかなぁ~今は年金事務から離れているんだけどなぁ~

Dsc07944 檜岳山稜に到達

Dsc07939 西の展望よし♪
 気を取り直して歩き出すと、まもなく目の前に視界が広がり檜岳山稜の縦走路に到達しました。すぐ横が檜岳山稜の最高地点である伊勢沢ノ頭(1177m)です。西側が開けていて、雲が掛かり始めた富士山が大きく、その手前には三国山稜、西丹沢甲相国境尾根、道志山塊、更に右奥には三ツ峠、大菩薩連嶺まで見渡せました。

Dsc07956 日差しが暖かな尾根道

Dsc07953 暖かさに誘われた気の早いタンポポ
 檜岳山稜は、表丹沢鍋割山の西の雨山峠を隔てて、雨山、檜岳、伊勢沢ノ頭と標高1170mほどの山が3つ並ぶ山稜です。高低差が小さく、広くなだらかな尾根道歩きが楽しめる山です。表尾根に比べると歩く人がずっと少ないので、踏み跡がやや不明瞭な場所があるものの、のんびりとした山行を楽しむことができる場所です。歩いていくと、シカの群れが行く手を横断していきます。

Dsc07948 小田原市街と真鶴半島

Dsc07949 玄倉川を挟んだ丹沢主稜線

 尾根上は樹林に覆われているので、塔ノ岳や鍋割山のように雄大な展望はないのですが、所々で展望を得ることができます。左手に玄倉川を挟んだ蛭ヶ岳周辺の丹沢主稜線。右手には遠く相模湾を望むことができました。表尾根より西側に位置しているので、小田原市街や真鶴半島が近くに感じました。

Dsc07966 雪の下りは慎重に

Dsc07969 雨山峠の十字路

 雨山(1176m)を過ぎると北向きのルートになるため、雪がしっかりとついた斜面を下ることになります。アイゼンを持参しなかったので慎重に下っていくと、雨山峠の十字路に到達しました。松田町寄地区からユーシン方面への東西の道と、鍋割山稜から檜岳山稜を結ぶ南北の道が交わる交差点です。

Dsc07975 雨山沢沿いの羨道

 雨山峠からは、雨山沢に沿ってユーシン方面に下ります。この区間は沢沿いの羨道が多いので、沢へ滑落しないよう注意が必要です。特に木橋の上は雪が積もっていかにも滑りそうです。沢沿いの道は、春から夏にかけて緑が気持ち良く、初秋には岩壁にイワタバコの花が咲きます。晩秋の紅葉もとても素晴らしい場所です。

Dsc07979 大石山が見えるとユーシンです。

 山腹に大岩が見える大石山が行く手に立ちはだかるとその麓がユーシンです。雨山橋で玄倉林道にぶつかったら、後は林道を歩いて玄倉へ戻ります。約10kmの林道歩きはちょっと長いのですが、巨石と青い水が見せるユーシン渓谷の美しさと、連続するトンネルの怖さを味わいながら歩いていけば、玄倉まではあっという間です。

Dsc07985 玄倉川支流の滝

Dsc07990 ユーシンブルーはちょっと少なめ

 ユーシン渓谷一の名所となった玄倉ダムの水面「ユーシンブルー」ですが、この日は放水が行われていたため、ちょっと少なめ40点のユーシンブルーでした。

Dsc07995 青崩隧道 Dsc07999

 「ユーシンブルー」の先にはもう一つの名所、「真っ暗なトンネル」こと新青崩隧道です。ヘッドランプを点灯して進みますが、たまに消して恐怖を味わいます。風を感じると恐怖感は一入です。こちらはいつでも100点満点です。

Dsc08004 丹沢湖に戻りました。

 午後から用があり少し早駆けで歩いてたので、1時間半で玄倉に戻りました。年内最後は充実した山行になりました。また来年も歩いていきます。

★コースタイム:6時間35分

玄倉7:50→8:50境隧道8:55→10:20山神峠10:30→11:10伊勢沢ノ頭11:15→11:40檜岳

→12:05雨山→12:25雨山峠→12:50雨山橋→14:25玄倉

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コメント

トンネル内での出来事・・・。
あの時の出来事、まだ鮮明に覚えてますよ・・・。(恐怖!)

トンネルには何ものかが潜む?はたまた異世界との接点?何があるんです。

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