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2017年1月 3日 (火)

山行 新春、男祭と〇△ 塔ノ岳

 今年で三年目となる元旦の初日の出暴走ならぬ初日の出登山。目指すはおなじみ丹沢・塔ノ岳です。正月は暖かい布団の中が理想的かもしれませんが、年末は忘年会続きで体も少し肥えてきたようですし、ここで心も体も切り替えるにはうってつけのタイミングですし、「一年の計は元旦にあり」ですから、新たなる年を迎えるにあたっての所信表明といった山行なわけです。予報は晴天。きっと素晴らしい初日の出を遥拝できることでしょう。

 4時過ぎに登山口である秦野市大倉に到着。いつもの駐車場は最後の1台ということで滑り込みセーフです。タクシーもポツポツと上がってきているので、きっと多くの人が歩いていることでしょう。

 大倉尾根に踏み出すと、前にも後ろにもヘッデンの灯りがチラチラ。おや?昨年は先行者、後行者との間隔があって、夜間単独行の感じがあったのですが、今年はすぐ前後にハイカーが歩いている夏の富士登山のような感がありました。塔ノ岳の人気は年々上昇しているようで、明らかに昨年の元日よりもハイカーが増えているようです。平行する三ノ塔尾根や鍋割山稜にもポツリポツリ灯りが見えていますが、逆に向こうから大倉尾根を見ると灯りの列が見えていることでしょう。塔ノ岳という山城に夜襲をかけているようなシチュエーションです。

Dsc08116 早暁の湘南と秦野市街

 先行者が見えていると追いつきたくなるのがハイカーの心理。逆に後行者の存在に焦りを感じるのもハイカーの心理。自ずとピッチが上がってしまいます。自分のようになまじっかな登山経験者は、先行者に追いついて道を譲られると、自尊心をくすぐられてピッチを上げてしまいますし、後行者に追いつかれて道を譲ったもの、悔しさ半分、意地悪くも追従しようとします。自分を振り返りつつ他人を観察していると、こういう中級意識のハイカーってとても多いように思われます。

Dsc08126 お父さん、敵の要塞はもうすぐです。

 そんな男たちの闘争心渦巻く大倉尾根でも、後方から追いつかれても全く自分のペースを崩さず、かと言って道も譲らないMy Wayなおじさん。すぐに行列が形成されて、後方のハイカーからは鼻をすすったり、咳払いが。そんな暗黙のサインもおじさんは知ってか知らずか歩調を緩めようとはしません。あ、今チラ見した…譲らない。こういう人に対してイラついてしまうところが、登山者として、いや、人間として未熟なのでしょう。今年も精進の山行です。

Dsc08118 花立山荘

 塔ノ岳の9合目ともいえる花立まで登って来ると既に東の空は紅く染まっています。この辺りより上には、年末に降った雪が結構残っていました。登山道の雪は溶けていますが、コチコチに凍りついて危険です。ハイカーの密度は更に濃くなって、山頂までは行列で歩くような状況でした。6時も回って、平成29年の夜明けはもうすぐです。ワッショイワッショイ!

Dsc08127 また増えたね…

 大倉から2時間半。6時40分に塔ノ岳(1491m)山頂に到着しました。初日の出までは10分もかからないちょうど良いタイミングですが、既に数百人のハイカーが集まっていました。今や塔ノ岳は、我が国で最も初日の出ハイカーを集める山ではないでしょうか。一昨年よりは去年。去年よりは今年と、確実にハイカーは増えています。

Dsc08135 今年は赤富士(△)に専念

 皆さん東側の初日の出ベストポジションに陣取っていたので、自分は空いている西側に陣取って、赤富士に専念することにしました。初日の出は標高の高い場所からやってきます。富士山、南アルプス、大菩薩連嶺、丹沢主稜線と徐々に山が朝日に照らされてる紅く染まってきました。元旦のモルゲンロートをご覧下さい。

Dsc08143 赤富士と西丹沢方面

 赤富士の右手奥には南アルプスの3千m級の峰々が…

Dsc08146 左から聖岳、赤石岳、荒川岳(悪沢岳)

Dsc08144 左から農鳥岳、間ノ岳、北岳の白根三山

Dsc08152 蛭ヶ岳の左奥には大菩薩連嶺

 さて、初日の出の賑わいが解けてきたら、今度は東側に移動して日の出を見物です。既に太陽は高くなって、黄金色に輝き始めていました。意外に早く昇っていくものです。何はともあれ、今年も家族が健康で仲良く幸せに暮らせますように。安全な山行が楽しめますように。合掌。

Dsc08160 日輪(○)の輝きを胸に秘め

 おまけですが、東側の展望をご紹介します。東の眼下に広がる関東平野は少しガスっていましたが、よくよく目を凝らすと…

Dsc08153 筑波山

Dsc08162 東京空樹木

 初日の出と紅富士を遥拝した後は、皆さん一斉に下山していきます。昨年は鍋割山に寄って鍋焼きうどんを初食いしたのですが、その後、後沢乗越で捻挫した苦い思い出がありましたので、今年は大倉尾根をそのまま下ることにしました。

Dsc08174 下山は慎重に

 9時過ぎに大倉に無事下山しました。お腹がペコペコでしたので、どんぐりハウスでラーメンを初食いしていくことにしました。元旦から開店しているのはとてもありがたいことです。ラーメンはニンニク抜きで。これから年始の挨拶回りですから、新年早々ニンニクパンチが効いていたらちょっと印象が悪いですからね。盛りは軽めですが、チャーシューと煮玉子、青味もしっかりのって美味しいラーメンでした。

Dsc08179 どんぐりハウスで初食い
 今年も未踏の山を目指すのが楽しみです。

★コースタイム:5時間

大倉4:10→6:40塔ノ岳7:25→9:10大倉

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