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2017年2月

2017年2月28日 (火)

山行 鼻ジョロの花じょろ道 シダンゴ山~花じょろ道その2

 シダンゴ山頂の賑わいを後にして西側斜面を下ります。この先は歩く人も少なく、静かな山歩きを楽しむことができます。実際、この日もシダンゴ山から田代に下山するまで誰にも会うことはありませんでした。

Dsc08598 シダンゴ山を後にして

 すぐに虫沢林道に出合いますが、この林道、数年前まではガタガタの未舗装だったのに、今や完全に舗装路となっていました。いつも思いますが、利用者のほとんどいない山奥の林道をこんな立派に仕上げる必要があるのでしょうか?血税は適切に投下してもらいたいものです。

Dsc08596 虫沢林道の先に急階段
 この虫沢林道を渡るとその先に急階段が続いています。登山道は階段を登って、ダルマ沢ノ頭と呼ばれるピークを越えて秦野峠に通じているのですが、虫沢林道を歩いても秦野峠に向かうことができます。前回、天然児、ババの三世代山行をしたときは、この急階段を見て迷うことなく虫沢林道を選びました。

Dsc08602 木立の中のダルマ沢ノ頭

 急階段の先も急登が続いていますが、しっかりとした木の階段がつけられていました。急斜面にガッツリとつけられた急階段を見ると、心理的には辛いものがありますけどね。ニセピークの812m峰を通過して、ホウキを逆さに突き刺した様なアブラチャンの木が多くなるとダルマ沢ノ頭に到達します。木立に囲まれて展望もない地味なピークですが、標高は880mあって、シダンゴ山より100m以上高くて、丹沢前衛の低山の中では最高峰となります。

Dsc08605 三叉路付近から御正体山を望む

 ダルマ沢ノ頭から急な下り、更に緩やかに登り返すと、北の秦野峠に下る道と南の高松山方面に向かう縦走路が分かれる三叉路に至ります。人の越える峠道は、動物の通過点にもなっているものです。樹上にはコゲラなどの野鳥が多く、地面には獣の糞や足跡が確認できました。

Dsc08608 小ピークには山桜が

Dsc08610 送電線新秦野線

 三叉路からは南の縦走路に進路を取ります。この先、高松山に至るまでは、小ピークのアップダウンを繰り返す松田町と山北町の境界線上のルートです。ほとんど植林帯に囲まれた暗い道なのですが、小ピークには山桜が枝を広げて春を待っていました。木を切り出す山師たちが植えて心の慰めにしたのか?峠を越える人たちが道標代わりに植えたのか?展望もない植林帯の中にあっては稀有な存在です。

Dsc08613 忙しい道しるべだなぁ…

 この区間の最高峰である西ヶ尾(805m)を越えたところが、ヒネゴ沢乗越という鞍部になります。歩いてきた南北の尾根と東西に峠を越える道が交差する場所です。この先、すぐ南に位置する展望の山、高松山に一旦寄って、再びここまで引き返して、東の虫沢集落に下るつもりでしたが、午後になって雲が多くなってきたので、高松山には寄らずにこのまま東へ下ることにしました。

Dsc08619 リスさんやら Dsc08624 ウサちゃんやら

 ヒネゴ沢乗越を東西に通じる道は、「花じょろ道」と呼ばれて地元の有志に整備されている峠道です。元は「花じょろ」とは「花女郎」を語源としていますが、昔、峠を東に下った虫沢集落の娘さんが、反対側の西の麓に位置する山北町八丁集落に嫁ぐことになり、花嫁さんの一行がこの峠を越えたことに由来しているそうです。それにしちゃあ険しい道のりです。山の娘さんは逞しいなぁ…

Dsc08616 炭焼き窯の痕跡

Dsc08621 ミツマタが咲き始めましたね。

 また、虫沢に下る途中には、石積みの炭焼き窯の跡や紙の原料になるミツマタの群生があって、かつて山に生活の糧を求めた人たちを偲ぶことができます。重い炭束を背負って山麓に売りに歩いた人たちが歩いた道。今ではチェーンソーアートの動物さんたちが所々に置かれていて、今やかみの花嫁姿も思い浮かばないオッサンを和ませてくれました。

Dsc08626 鳴らせば花嫁がやってくる?!

 そろそろ虫沢集落かと思っていると、突然くしゃみが数連発。鼻水が湧水のように垂れてきました。こ、こりゃあ…半日どっぷりスギの植林帯の中を歩いてきましたが、花粉が飛び始めているようです。これからしばらくは植林の多い丹沢歩きは辛いところです。へ、へ~っくしょん!

★コースタイム:4時間

寄バス停11:05→12:00シダンゴ山12:05→12:35ダルマ沢ノ頭→13:40ヒネゴ沢乗越→田代橋14:45→15:05寄バス停

2017年2月25日 (土)

山行 花よりシダンゴ シダンゴ山~花じょろ道その1

 年度末が近づいて仕事帰りが遅い毎日です。仕事は辛いところですが、ありがたいことに、この時期、いつもは刺々しいかみの当たりが比較的柔らかくなることです。地獄の沙汰も残業代次第というところでしょうか。Oh my God!Jesus Christ

 今回も珍しく「山でも海でもどうぞ」ということになり、今日25日(土)1ヶ月ぶりの山行になりました。そうは言っても、1週間の疲れがあるのか、朝どうしても早く起きられませんでしたので、スロースタートで低山ハイクを楽しむことにしました。

Dsc08580 寄を出発

 河津桜で賑わう松田町の北部、寄地区に軍馬を乗り入れて、丹沢前衛の低山シダンゴ山(758m)を目指します。5年ほど前には、子供たちやババと何度か歩いた思い出の山ですが、単独行だとどうしても侮って足が向きませんでした。

Dsc08583 お茶と梅と丹沢

 中津川を渡って集落を抜けると、山腹に段々畑が広がっています。特に作物らしいものは見えませんでしたが、お茶畑だけは分かりました。山の斜面に広がるお茶畑は、県西部の松田町や山北町の山間部ではよく見る風景です。日当たりの良い農道を歩いていくと、すぐに汗が噴き出てきました。

Dsc08585 ひたすら植林帯を歩く

 山の動物が農地へ侵入するのを防ぐゲートをくぐって、植林帯の中をしばらく歩いていきます。シダンゴ山へのルートは、山を時計と反対回りで巻いていって、最後に山頂に向かって直登します。展望のないスギとヒノキの植林帯の中をひたすら歩いていきます。花咲かず動物もいないのでちょっと退屈です。

Dsc08592 アセビに囲まれた山頂
 植林帯を抜けてアセビの群落の中を歩くとシダンゴ山の山頂部です。広々とした山頂からは、東に秦野盆地、その先に湘南の海岸線を臨んで、振り返ると丹沢の山々が覆いかぶさるように並んでいます。今までほとんど登山者に会いませんでしたが、山頂は笑い声で賑やかでした。

Dsc08593 秦野盆地を見下ろす

 さて、珍しい山名のシダンゴ山ですが、その由来は2千年近く遡ります。かつて中国を震旦と呼んでいた大昔、中国からの渡来人が寄周辺に定住して、仏教などの文化を広めたことから、震旦人の郷⇒しんたんごう⇒シダンゴと変化したそうです。

Dsc08594 振り向くと丹沢の主稜線

 寄からシダンゴ山頂まで僅かに50分。オッサンの単独行だとついつい足早になってしまいますが、この山はの~んびり歩いて、山頂でお昼を食べた後は陽だまりでごろ寝。ゆっくり下ってくるゆるハイクやファミリーハイキングなんかに最適の山です。

 オッサンまだまだ元気です!(つづく)

2017年2月23日 (木)

ブラドライブでラブライブ! 沼津

 2月19日(日)は快晴の天気だったので、久しぶりにババ、天然児の三世代ドライブに出かけました。ババが病に倒れる前は、毎週のように出かけていた三世代ドライブですが、1年3ヶ月ぶりに復活しました。お目付役兼看護担当でかみが添乗します。

 特にあてはなかったので、松田山の河津桜でも見に行こうかと思ったのですが、生憎身障者用の駐車証が期限切れとなって更新手続き中でした。車いすのババ同伴では、公園の駐車場まで入れないとちょっと難しそうです。まあ手帳を提示して、事情を説明すれば入れなくもないのでしょうけど、それ以上に天然児を人混みの中へ連れて行くのが億劫です。

Img_4618 内浦からの淡島
 やってきたのは沼津湾です。沼津湾をぐるりと回り込んだ西浦地区。沼津湾の向こうに富士山の景色が素晴らしいここは、みかんの産地として有名です。西浦地区の海を見下ろす段々畑で産出されるみかんは、「西浦みかん」のブランド名で珍重されてきましたが、その中でも「寿太郎」という品種は、特に甘味が強くて高級みかんとして近年有名になりました。

Img_4603 寿太郎みかん Img_4606 贈答品として人気です。

 西浦の玄関口、内浦地区重須にあるJAなんすんの農産物直売所「OH!MOS」は、我が家の行きつけです。2月は寿太郎みかん出荷の最盛期。店内には、大中小の大きさに仕分けされて箱詰されたみかんがいっぱいでした。質や大きさによって多少の価格差がありますが、10kg詰めの箱で4千円ほどですから、地元の青島みかんの倍の値段です。

Img_4620 寿太郎(左)、ポンカン(上)、はるみ(右)の三種買い

 ちょっと高いと思いつつも、「そうバクバク食べるわけじゃないし、高くたって美味しいものを食べたいよ」とババのセレブ発言に、自宅で食べる分と親戚に送る分まで買って、諭吉と漱石数枚のお買い物になりました。食べてみると甘さが口の中に広がります。みかんは酸味だと予々思ってきた私ですが、この甘さはまた別物です。納得できました。淡島マリンパークと三津シーパラダイスの2水族館をスルーされて、今にも爆発寸前だった天然児ですが、試食のみかんを口に入れてもらってニコニコくんになりました。

Img_4621 寿太郎×ラブライブ!

 さて、直売所を訪れて先ず目に入ったのが、アニメ「ラブライブ!サンシャイン」のポスターです。ラブライブは、内浦にある私立海の星女学院の少女たちが、アイドルを夢見て成長していくというストーリー設定です。沼津湾奥のみかんの産地がまさに聖地となっているのです。JAなんすんとアニメ制作会社がタイアップして、みかんを出荷するダンボールや袋にラブライブ主人公の高海千歌ちゃんをプリントしたところ、大幅な売上向上につながったとのこと。アニメの影響は大きいですね。

2017年2月18日 (土)

松田山の河津桜 2月12日

 伊豆の河津桜が見頃との話がチラホラ聞かれるようになりました。でも河津は遠いし道路も混みます。河津桜は今や各地に移植されて名所となっていますが、近いところで松田山はどうでしょう?神奈川県の西部に位置する松田町。特に何がある町でもありませんが、春の訪れを真っ先に知らせる花の香りに溢れたところです。

Dsc08521 足柄平野を見下ろす。
 年明け早々から続いていた寄(やどりき)地区のロウバイまつりからバトンタッチで、2月11日から「第19回まつだ桜まつり」がスタートしました。祭り会場の松田山には、今から20年前に河津桜360本が移植されました。松田山自体は標高568mありますが、桜が咲くのは山の中腹にある西平畑公園なので、JR御殿場線の松田駅あるいは小田急線新松田駅から歩いても20分程で会場に到達できます。

Dsc08489 松田駅ホームから

Dsc08495 咲いてるじゃん♪

 開催2日目の12日の朝、混雑する前に足を運びました。JR御殿場線から歩いて、7時半過ぎに会場に到着しました。おお!既に桜は満開の様相です。既に多くの人が会場を訪れていましたが、立派な一眼レフカメラを持った写真愛好家が多いようです。

Dsc08511 富士山との組み合わせも見どころ

 西平畑公園は、関東の富士見百選にも選ばれている富士見展望台です。県西部ならではの大きな富士山を望むことができます。それも河津桜とのコラボがあってこそなのでしょう。

Dsc08506 金時山と

Dsc08502 明神ヶ岳と

 富士山以外にも、箱根外輪山の山々とのコラボもなかなか良いものです。

Dsc08518 ふるさとの大島を望む

 河津桜は、今から60年前に静岡県河津町で発見された早咲きの大島桜と寒緋桜の自然交配種です。会場からは足柄平野を見下ろし、更に相模湾と浮かぶ伊豆大島を望むことができます。故郷の大島を望む桜たちに望郷の念があるのでしょうか。

Dsc08525 花園のヒヨドリ

Dsc08548 梅でなく桜にメジロ…合うね♪

 花は我々の目を楽しませてくれるだけでなく、鳥や昆虫たちには大切な食料源になります。メジロやヒヨドリなど多くの野鳥が花の蜜を吸いに来ていました。そういえば、昔から季節感を表す言葉で「梅に鶯」と言われます。これは花札の絵にもなっていますけど、実際に梅の花を好んで飛んでくるのはメジロで、梅の木に止まって「ホーホケッキョ」と鳴くウグイスはあまり見たことがありません。ウグイスは警戒心の強い鳥ですから、鳴き声はすれども姿を見せることはあまりないのです。恐らくメジロとウグイスを混同したんでしょうけど、春の到来を告げる梅の花とウグイスの鳴き声を良いとこ取りして、春を待ちわびる心を表現したんでしょうね。

 まつだ桜まつりは、3月12日までの1ヶ月間続きますが、開催日からいきなりの満開状態です。お出かけは早めが宜しいかと思います。

2017年2月15日 (水)

吾妻山の菜の花 2月12日

 年明けから始まった菜の花ウォッチングも2月12日で終了しました。期間中は晴天続きだったので、多くの人が二宮を訪れたようです。休日は家の近所も車が混みましたけどね。

Dsc08576 まだまだ見応えあり!

 菜の花ウォッチングの最終日に吾妻山に登ってきました。菜の花のピークは過ぎたそうですが、山上の黄色い絨毯はまだまだ見応え十分でした。菜の花は花持ちが良いので、まだしばらくは見頃が続くことでしょう。

Dsc08564 黄金の海に浮かぶ島のよう
 午前中は雲一つない快晴でした。西の富士山、箱根連山、北の丹沢表尾根、東の湘南の海岸線、南の相模湾、伊豆半島と島々。どの方角を見回しても申し分のない展望でした。

Dsc08573 丹沢が恋しい…

 丹沢表尾根は薄らと雪化粧をしていました。展望台の望遠鏡を覗いたら、大倉尾根を登っていく多くのハイカーが確認できました。逆に相模湾に浮かぶ船を見るとコマセを詰める釣り人の姿が。今、相模湾ではカマスが好釣果のようです。どっちも行きたい!

Dsc08566 真鶴半島の三ツ石も確認

 そして…

Dsc08575 「秀麗」という言葉がぴったり

 秀麗なる富嶽。全く見事なり。

 ところで、どの写真にも菜の花と遠景の間にある冬枯れの樹木が写っていると思います。この冬枯れの木は桜です。桜が咲く頃まで菜の花が残れば、これまた最高ですね。

2017年2月12日 (日)

我が家の自慢 紅白一本梅

 各地で早春を告げる梅の開花が進んでいます。近いところだと小田原の曽我梅林が有名どころですが、なかなか混んでいるイメージがあって足が向きません。確かに数万本の梅の木が一斉に開花する光景は見事なものですが、1本の木に咲く満開の梅の花ですらそれは見事なものです。

Img_4527 湯島天神梅まつり(2/8~3/8)

 職場近くの東京湯島天神の境内も都心の梅のスポットとして有名です。言わずと知れたことでしょうけど、天満宮や天神宮と呼ばれる神社は、天神様こと平安時代の文章(もんじょう)博士、右大臣・菅原道真を祭祀した神社で、「学問の神様」として信仰を集めています。藤原氏の謀略によって九州大宰府に左遷された道真を追って、彼の愛でた邸宅の梅が主人を追って大宰府に飛んでいったといわれる「飛梅」伝説は有名な話ですが、天神様と梅は切っても切れない関係となっています。

Img_4463 連日賑わっていますよ。

 湯島天神は都内随一の学問の神様として多くの参拝客を集めてきましたが、受験シーズンも本番となって、そろそろ合格祈願の参拝も落ち着くところです。代わって2月8日から毎年恒例の梅まつりがスタートしました。年末から春までは、連日参拝客の途絶えることのない湯島天神です。

Img_4544 紅梅白梅の競い咲き

 江戸時代の画家尾形光琳の名作「紅白梅図屏風」に代表されるように、梅という花は紅白対照で鑑賞することが好まれてきました。

Img_4548 我が家の紅白一本梅

 人に自慢できる財産や名物もない貧素な我が家ですが、強いて自慢できるものといえば、この時季玄関先に咲く紅白一本梅の木でしょうか。この梅の木は、白梅の木に紅梅の枝を接木したもので、紅白の梅の花を一度に鑑賞できるのです。職人並みの植木数奇だった亡き父が、私が子供の頃?それ以前?に作出したこの木は、実家が引っ越した時も選りすぐりで移植したものです。

 週末、ババが帰宅すると真っ先に玄関先の梅の開花を見て喜んでいます。ババを見下ろす梅の花からは、亡き父があの世からババに送る励ましのメッセージを感じました。

2017年2月 8日 (水)

天然児と下水道駅伝を見物

 2月4日(土)、横浜の日産スタジアムで開催された第31回下水道職員健康駅伝大会の応援に行ってきました。この駅伝は、全国の国、地方公共団体他公的な団体で下水道に携わる職員が集まって、親睦を深めるとともに健康の増進を図ることを目的とした駅伝大会です。とはいえ、下水道職員と言っても民間企業の下水道関係者は受け容れていないんですから、公務員らの内輪な運動会とも言えましょうか。

Dsc08459 各団体のゆるキャラが盛り上げる。

Dsc08460 横浜のカバの大ちゃん

Dsc08461 埼玉のゴキブリ…もとい、クマムシくん「温かいんだから~」(最近聞かないね)

 10年ほど前までは、本大会は神奈川県内自治体の下水道職員を中心に、150チームほどだったのですが、それが今や全国に伝わって、北は北海道から南は九州まで450チームが参加するほどに発展しました。会場も、根岸競馬場跡の根岸森林公園で開催されていたのが、日産スタジアムを貸切っての開催ですから立派なものです。

Dsc08464 がんばろー!オー!!

 かく申す、この山笑もかつてはチームのメンバーとして寒風を切って颯爽と?走ったものです。一線を退いてからも、毎年応援に足を運んできました。その中でも思い出深いのは、ある年大雪の中での決行となったときに、歩道橋の階段を滑り落ちて大の字になっていたオッサンを背負って、最寄りの小机駅まで歩いたことです。更にこのオッサン、かなり泥酔していて帰る方向が分からず、結果として話を聞きながら自宅最寄りの駅まで送る羽目になりました。

 貴方はもう忘れたかしら 赤い鮮血雪に垂らして 二人で向かった小机の駅 ここでさよならって言ったのに 駅員ともめて待たされた 禿げた頭が芯まで冷えて 横浜線上りのカタカタ車中 貴方は私の身体を抱いて 酒臭いって言ったのよ 泥酔したあのとき 何も怖くなかつた ただ貴方の優しさが 怖かった…♪某K市職員のオッサンあなたですよ!

Dsc08467 一斉にスタート!

Img_4494 後ろの方はグダグダです(笑)

 そんな恨み節はさて置いて、開会式はお偉いさんの祝辞やら、大会に招待されたミス日本水の天使や各団体のゆるキャラの紹介がありました。でも、スタンドはやんややんやと各団体で盛り上がって、ほとんどスルー状態でした。天然児もテンションが高くなってきたので、職場のスペースには顔を出さず、ブラブラと眺めていました。

 13時に一斉スタート。先頭集団は、実業団並みの実力選手を揃えて毎年上位を狙ってくる強豪チームですが、なにせ450チームがトラックに駆け出すんですから、中盤から後ろの方はかなりグダグダモードでした。まあ年に一度のお祭り感覚で参加している団体も多いですから。

 その後の記憶はイマイチ定かではありませんが、天然児と場外外周コースに出て各選手を応援しました。この日は気温が上がって、応援する方は助かりましたが、ランナーにとっては暑すぎるイマイチなコンディションだったでしょうね。何処の団体が優勝したかも分かりませんでしたし、我が職場からも何チームか出ているはずなのですが、イマイチ顔の判別がつかなくて声をかけることもできませんでした。

 グダグダなオヤジに対して、天然児が注目するのは仮装組です。正直なところ、天然児に仮装ランナーやゆるキャラを見せるのが今回の目的でしたからね。

Img_4501 ←カッパ→ Img_4504

Img_4502 プロレス好きに

Img_4505 女好き? Img_4503 穴好き

Img_4507 進撃のランナー

 皆さんお疲れ様でした。

2017年2月 4日 (土)

不忍池 冬の風景

 今日は立春です。暦のとおり、小春日和の暖かい陽気になりました。春が、花が待ち遠しい昨今であります。

Img_4455 冬枯れの蓮池

Img_4454 蓮刈り始まりました。
 夏は緑の葉が水面を覆い、蓮華の美しい花を楽しめる上野不忍池。この時期は一面枯れ蓮に覆われています。風物詩である枯れ蓮の伐採作業も始まりました。夏の美しい蓮池を保全するのもご苦労なことです。

Img_4416 羽を休める渡り鳥

Img_4423 キンクロハジロ(下)とオオバン

 不忍池の冬の風物詩といえば、池に集まる鳥たちです。大陸から渡ってくるカモなどの渡り鳥やカモメなど海鳥たちで賑やかです。

Img_4386_2 カモメたちも

Img_4479 セグロカモメのつがい

Img_4460 ユリカモメは両翼に華かな?

 鳥たちを眺めていると、意外と表情があって楽しいものです。鳥たちにカメラを向ける人が多いのも頷けます。あ~そろそろフルサイズのカメラが欲しいなぁ。

2017年2月 2日 (木)

山行 古道を辿ってカレーの山へ 箱根・明神ヶ岳

 1月最後の週末。お天気にも恵まれて、この時季にしては異例の暖かさです。天然児はサービスを利用して水族館へ。かみは親と買い物に出かけました。私も負けじと掃除、洗濯も早々に終わらせて、山に柴刈りに出かけました。久しぶりに箱根外輪山の明神ヶ岳を目指します。

Dsc08369 吾妻山から箱根連山

P1110505 房総岩井海岸より

 明神ヶ岳は箱根外輪山のピークのひとつです。目立つピークではないものの、大きな山体が特徴で、なだらかな裾を足柄平野に下ろします。かの二宮金次郎こと二宮尊徳が幼少の頃、小田原市栢山の生家からこの山の山麓に柴刈りに足を運び、柴を背負って勉学に励んだ話はあまりにも有名で、かつては金次郎の銅像が勤勉の象徴として一校一像あったものです。でも、その姿をひねくれた目で見れば、現代の歩きスマホの走りと見えなくもありません。だから最近見かけなくなったのかな?何はともあれ、明神ヶ岳は古くから足柄や小田原に住む人たちにとって、一番身近な山と言えるのではないでしょうか。

Dsc08393 大雄山最乗寺

Dsc08392 夫婦円満の和合下駄

 南足柄の大雄山最乗寺から明神ヶ岳を往復することにしました。ちょうど最乗寺は正月大祭で、境内は賑わっていました。登山口となる明神橋のたもとには、最乗寺名物の和合下駄が置かれていました。この下駄は、最乗寺開山にまつわる天狗伝説に由来しているのですが、下駄は一対をもって事を成すということで、夫婦円満の象徴として珍重されてきました。私としては少々複雑な思いで登山道に踏み入れます。

Dsc08395 水仙を手向ける信仰心

 鬱蒼とする杉の大木の中を延びる登山道。最初は木の根やら石がガレていて少々歩きづらいところです。しばらくは、下の方から梵鐘の音や読経、甚句のような謡いが聞こえてきます。道端の石仏には、誰の手か、水仙の花が手向けられていました。ここは信仰の道であります。遥か昔、東海道はおろか足柄古道が整備される以前、上方から関東へ通じる碓氷道と呼ばれた箱根越えのルートは当にこの道で、南足柄市関本から明神ヶ岳を経て、箱根町宮城野に通じ、更に仙石原から乙女峠を越えて御殿場に下るルートでした。

Dsc08402 最初は少し急ですが…

Dsc08406 尾根上に出るとなだらかに

 杉の樹林帯から尾根上に出ると、しばらくは尾根上の防火帯歩きになります。行く先には外輪山の稜線が近づいて、振り返ると足柄平野から小田原市街、更には湘南の海岸線を見下ろすことができる実に気持ちの良い場所で、このルート一番のお楽しみ場所です。広がる展望に松の大木が風情を添えて、牛飯の紅しょうがのように?味わい深いものにしてくれます。尾根上にある神明水は枯れていました。

Dsc08410 足柄平野と相模湾

 私的には、このルート上にもう一つのお楽しみがあります。

Dsc08407 違和感満点♪

Dsc08405 森に飲み込まれる人工物

 大自然の中に突如出現する人工物。どう見ても使用されていない遺跡ともいえる建造物こそ、「廃墟マニア」と呼ばれる人たちの心をくすぐるものです。ルート上には、青空に赤く錆びた姿が痛々しい鉄塔や蔦が絡まって森に飲み込まれようとしている機械類を見ることができます。

Dsc08439 なんか哀愁あるなぁ~
 かつての高度成長期、日本全土で自然破壊を顧みない観光開発の嵐が吹き荒れた頃、このルート上にもロープウェー建設の計画が持ち上がったそうです。しかし、計画は日の目を見ることなく頓挫して、建設途中だったロープウェー施設は撤去されることなく放置されてしまったようです。気持ちの良い尾根道上に違和感アリアリの遺物ですが、私的にはこういう痛いの結構好きなんですよ。

Dsc08418 標高を上げると雪道に

 外輪山の稜線が近づくと、再び自然林の中に入りますが、この辺りから上は年明けに降った雪が残っていて、所々は踏まれて凍りつき、かなり危険な箇所もありました。いやぁ、温暖な神奈川に住んでいても、2時間ほど足を運んだだけで雪遊びも楽しめるんですから嬉しいですよ。

Dsc08420 雪の進軍氷を踏んで、どこが川やら道さえ知れず♪

Dsc08416 明神水…凍ってます。
 凍る雪道をしばらく歩いた後、箱根外輪山の縦走ルートにぶつかりました。正面には箱根の中央火口丘神山が見えましたが、山懐の大涌谷からは元気に噴煙が上がっていました。寒卵だな。この先には雪こそありませんでしたが、雪や霜が溶けて赤土にしみ込み、そこを多くのハイカーが歩いてドロドロコネコネ…カレースープの様な状況で辟易しました。

Dsc08424 縦走路に出ました。

Dsc08433 正面に大涌谷

 気まぐれカレーロードを少し歩いて明神ヶ岳(1169m)の山頂に到達しました。山頂の平坦部は泥濘状態。当に神々の田、神稲(くましろ)状態です。憩う人たちは、皆さんカレーを避けて草むらの中で休んでいました。外輪山の縦走路上なので、次から次へとグループが渡ってきて、ドロドロコネコネ…見ているだけで嫌になっちゃいますが、冬の箱根は温泉もセットで楽しめるので人気なのでしょう。

Dsc08425 明神ヶ岳山頂

 冬の澄んだ空の下、展望は最高でした。見下ろす宮城野集落の先には、箱根中央火口丘。外輪山の稜線を北にたどると金時山。その背後にはBIGな富士山がそびえていました。いわゆる子抱き富士ですね。金太郎の山を抱くお母さんですから山姥ですか。丹沢の山並みや湘南の海岸線もよく見えていました。

Dsc08430 金時子抱富士

 明神ヶ岳は私にとって思い出深い山です。かつて、ババと天然児の三世代編成で山頂を踏んだこともありました。そんな光景は二度と見ることはないでしょう…さて、今日はババを迎える日。下山しましょう。夕飯はカレーにしようかな?

★コースタイム:3時間5分

最乗寺10:55→11:30見晴小屋→11:50神明水→12:35明神ヶ岳12:40→13:35見晴小屋→14:00最乗寺

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