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2017年3月

2017年3月30日 (木)

天下の学舎でプチ花見 

 3月30日。職場の飯友が4月から異動するので、送別会も兼ねてお昼にプチ花見をしました。満開の桜を期待したのですが、今年は少し遅いので、どこかに見頃な木はないかと探してみたところ…

Img_4737 見つけました!

Img_4738 ポカポカ陽気で最高の花見日和

 天下の学舎、東大本郷キャンパス内、東大病院の道向かいにある健康と医学の博物館の前庭の桜は、上野、湯島、本郷界隈では異例の早さで、5、6分咲きといったところです。ポカポカ陽気でお花見にはもってこいのコンディションになりました。さて、早速お昼にしましょう。

Img_4735 お花見弁当♪

 せっかくのお花見なので、先発隊が少し贅沢なお弁当を調達してきてくれました。あ~幸せ♪お弁当でお腹はいっぱいなのですが、食後には甘味が食べたいなぁ~

Img_4736 あるんです♫

 いやぁ、至れり尽せりのお花見になりました。このままアルコールも…とはいきません。忙しいので1時間で終了です。実に幸せなお昼のひとときでした。

2017年3月29日 (水)

上野公園 桜の開花情報 3月29日

 今週は桜の満開を予想していたのですが、週末から週明けの寒さの影響で開花は思うように進んでいません。朝、上野公園を通り抜けて職場に行きますが、ビニールシートを敷いて場所を取っている人の姿が何とも痛々しい。

Img_4725_2 いやぁ~朝から5963

 お昼休みに不忍池の畔を歩いて見ても、ソメイヨシノは1~2分咲きといったところです。

Img_4731_2 昨年に比して遅れ気味ですね。

 3月27日は、桜が開花し始める日「さくらの日」に定められているそうです。昨年は3月の最終週に一気に開花が進んだので、今週末の満開を見越してお花見をセッティングしたのですが、こりゃあダメかもわからんね。

Img_4732 部分的ですね。

 明日、明後日も開花状況をリサーチしたいと思います。

2017年3月25日 (土)

山行 Hello!森の子供たち ミツバ岳、世附権現山その2

 ミツバ岳のミツマタ群生地からは、尾根伝いに世附権現山に向かいます。西丹沢の丹沢湖周辺には、権現山がもうひとつあるので、丹沢湖から見上げる権現山を地名をとって世附(よづく)権現山(本権現とも)と呼んで、中川川上流にある権現山(前権現とも)と区別されています。

Dsc09704 大野山から

 ミツバ岳から東へ延びる尾根は平坦で、ほぼ水平移動となります。北側斜面はスギやヒノキの植林帯で展望は得られません。南面は自然林でたまに樹間に丹沢湖を見下ろします。尾根上に進めば迷うことはありませんが、尾根が広いので踏み跡を見逃さないように注意したいですね。

Dsc08858 西丹沢の秘峰、菰釣山

Dsc08861 不気味に這い上がったと思いきや… Dsc08862 その後は素直に育ちました。

 平坦な移動から一気に駆け上がると世附権現山(1019m)の山頂です。山頂は樹木に覆われていて展望はありませんが、ベンチが設置されているので、のんびりと森の雰囲気を味わいながら休憩を楽しむことができます。未だ冬枯れの大木の枝先をキツツキが忙しく飛び回っていました。

Dsc08864 世附権現山山頂

Dsc08833 見上げるとコゲラが…

 世附権現山からは丹沢湖畔に下る南の尾根を歩きます。このルートがまた急なこと急なこと。おまけにざれた斜面に厭らしく足を取られます。

Dsc08867 756m峰

 急斜面に辟易しながら地図を眺めてみると、756mの尾根の分岐点で東側に下る登山ルートと分かれた西への尾根が気になりました。軍馬を停めた駐車場には西への尾根が断然近く感じました。

Dsc08869 登山道からエスケープ

 気がつけば登山道を外れて西尾根を歩いていました。しばらくはなだらかな尾根道を歩いて、植林帯に入ります。植林帯はやたらと急で暗くて面白くないのですが…

Dsc08870 Hello!森の子供たち

 真っ暗森に差し込む一筋の光明の中に森の子供たちが浮かび上がりました。丹沢の緑を担う次世代たち。成長した姿が楽しみです。

Dsc08873 急斜面をひたすら下ります。

Dsc08877 おお、軍馬が見えています。

 その後は…急な植林帯を下り~の、断崖絶壁の頭に出てルートを修正し~の、枯れ木を踏み抜いて肉離れをおこし~の、沢沿いに下って行き詰まり斜面を登り返し~の、迷走を続けながら、七転八倒、満身創痍でなんとか丹沢湖畔に降り立ちました。通常ルートで下った方が早かったと思いますが、探検気分でドキドキしながらの迷走も楽しいものです。

★コースタイム:3時間40分

滝壺橋6:55→7:45ミツバ岳7:55→8:35世附権現山8:40→9:10 756m分岐→10:35滝壺橋駐車場

2017年3月24日 (金)

山行 ミツマタの名所を訪ねて ミツバ岳、世附権現山その1

 幸せをもたらすといわれる どこかでひっそり咲いている 花を探して 花を探しています♪今年も花を求めてオッさんの山行の始まりです。その先駆けとなるターゲットは、西丹沢、丹沢湖の左俣、世附地区にミツマタの群生する山があります。その名も「ミツバ岳」にロックオンです。3月19日(日)にミツバ岳のミツマタを偵察に行ってきました。

Dsc08827 滝壺橋の登山口

Dsc08824 湖畔のツバキは見頃でした。

 ミツバ岳への登山道は、私の使用している昭文社の山と高原地図「丹沢」2010年度版には、正式な登山ルートとして明記されていませんでしたが、最近の同地図には破線ルート(難路)として明記されるようになりました。ネット上では普通に山行記録が掲載されているので、放置してもいられないでしょう。

Dsc08826 滝壺橋から見る滝壺沢の三段の滝

 丹沢湖畔の滝壺橋がミツバ岳の登山口です。滝壺橋からは目の前に三段の滝が見えています。なかなか味のある滝ですが、周辺樹木の葉が生い茂る時期は姿を隠してしまうことでしょう。朝7時に登山口をスタートです。私以外にもポツリポツリとハイカーが山に入っていきます。皆さんお目当てはミツマタでしょうね。

Dsc08835 植林帯の急登

 登山口からいきなり植林帯の中を急登します。九十九折の登山道は、踏み跡がはっきりしていて迷う心配はなさそうです。杉の木の根元には早くもミツマタの木がポツポツ散見されました。下の方のミツマタは既に開花していました。山頂にあるという群生地はどうなのでしょうか?

Dsc08838 ポツポツと咲いています。

 さて、多くの人にとってミツマタの木は余り馴染みがないかと思いますが、ミツマタは樹高1~2mの落葉低木で、その名のとおり枝先が三本に枝分かれするのが特徴です。春先に黄色または橙色の花を開花させます。和紙の原料として大陸から渡来して、かつて手すき和紙が主流だった頃は人々の生活の身近に存在していました。今では里山からは姿を消してしまいましたが、かつて人の営みがあった山中で密かに群生し続けています。

Dsc08851 群生地の中のミツバ岳山頂
Dsc08849 群生地から丹沢湖を見下ろす。

 標高を上げて植林帯を出ると落葉樹の自然林となります。自然林になるとすぐにミツマタの群生するミツバ岳(835m)の山頂部に到達します。気になる咲き具合はどうかといいますと、山頂部の群生地はまだ1~2部咲きでした。しかし、つぼみはかなり大きくなっているので、この群生地が黄色一色に染まって甘い香りが漂う日も近いことでしょう。

Dsc08846 これはすごい。

 山頂の西側には動物よけ柵が設けられていますが、この柵付近から見る富士山は見事なものです。ミツマタと富士山のコラボも見事ですので、訪れた際は見落とさないようご注意ください。

Dsc08854 ミツマタと富士

 私が訪れた際は、まだ咲きが浅かったのですが、連休は気温が上がりましたので更に開花が進んでいることでしょう。機会があればもう一度訪れてみたいと思っています。(つづく)

2017年3月23日 (木)

上野公園 桜の開花状況 3月23日

 3月21日、全国に先駆けて東京の桜の開花宣言がありました。早速上野公園の状況を見に行ってきました。

Img_4711 う~ん。まだ早いかな?

Img_4712 つぼみはかなり大きくなっていますが…

 不忍池周辺はまだ咲いていませんでしたが、つぼみはかなり大きく膨らんで、開花寸前の様相です。よくよく探してみると…

Img_4715 見っけた!

 一輪、二輪は咲いているのを見つけました。

Img_4720 早咲きも何本かあります。

 ソメイヨシノはまだまだですが、公園内には早咲きの桜が結構あります。もうお花見は楽しめますよ。

Img_4709 銀杏に寄生する桜

 銀杏の大樹のうろから生える早咲きの桜を見つけました。面白いですね。

2017年3月20日 (月)

山行 春まだ浅き丹沢山 三角沢ノ頭、丹沢山その3

 寿岳で独り祝言をあげて、丹沢主脈尾根に向かいます。笹原の爽やかな稜線は目前です。主脈稜線を歩くハイカーの声もはっきり聞こえるようになりました。フムフム…世の中、どこで誰が聞いているかわかりませんね。

Dsc08771 主脈稜線はすぐそこに

Dsc08773 三角沢ノ頭を振り返る(中景に長尾尾根、遠景に大山)

 本谷林道から約2時間で主脈稜線上の小ピーク日高(1461m)に到達しました。

Dsc08778 奥の踏み跡から登場

 休日の主脈線上ですから右へ左へハイカーが行き交っていますが、そこへさりげなく合流して丹沢山を目指します。

Dsc08779 丹沢山(右)と不動ノ峰(左奥)

 主脈尾根の爽やかな笹原を歩くのは久しぶりです。いやぁ~すっかりご無沙汰しておりました。行く手には穏やかな丹沢山。その左奥には蛭ヶ岳のジャンダルム(前衛兵)的な不動ノ峰が見えています。丹沢の最高峰蛭ヶ岳は、この辺りからは不動ノ峰に隠されて見えません。丹沢初心者は不動ノ峰の堂々たる姿を見て蛭ヶ岳と誤認するようです。

Dsc08781 丹沢名物の泥濘でござる!

Dsc08787 南斜面と北斜面。はっきりしてます。

 主脈線上の登山道は、夜間凍結していたのが融けて、それを多くのハイカーが登山靴でこねくりまわすのでドロドロの泥濘と化しています。スパッツを忘れたので脇の方を対向者と譲り合いながら進みます。

Dsc08784 西側の展望。富士山はお隠れに

Dsc08788 なんとな~く、丹沢山を通過

 日高からものの30分で丹沢山(1567m)。残雪がありますが、気温が上がっているので寒さはそれほどではありませんでした。丹沢山、通過しま~す。

Dsc08793 北向き斜面には残雪コッテリ

 丹沢山からの下山ルートは、堂平経由で塩水林道を歩いて塩水橋に戻ります。天王寺尾根分岐点から堂平までの急斜面には、残雪がこってりと凍りついていて、かなり冷や汗ものでした。

Dsc08798 大崩壊地から登山ルートを確認

Dsc08801 丹沢三峰山

 山頂直下の大崩壊地は、このルート随一の展望を得ることができます。春霞で下界は見えませんでしたが、右手には丹沢三峰山が間近に見えました。左手には大山、長尾尾根、そして登山ルートの三角沢ノ頭が見えました。穏やかな長尾尾根に比べて三角沢ノ頭から本谷川に落ちる尾根の急なこと急なこと。

Dsc08813 最後は弁天杉で

 塩水林道から弁天杉を見つけました。樹齢1千年ともいわれる東丹沢随一の大木ですが、未だに花粉を飛散させ続けているのでしょう。「老いては益々壮んなるべし」あやかりたいものです。

 3月も下旬になりましたが、丹沢の稜線は南岸低気圧が通過する度に白く雪化粧します。春まだ浅き丹沢の山上でした。

★コースタイム:5時間

塩水橋8:40→9:30本谷林道終点→10:50三角沢ノ頭→11:20日高→11:50丹沢山→12:15堂平分岐

→12:55塩水林道終点→13:40塩水橋

2017年3月18日 (土)

山行 寿岳を単身歩き 三角沢ノ頭、丹沢山その2

 本谷林道を歩きます。この林道は塔ノ岳~丹沢山の主脈線、塔ノ岳~札掛の長尾尾根、丹沢山~塩水橋の天王寺尾根に囲まれている表丹沢の深部に延びているので、お手軽に山深さを感じることができる場所です。一部丹沢山へのアクセスと重なるので、何度も歩いた道ですが、5年前の猛暑の夏、避暑を兼ねて天然児、ババの三世代で歩いた思い出の道でもあります。

Dsc08725 本谷橋。丹沢山天王寺尾根ルートの登山口

 本谷林道は、終点まで本谷川を左手に見下ろしながらの緩やかな道です。本谷川で糸を垂れる渓流釣りの人がポツポツと見られました。道沿いにはモミの大木が目立ちますが、長尾尾根を挟んで山向こう、札掛のモミの原生林は神奈川県の天然記念物であり、景勝50選にも指定されています。

Dsc08731 モミの大木が多い

Dsc08730 こりゃあ何かあったな⇒痛ましい事故がありました。(http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p1088805.html 神奈川県HPより)

 本谷川の河床や周辺の沢には巨岩、巨石が多いのも見ものです。1923年(大正12年)に発生した関東大震災とその余震である丹沢地震で、丹沢では大規模な山体崩落が発生し、かつての穏やかな山容が一変したといわれています。本谷川周辺で見られる巨大な岩石もそのとき崩落したものなのでしょう。

Dsc08735 デカッ!5mいや10mか。

 塩水橋から約4km。本谷林道終点の少し手前にキュウハ沢の合流点があります。ここから林道を離れてマイナールートに入ります。キュウハ沢は、戦時中に墜落した旧陸軍戦闘機のエンジンが眠る沢ですが、以前訪れたときはヤマビルの多さに辟易して逃げ帰り、それ以来エンジンを見ることは実現していません。いつかは見てみたい歴史遺産です。

Dsc08739 キュウハ沢を見下ろす

Dsc08740 モミとシャラ?絡みのシーンですな

 キュウハ沢の左手急斜面につけられたやや不鮮明な踏み跡を辿って、三角沢ノ頭というピークを目指します。急坂をしばらく登ると、尾根上のジグザグとした九十九折の明確な道を歩くことになりました。この道は林業の管理道なのでしょう。道標などはありませんが、これなら道に迷うようなことはないでしょう。

Dsc08756 根元から春がやってきます。
 スギの植林帯からブナの天然林に樹相が変わると、樹間から丹沢主脈の稜線が見えてきました。左手には塔ノ岳、右手には丹沢山です。この辺りの斜面一帯には残雪があります。3月でも南岸低気圧が通過する度に丹沢には雪が降ります。山上の春はまだ遠いようです。耳を澄ますと、野鳥の鳴き声、木を突くキツツキ、動物の足音など、自然な音に混じって、縦走路を賑やかに歩くハイカーたちの会話も聞こえてきました。

Dsc08759 三角沢ノ頭

Dsc08761 塔ノ岳が間近に見えました。

 急登を登りきると、台地状になった小広いピークに到達しました。ブナやアセビに囲まれたスペースには看板が置かれていましたが、書かれた字は色あせていて読み取ることはできませんでした。おそらくは三角沢ノ頭(1331m)なのでしょう。この小ピークは、別名寿岳とも呼ばれているようですが、その由来は全くわかりません。「寿」ですからおめでたいのですが、林道を離れてからここまで全く出会いのない山笑でした。(つづく)

2017年3月14日 (火)

山行 6年ぶりにアイツと再会 三角沢ノ頭、丹沢山その1

 春の弥生ともいいますが、私にとって3月は地獄月。働くようになって3月が暇だったことは一度もありません。一週間の仕事を終え、電車の中で日付が明けて土曜日深夜に帰宅すると、その日の午前中は廃人状態です。若い頃は疲れていようとも、土曜日の朝日を浴びると体が自然と動き出したものでしたが、最近はそうもいきません。老いというやつでしょうか?

 でも、苦界の中にも一筋の光明有り。ペラペラのヒラヒラ社員である以上、残業すれば実入りがあるわけで、いつもは般若の形相のかみも菩薩のように柔和な面持ちです。何よりありがたいのは、山に行くにも海に行くにもかみのΩ(抵抗値)は低くなるのです。それどころか、「たまには釣りにでも行ってくれば」との金言が飛び出すのもこの時期ならではなのです。

 さて、東日本震災から6年を経た11日。自粛したわけではありませんが、気力負けで朝から家でゴロリくん。夕方ようやくワクワクさんになって、翌12日に釣りに行くことにしました。枕元にアジ釣りセットを用意しておやすみなさい…深い眠りについた…が…ナイトメア(晩酌するかみ)にうなされ…

Dsc08820 札掛付近のミツマタ群落

 7時半起床。なぜなんだちくしょー!と雄叫びを上げる間も惜しんで軍馬を北に。雷爆転換ならぬ海山転換でヤビツ峠に突入です。途中、峠に向かうバスに譲ってもらうと、車内はハイカーで満員でした。立ち乗りで1時間揺られてヤビツまで上がるだけでも疲れてしまいそうですね。南アルプスでも体験しましたが、バス山行は大変です。

Dsc08821 いやぁ~来週には満開でしょう。

 ヤビツを越えて、護摩屋敷の水や札掛付近のミツマタの群落を眺めながら宮ヶ瀬方面へ。ミツマタのつぼみはかなり色づいていましたので、あと1~2週間後が楽しみですね。そしたらババをドライブに連れてきてあげようかな。

Dsc08714 塩水橋(ゲートの先が塩水林道)

 登山口の塩水橋に8時過ぎに到着。路肩には15台ほどの車が停まっていましたが、どうやら登山者以上に渓流釣りの愛好家が多いようです。宮ヶ瀬ダム湖に注ぐ中津川の支流、塩水川や本谷川は、イワナやヤマメが放流されている丹沢有数の渓流釣りスポットです。3月1日の解禁後、それほど日が経っていない今がベストシーズンなのでしょう。

 さて、8時半に林道ゲートをくぐって塩水林道を歩きだします。塩水林道は丹沢山の山懐、ブナ林の豊かな堂平に延びる林道ですが、今回はゲートすぐ先の瀬戸橋から本谷林道を終点まで歩いて、塔ノ岳と丹沢山に囲まれた山懐に踏み入ります。

 意気揚々と林道を踏み出すして間もなく…

Dsc08718 やや!チミは。

 林道ゲートから2、3分歩いたところで、左側の斜面に動物の気配が。見れば10mもなさそうな距離からカモシカが見下ろしていました。丹沢でカモシカに会うのは、実に6年ぶりです。あれは東日本大震災から1週間後、秦野の蓑毛から大山、三峰山を越えて清川村煤ヶ谷まで歩いたときに、唐沢峠付近での遭遇でした。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-c944.html)塩水橋からもそう遠くない場所ですから、ひょっとして同じ個体かしら。

Dsc08719 ヤマワライ…山から身を引いてくれないか

 遭遇した途端、脱兎のごとく遁走するシカと違って、カモシカは人への好奇心が警戒心に勝っているようです。斜面の上の方へ少しずつ歩みを進めながら、カメラ目線はキープしてくれましたので、良い写真を撮ることができました。岩の上から見下ろすカモシカとそれを見上げる山笑。このシーンどこかで見たことあるぞ!そうです。ジャブローでのキャスバル兄さん(シャア)とアルテイシア(セイラ)ですね。そうだとすれば、じっと見つめるカモシカの黒い目は、私に山から去ることを訴えているのでしょうか。そうなー、山奥に眠る金脈でも教えてくれたら考えなくもないでー(欲)ダミダこりゃ~。カモシカはゆっくりと斜面を登っていきました。(つづく)

2017年3月11日 (土)

野草、土をも食す

 木の皮、草の根、壁土に塗り込んだ藁をも食す…「三木の干殺し」に代表されるような悲惨な籠城戦のシーンを彷彿させられるのですが、春の日差しがのどかな我が家の猫の額でも、野草や土石までもをせっせと食べている輩がおります。

Dsc08696_2 野草を食べ…

Dsc08692 石や土も食べます。

 屋外で活動を始めたクロちゃんです。菜食のリクガメですから、タンポポやハコベなどの野草は当然食べるのですが、土や小石もパクモリで食べています。いやぁ、食べさせていないわけじゃあないんですけどね。よそ様のお宅でお菓子をガッツく我が子を見ているような思いです。

 いえいえ、野草や土石を食べるのには重要な訳があるんです。カメにっとって身を守る甲羅や重い身体を支える骨格を保つには、カルシウムの摂取が欠かせません。野草はカルシウムを豊富に含み、更には土や石から直接補給する荒業も身につけているようです。また、硬い石を噛むことで、クチバシが伸びすぎるのを抑制しているともいわれています。

Dsc08697 ちょっと。食事中ですわよ。

 ボーッとしているようなカメですが、自然の知恵を身につけているんですね。

2017年3月 6日 (月)

吾妻山の菜の花 3月5日

 運動不足の昨今。朝の冷え込みも緩み日の出も早くなってきたので、丹沢でも歩きたいと思っているのですが、仕事疲れなのか朝起きられません。せめてウォーキングでもしようと吾妻山を散歩しました。

Dsc08651 吾妻山の静かな朝

 吾妻山に行ってみると、人も疎らでとても静かな山頂でした。菜の花が見頃の時期の人出はパッタリ途絶えてしまったようです。個人的には静かな環境が好ましいですが、唯一の観光資源ともいえる菜の花が終わった途端に閑古鳥というのも、地元としては悩ましいところかと思います。

 山頂のシンボルツリーを見上げると…

Dsc08659 おや、ツグミさんがいました。

 菜の花は終わってしまったのかといいますと…

Dsc08664 それなりには見れますよね?

 ピーク時と比較してしまうと、茎が伸びて緑が目立つようになった感がありますが、初めて見た人には、大きな感動を与えるだけの魅力は残っています。

Dsc08670 相模湾。菜の花の沖ですな。

 菜の花もまだ十分に見れますが、それにばかり気を取られていては勿体ないですよ。他にも花が咲き始めています。

Dsc08676 コブシ Dsc08684 ミツバツツジ

Dsc08685 タンポポ

 これから春になって、サクラ、ツツジと見どころ満載の吾妻山ですが、菜の花の時期にあれだけ多くの人が訪れても目立ったゴミもなくきれいに保全されているのは、公園を管理されている高齢者の皆さんのお陰です。遊びに行く側も最低限のマナーは守りたいものですね。

Dsc08673 いつもありがとうございます。

2017年3月 2日 (木)

春告蛙

 3月になりました。いよいよ春本番!と言いたいところですが、相変わらず寒い陽気が続いております。三寒四温といわるように、春の陽気はゆっくりと到来することでしょう。

Img_4659 梅のピークは過ぎました。

 最近は仕事の帰りが遅くなかなか疲れが取れません。また、花粉が飛び始めているので、昼休みの散歩もサボりがち。職場近くの湯島天神の境内でまったりと観梅をして過ごしています。梅まつりも終盤戦ですが、遅咲きの梅が結構楽しめています。

Img_4665 男坂 彼に気づきましたか?

 今日もいつものパターン。ピンポンダッシュで湯島の坂を下って、御徒町界隈でお昼を済ませ、食後は湯島天神の境内で過ごそうと思ってきますと…

Img_4664_2 ななんと、ヒキガエルが!
 男坂の階段でヒキガエルを見つけました。ヒキガエルは里山周辺に生息していると思われがちですが、都会でも生息しているんですね。驚きました。夜中に闊歩しているうち朝になって、身を隠す場所を見失ったのか、必死に石段の片隅に身を寄せていました。

 冬期は土中で冬眠するヒキガエルですが、敏感に春を感じ取って地上に這い出してきたようです。春告鳥(ウグイス)や春告魚(メバル、ニシン、サワラ)など春の到来を告げる生物はいますが、ヒキガエルもそんな春を告げる生物のひとつといえるでしょう。

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