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2017年4月

2017年4月29日 (土)

花と緑の風景

 サクラが散っても花のオジさんは花を探して花を探しています。

Dsc09032 ノダフジ

 先ずは我が家の猫の額から。いつの間にか猫の額に生えていたフジですが、今や大きく成長して今年も花房を垂らすようになりました。薄紫色の花が落ち着いていて日本人好みの花ですよね。日本に自生するフジは2種類あって、花房が長く蔓が時計回りに伸びていくノダフジと、対照的に花房が短く蔓が時計と反対回りに伸びていくヤマフジです。園芸用に販売されているのは前者だそうです。

Dsc09042 クマバチ

 フジの花が咲く頃にブンブカと騒がしいのはクマバチです。フジの花粉がお気に入りなのか、何匹もやってきてはホバリングしたり追ったり追われたりと実に賑やかなものです。大型のハチですが、スズメバチのように攻撃的ではないので、様子を観察してみると面白いですよ。

Dsc09049 ぼたん寺延命寺

 松田にある延命寺にやって来ました。関東花の百寺にもエントリーしているこのお寺の名物は牡丹の花。20種2千株の牡丹が境内を飾る4月下旬にぼたんまつりが催されます。立ち寄った時には法事が行われていたので、ちょっと遠慮してしまいました。

Dsc09058 玄倉のしだれ桜

Dsc09060 山桜咲く世附権現山

 丹沢湖にやって来ました。下界よりも標高が高いせいか、周辺の山々は山桜の花が見頃でした。玄倉のハイカー用の駐車場前にはしだれ桜の並木があって、こちらも見事に咲きそろって、山の緑、水面の青と対照に際立っていました。

2017年4月28日 (金)

吾妻山のシバザクラ園

 菜の花もサクラも終わってしまった吾妻山。ツツジも少しずつ咲いていますが、見頃はまだまだで、5月に入ってからになりそうです。

Img_4963 ツツジはまだ早い

 山頂の菜の花畑は刈り取られて、野鳥が菜種をついばんでいました。菜の花は一年草ですから、きれいに刈り取って、来年に備えて畑を養生しておかなければなりません。

Img_4967 菜の花畑

 さて、花の山吾妻山に新たな花の名所が誕生しました。山頂から中里口に下る途中にあるシバザクラ園です。先週末に見に行ってきましたが、見頃は過ぎたものの、ピンクの花園に白い富士山が浮かび上がってなかなか風流でした。シバザクラ園は樹林の中にあるのですが、本物の富士山が見えればもっと集客効果があるんでしょうけどね。

Img_4972 白い富士山が浮かび上がりました。

 観光資源の乏しい二宮町。頼みの綱である吾妻山にかける気合がシバザクラ園からは感じられました。

2017年4月23日 (日)

山行 花の山にチャック全開オジさん現わる 鍋割山

 現役16年目、走行距離17万kmに達する軍馬。長男の進学まで買い替え禁令が発せられたため、もう少し頑張ってもらわねばなりません。この冬はバッテリー切れが頻発したので、バッテリーとオルタネーター(発電機)を交換しました。バッテリー切れは私も同じ。3月末のミツバ岳から1ヶ月近く山に行っていません。最近体のなまりを感じ始めたのでここいらで一発行かねばなりません。

Dsc08968 県民の森のツバキ(花びらのレッドカーペット)

 4月22日(土)、炊事、洗濯、風呂掃除を済ませてからの遅出山行をしてきました。(何か最近これがパターン化しているぞ)時間も限られているので、表丹沢県民の森から鍋割山をピストンします。

Dsc08972 新緑の勘七橋 Dsc09014 山桜がまだ

 二俣方面に向かって行くと、四十八瀬川上流沿いには木々の新芽が清々しく、新緑の色の中には、山桜、ヤマブキ、タチツボスミレ、ヤマルリソウ、ミツバツツジなどが色彩を添えていました。

Dsc09015 ヤマブキ

 「七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだに無きぞ悲しき」戦国武将太田道灌が若き頃のエピソードをご紹介しましょう。狩りの途中でにわか雨に降られ、とある農家に立ち寄り簑を所望したところ、その家に住む若い娘が前述の和歌に添えて一本の山吹の枝を差し出したそうです。その真意を知りえない道灌は憤慨して帰城するのですが、後に「実の=簑」にかけた和歌の意味を知って自分の短慮を恥じたそうです。

Dsc08973 足元にはタチツボスミレ

 この季節、道端にはタチツボスミレやヤマルリソウがいっぱい咲いていますが、それらに混じって奇妙な植物の姿が目立ちます。茶色い蓋のついた瓶のような大きな花と八ツ手のような葉がセットになった特徴的な姿をした植物は、マムシグサ、ミミガタテンナンショウ、ウラシマソウなど何種類かあるようですが、花が葉より伸びるか否か、葉が1枚か2枚かで見分けができるようです。特にウラシマソウは、花の中から浦島太郎の釣り糸のようなツル状のものが伸びているのか面白いですね。

Dsc08970 ミミガタテンナンショウ(ウラシマソウとの違い解りますか?)

Dsc09016 ウラシマソウ(花の中から伸びるツル状に注目)

 さて、西山林道を詰めていくと、登り下りのハイカーが増えて賑やかです。ミズヒ沢を見下ろすと沢の流れにミツバツツジが映えて何とも絵になりますね。我が猫の額に植えたミツバツツジは今年花を咲かせることなく枯れてしまいました。お気に入りの一本だっただけに残念極まりないです。ヤマツツジは何種類かありますが、ミツバツツジやトウゴクミツバツツジの強弱違った蛍光ピンク、アカヤシオの桃色、純白のシロヤシオ、レンゲツツジの朱と、これから次々と咲いていくでしょう。今年は何種類見れるかな?

Dsc09011 沢を飾るミツバツツジ

Dsc08982 良い色だなぁ♪

 後沢乗越から山頂までの後半戦は鍋割山南稜の急登です。この山笑、老いたとはいえ足には自信があります。ここから先行者をどんどん抜いていきます。が、ここでひとつの珍事が。オジさんに率いられた若い女性数名のグループに道を譲られたところ、正面から女性を呼び止められ「チャック開いてますよ」と。え?!…十秒ほど空気が凍りつきました。恐る恐る前に手をやったところ、?安心してください。ちゃんと閉まってますよ。「やだー、開いているのはリュックですよ。そっちだったら言わないし」一同笑いがこぼれました。鍋割山荘の水場で大五郎のボトルをリュックに入れてきたので、重みでチャックが開いてしまったようです。女性にチャックを閉めてもらった山笑。調子ついでに「じゃあ前も後も閉まっているかチェックしてください」下界では犯罪的行為でも、山では笑い話になってしまうのが嬉しいですね。いやぁ~お恥ずかしい限りです。

Dsc08987 小さな花輪のヤマザクラ

Dsc08994 白い空に溶け込んでますが

 標高1千mほどの尾根上では山桜が満開でした。下界のソメイヨシノのようなボリュームはありませんが、小さな白い花が清楚な感じで良いものです。この日は曇り空だったので、白い空に溶け込んでしまいお花見としてはイマイチのコンディションだったのが残念です。ムムッ!キタキタ~「敷島の大和心を人問わば朝日に匂う山桜花」そう、この山桜こそ日本人の心の象徴なのです。

Dsc08998 山頂の賑わい

 鍋割山(1273m)の山頂はかなりの賑わいでした。鍋割山荘の鍋焼きも長蛇の列。実は鍋焼きランチが目的だったので、おにぎりはおろか飴玉一粒も持参していません。現地調達頼りのジンギスカン作戦。旧日本軍張りの無計画さ。ハイカー失格ですね。早いところ下山して腹を満たしましょう。

Dsc09019 黒竜の滝

 下山時、例のチャック騒動のグループに鉢合わせて、再び弄られて逃げるように下山してきました。余りにも足早に下ってきてしまったので、県民の森近くにある黒竜の滝に立ち寄ってきました。今まで一度も寄ったことがなかった滝ですが、水量もあって見応えがありました。

 春山本番。GWもかみの顔色を伺いつつ山行していきます。

コースタイム:3時間20分

表丹沢県民の森10:45→11:15西山林道終点11:20→11:40後沢乗越→12:30鍋割山12:35

→13:15西山林道終点→13:55黒竜の滝→14:05表丹沢県民の森

2017年4月21日 (金)

黒い小さな顔

 私が子供の頃、テレビ東京で「2時のロードショー」という毎日B級映画が上映される枠がありました。タイトルに興味がなくても垂れ流し的に視ていましたが、思わぬ面白い映画と出会うこともありました。その中の一つが「好敵手」という戦争コメディー映画です。

 「好敵手」のあらすじですが、舞台は第2次世界大戦中のイタリアが植民地としていたエチオピアです。エチオピアに進攻した英軍の将校が搭乗していた飛行機の故障で敵地に不時着。伊軍の捕虜となってしまうのですが、伊軍を指揮する青年士官との友情が芽生え、伊軍との行動の中で両国の対照的な文化の違いが面白可笑しく描かれています。その後、劣勢で物資の乏しい伊軍は、口減らしのため英軍将校に逃亡を許しますが、敵地から戻った英軍将校は大部隊の指揮官に抜擢され、伊軍の追撃を命じられます。心ならずも伊軍を追う英軍将校と恩を仇で返されて悔しがりながら逃げ回る伊軍士官。大詰めには部族ゲリラまで登場して、両軍そろって罠にハマって身包みはがされてしまう。そして感動のラストシーン。

 この映画は戦争映画でありながら、血生臭いところがほとんどなくて、それでいてほとんど知る人のいない東アフリカ戦線というマイナーな戦場がしっかりと描かれていることや、英伊二人の登場人物のコミカルな攻防を通して、両国の国民性や文化の違いが解りやすく描かれています。40年余りの人生の中でも、実に楽しめた映画の1つです。

 ストーリーと共に心に残っているのが、劇中、伊軍兵士たちが行軍中に歌っていた「Faccetta Nera」(黒き幼顔)という歌です。テンポが良くて、今でも鼻歌が溢れることがありますが、1935年にイタリアがエチオピアに侵攻したときに民族融合のプロパガンダの下に作られた流行歌です。「奴隷の若者よ。丘の上から海を見下ろしてみろ。夢にまで見た三色旗(イタリア国旗)をなびかせた大船団がやって来た。美しきアビシニア(エチオピア旧名)黒人の娘よ。あと少しの辛抱だよ。俺たちが君と出会ったとき、君は新しい秩序と偉大なる王を得ることだろう…♪」いかにもですよね(笑)若い頃、この曲が聴きたくてCDを探しましたが、曲名が分からず見つけられませんでしたが、今ではユーチューブでも聞くことができます。ありがたいですね。

Img_4932 黒い小さな顔

 先日、不忍池の畔を散歩中、黒い頭部のペンギンみたいなユリカモメを見つけました。あっ「黒い小さな顔」だ。Faccetta nera,bell'abissina Aspetta e spera che gia l'ora si avvicina! quando saremo insieme a te noi ti daremo un'altra legge e un altro Re…♪思わず鼻歌が溢れていました。

2017年4月20日 (木)

今日はマムシ忌

 僧籍から油売り商人として身代を築き、得意先である美濃の守護大名土岐氏の家中に取り入って武家に転身し、果ては主を国外に追放して国主の座に就いた戦国の梟雄斎藤道三。松波→西村→永井→斎藤と美濃の名門を次々と乗っ取っていきますが、その出世劇の裏側では、政敵は勿論のこと、主人や恩人ですらなりふり構わず手にかける悪逆非道ぶりで、「美濃のマムシ」と仇名された人物です。

 彼の悪業ストーリーの中で最も有名なのが、自分を重用してくれた旧国主土岐頼芸を国外追放し、絶世の美女として名高かった愛妾深芳野を手篭めにしたことですが、(実は頼芸より下賜されたらしい)道三と深芳野の間には長男義龍が誕生しました。天文23年(1554年)に義龍を後継者として隠居しましたが、この頃から実は義龍が道三の種ではなく、前国主頼芸のご落胤だという噂が広まり、親子の溝が急速に深まりました。

 弘治2年(1556年)、義龍は道三の寵愛する二人の弟を殺害。これを期に親子は戦闘状態に突入し、4月20日、長良川の畔で合戦となりました。美濃守護土岐家の正統を名乗る義龍の下に2万の兵力が集まったのに対して、悪逆非道をもって成り上がった道三の下に集まった兵は僅かに2千。「美濃のマムシ」と恐れられた下克上の代名詞斎藤道三は、長良川の畔で呆気なく骸を晒す羽目になりました。当にカルマ返しですね。

 話は変わって、先週末、ババや天然児と秦野の里山から松田町寄地区にかけて、桜を求めてドライブしました。寄のさらに山奥に虫沢という集落がありまして、この集落近くの林道に軍馬を乗り入れていたとき、道路の前方に横たわる一尾の蛇を認めました。近づいて確認してみるとこれが毒蝮三太夫です。

Img_4931 「この死に損ないのババア」とは言いませんでした。

 なかなか動かず轢いてしまうわけにもいかず。穏便に路上からご退去いただこうと棒で突っついてみると、たちまちファイティングポーズのマムシさんです。「この死に損ないのクソババアめ!」なんて悪態こそつきませんでしたが、頭をもたげ、ななんとガラガラヘビのように尾を震わせて威嚇してきました。同じクサリヘビ科ですから納得の行動です。これにはちょっと怯みましたが、なんとか路外にお引取りいただきました。

 昔から身近に存在する毒蛇として恐れられてきたマムシですが、生息域は山林や湿地帯で、そういった場所に不用意に踏み込まなければ、マムシから襲って来ることはまずないようです。それどころか、人の手によって生息域が狭められて、生息数もかなり減ってきているようです。こんなに面と向かってお目にかかれたのは、子供の頃尾瀬に通じる山道で出会って以来でしょうか。

 美濃のマムシ斎藤道三が討ち死にした「マムシ忌」の頃、珍しいマムシにお目にかかれたのは、何とも奇遇なことだと思われました。

2017年4月19日 (水)

サクラも見事な吾妻山

 東京では1週間前に桜の見頃が終わりましたが、地元二宮ではこの週末が盛りでした。町内のあちらこちらで満開の桜を見ることができました。日曜日の朝に吾妻山を散歩してきましたが、山頂の桜は満開でそれは見事なものでした。

Dsc08936_2 富士と満開の桜

Dsc08929 一本の枝にも二色の花

 初春は富士山をバックにした菜の花の名所として、多くの観光客が訪れた吾妻山でしたが、富士と桜という大和心の象徴が融合する風景も見た人に大きな感動を与えることでしょう。

Dsc08959 桜のトンネル滑り台

 山頂から滑り降りるローラー滑り台は桜並木の中です。桜を見上げながらの滑走は最高でしょうね。早朝は中高年の姿しかない公園ですが、日中は満開の桜の下子供たちの歓声で賑やかなことでしょう。

Dsc08931 レンギョウ

Dsc08930 シャガ

Dsc08957_2 キランソウ

 菜の花や桜だけでなく、吾妻山は色とりどりの花が咲く花の山です。駅裏から山頂まで往復しただけでも、黄色いヤマブキ、レンギョウ、タンポポ、赤いシャクナゲ、ツツジ、青いキランソウ、タチツボスミレ、白いシャガ、スイセンなど多くの花が目を楽しませてくれました。

Dsc08960 早くもシャクナゲが

Dsc08948 海とミツバツツジも珍しいのでは

 菜の花からスイセン、更に桜に引き継がれた吾妻山の花リレー。これから5月にかけてはツツジが見頃を迎えることでしょう。

Dsc08942 敷島の大和心を人問わば朝日に匂う山桜花 本居宣長

 月、火と春の嵐が通過しました。桜の花は大方散ってしまったようです。ああ儚き桜の花よ。

2017年4月18日 (火)

春嵐一過 花は散り夏の陽気

 昨夜から今朝にかけては、列島を南から北へ春の嵐が吹き抜けました。週末に咲き誇っていた地元の桜も大方が散り、上野公園の桜もすっかり葉桜になってしまいました。散ってしまった桜花を儚むのも良いですが、水面に映る若柳の緑が実に清々しく、八重桜やツツジが見頃を迎えているんです。桜はまた来年。次々と巡る季節感を思う存分楽しんでいきましょう。

Img_4937 八重桜

Img_4933 真紅のツツジ

 嵐の一過の今日は夏日の陽気でした。不忍の池では、春先の主人公であった水鳥もすっかり姿を消して、水面にはコイが泳ぎ回り、浮島にはカメが甲羅を干す季節になっていました。

Img_4940 でっかいスッポンが注目を集めていました。

 これから日に日に暑くなっていきますが、暑い季節を乗り切る精力食品として珍重されてきたのがスッポンの料理です。身は低カロリーでビタミン豊富。また、美味しい出汁が出るので、鍋料理やスープ、雑炊に向いています。生き血まで飲まれてしまうんですからスッポンも気の毒なものです。上野界隈でもスッポン料理を提供する店がありますが、不忍池の住人であるスッポンは幸せです。誰に遠慮するわけでなく、のんびりと巨体を甲羅干ししていました。

2017年4月17日 (月)

大しけ東京湾のモヤモヤ釣行

 4月15日(土)は釣り会の定例会、東京湾のビシアジ釣りでした。4月も半ばになってようやく今年の初釣です。何せメンバーの平均年齢が65歳を超えているシルバー会ですから、暑さ寒さの厳しい時期の開催がはばかられるようになりました。個人的にも年度末は仕事が忙しかったし、ババや天然児の面倒や煩いかみの横車などでなかなか足が向きませんでした。

 さて、今回は久里浜の黒川丸でお世話になりました。いつもは10人以上で船を仕立てる当会ですが、今回は6人にとどまったため乗合となりました。当日は南からの強風の予報で出船中止かと思いきや、片舷10人という満員御礼状況。どうやら他船が出船を見合わせたりしてお客が流入したようです。

Img_4913 航路のど真ん中

 7時20分に出船。南風が強く、浦賀水道の航路あたりは兎さんが跳ね回っています。こうなると当然釣り場は観音崎の北側で波風を凌ぐだろうというのが大方の予想です。しかし、その予想とは裏腹に船は真東に出て浦賀水道のと真ん中に出ました。たちまち風速10m以上の強風が吹きつけて、10トン程度の遊漁船は木の葉のように翻弄されます。真近を東京湾フェリーが行き交いますが、3千トンもあるフェリーですら白波を立てて大揺れでの航行です。

Img_4911 房総の鋸山近し

Img_4904 フェリーも欠航寸前?

 狼狽えてばかりもいられません。浦賀水道の水深40~60mのポイントを狙います。この悪状況ですから、魚も食ってこないのでは?悪い予感が頭をよぎります。ところがまたもや予感は大外れ。大しけにも関わらず、指示ダナに仕掛けを合わせた瞬間、コツコツコツと小気味の良いアジの当たりです。巻き上げてみると25~30cmの良型アジが水面に躍り上がりました。アジの活性はすこぶる良くて、やや波はあるものの喰いが絶えることなく続きました。サイズも20cmの小型から40cmに達する特大アジまで様々です。

Img_4915 おがさわら丸は波をものともせず

 これだけの風が吹き続ければ、当然うねりが押し寄せます。幹事である私は定席のミヨシに座したのですが、うねりを乗り越えるたびに船は大きく上下に揺れます。近くにいる船の姿が波に隠れて見えなくなるほどですから、鹿島灘や外房大原沖で体験したような大うねりです。これが東京湾なんですから異常な状況です。船は大揺れに揺れて船酔い者が続出し、我がメンバーも6人中、2人がダウンしてしまいました。幹事としては無念の極みです。

Img_4908 我が国最大の護衛艦いずも出現!

 普通ならば、この喰いが続けば束釣り(100)にも達しそうなものですが、こう船が上下に揺れるとかかったアジを叩いてしまう形になって、当たりの半分も取り込むことができませんでした。特に水面の抜き上げでポチャンが多かったですね。悔し~い!

P1120978 旭日旗をなびかせて

 おまけに片舷10人の満員乗船ですから、潮の流れが早い浦賀水道ではお祭りが多発します。隣同士は当たり前。船の反対側とお祭りも多かった。乗合船だとこういう場面で気を遣います。船宿も集客に熱心なのは良いですが、レジャーとしての遊漁船です。この悪天候にこれだけの客を詰め込んで船を出す姿勢には疑問を感じます。船頭だけが波風の当たらない操舵室にいて、お客は大波でずぶ濡れ。更に船酔いに苦しむ。おまけにお祭りが多発ですから、客としては高い乗船料を払って何しに来ているんだか解りません。

P1120981 潜水艦も浮上航行中

 愚痴のついでにもう一つ。この日の同船者の中には、かなり理解し難い感覚の持ち主がいました。私の道糸と先方の仕掛けがお祭りしたので、仕掛けを切ってくれたのは良かったのですが、巻き上げてみたら道糸に鈎が刺さったままの仕掛けが残っていて、危うく竿は折れそうになるは、道糸は傷むはで頭にきてしまいました。それだけではとどまらず、うちのメンバーともお祭りをしたんですが、巻き上げてみるとメンバーの仕掛けに大きなマダイが掛かっていたんです。普通ならば先ずタモを打って魚を取り込むところ、この人はお祭りを解くのを優先して、取れたと思いきやメンバーの仕掛けを魚がついたまま海に戻してしまったんです。これ幸いとマダイは海に帰ってしまいました。メンバーの残念そうな顔を見ていられませんでした。初心者ならともかく、道具や身なりを見ればそれなりに経験者のようです。いい加減にしろバカ野郎め!(心の中で怒鳴りました)

P1120982 最初からここでやっていれば…

 シケの海に翻弄されること数時間。遂に大きなうねりに船が突っ込んで、船首から大量の海水が流れ込み前の方はずぶ濡れです。私も置いていたスマホが波を被って調子が悪くなってしまいました。さすがに船頭も危険を感じたのか、踵を北に返して、当初予想した観音崎の北側に船を移動させました。やはり観音崎沖では風やうねりが岬に遮られて、海況はかなり穏やかになりました。仕掛けを下ろしてみれば、何てことはない。観音崎沖でもアジは元気に喰ってきてくれました。躍り上がるアジに元気づけられて、船酔いしていたメンバーも復活です。最初からここでやっていれば…

Img_4926 大中小と揃いましたが…

 頃は14時。予定より少し早く沖上がりとなりました。釣果はアジが大中小と揃って32尾。それに中ぐらいのサバが1尾混じりました。釣果としてはまあまあでしたが、船宿の姿勢や同船者の行動に何かとモヤついた釣行となってしまいました。そうそう。1日大揺れに揺られたので、かなりのジョーバ(乗馬)効果があったようです。足腰が痛い痛い。

2017年4月12日 (水)

上野公園 満開のその後 4月12日

 4月11日は雨風強く肌寒い一日でした。この日は我が家の結婚記念日なのですが、思えばあの日も雨風強い日で、現在に至る夫婦関係を暗示させるような空模様でした。まあそれはいいとして、雨に打たれ、風にあおられた上野公園の桜はどうなったことでしょう?

Img_4876 おや、意外と残っていますね。

 すっかり花は散ってしまったと思いきや、まだまだ花が残っているではありませんか。とはいえ、今日も風が強い一日で、風が枝を揺らすたびに桜吹雪が舞っていました。

Img_4878 こういうフラワーロードもあるんだね。

 路肩には舞い散った桜の花びらが吹き溜りになっていて、ある意味フラワーロードを歩くことになりました。

Img_4881 緑も目立ってきました。

 散りゆく桜を眺めるのも実に日本の風景らしく、それでいてどこか物悲しく、柄にもなく感傷に浸ってしまいました。散るや万朶の桜花…

2017年4月10日 (月)

上野公園 満開のその後 4月10日

 平成23年2月から始めた写真日記も今回で1千回目を迎えました。いつもご笑覧頂いている方、通りすがりの方、皆さんありがとうございます。マンネリ化してはいますが、これからも自然の風景をお届けしていきたいと思っております。

Img_4855 まだまだ見頃

 さて、桜の満開を過ぎた上野公園の状況をお伝えします。週末は天気が悪かったので、もう花が散って葉っぱばかりかと思いきや、まだ花は残っていました。あと数日はお花見が楽しめそうです。

Img_4864 結構散ってはいるみたいです。

 ただ、木の根元に目をやると、雨風で散った花びらで白い絨毯のようになっています。また水面も桜色に彩られていました。見方を変えればこれはこれで綺麗なものです。

Img_4870 夕刻、弁天堂前の賑わい

 週明けなので、先週末のブルーシートで足の踏み場もないような状況ではありませんでしたが、夕方の公園ではあちらこちらに宴席が設けられて、サラリーマンやら学生やら女子会やらのグループで賑わっていました。その中で高校生のグループがお茶とお菓子で盛り上がっていたのが微笑ましい光景でした。

Img_4873

 「春に三日の晴れはなし」といわれますが、明日も雨の予報です。少しずつ花は散っていくことでしょう。

2017年4月 9日 (日)

地獄で眺める極楽様

 4月になってから桜一色だったので、そろそろ他の花に目を向けてみようと、雨の合間にウロウロしてみました。先ず訪れたのは宮ヶ瀬湖の北岸に位置する鳥居原園地です。湖岸の園地は整備されていて、ミツバツツジが植栽されています。七沢辺りでは民家の庭先でも美しいピンクの花が見られたのですが、湖畔ではミツバツツジのミの字もありませんでした。

Img_4836 宮ヶ瀬じゃよ、宮ヶ瀬じゃよ、カッカッカッ

 せっかく来たので、園地に車を停めて相模原市鳥屋地区の山里を散歩してみました。山林周辺の耕作地にはつくしがいっぱい生えていて、その中をキジがお散歩していました。のどかだなぁ~

Img_4837 つくしの子が恥ずかしげに顔を出します。

Img_4839 キジの雄です。

 帰りは三叉路から県道70号に入ります。この県道は、東丹沢山中のど真ん中を南北に貫く、神奈川県下では稀な山岳ロードで、のんびり走ると宮ヶ瀬の三叉路からヤビツ峠を越えて秦野の蓑毛に下るまで1時間余りかかります。中津川上流の沢沿いにつけられた道は、幅員も狭く、クネクネと見通しの悪いワインディングロードです。昔は峠を攻める走り屋やライダーが。今ではチャリダーが多いので気が抜けませんが、こんな雨の日は対向車も少ないので走りやすいものです。たまには豪快に泥を跳ね上げて泥んこ遊びを楽しみたいものです。

Img_4842 地獄沢にて

 宮ヶ瀬からヤビツ峠に向かう道半ばに、モミの原生林が美しい札掛があります。ここで道路は札掛橋を渡って中津川の右岸を走ります。札掛から間もなく、中津川の端沢のひとつ地獄沢という小さな沢にさしかかると、ミツマタの群生地が広がっていました。

Img_4841 沿道に広がるミツマタの群生

 札掛から県道沿いに諸戸森林組合の事務所辺りまでの一帯には、ミツマタが群生していて、3月末から4月初めにかけて黄色いミツマタの花が満開を迎えます。西丹沢ミツバ岳のときにも紹介したミツマタですが、和紙の原料として古来より山間部で植栽されてきました。かつて札掛には林業を営みとする人たちの集落がありました。人は山を去っていきましたが、植栽されたミツマタは今も残って訪れる人たちの目を楽しませてくれています。

Img_4843 群落に入ると甘い香りが漂います。

 天霧が立ち込める山間に広がる黄色い花と漂う甘い香り。それは地獄沢という名に似つかわしくない極楽様とでもいうべき風景でした。

 そして、内容とは全く関係ありませんが、この記事はスリーナイン(999)回目を迎えました。人は誰でも幸せ探す旅人のようなもの~希望の星に巡りあうまで歩き続けるだろう~きっといつかは君も出会うさ青い小鳥に~♪

2017年4月 6日 (木)

上野公園 桜の開花情報 4月6日

 ダメ押しで本日も満開を迎えた上野公園の桜をお届けします。

Img_4820 満開ですよ~
Img_4823 フラワーロードも染まりました♪

 ただ、今日は天気が下り坂に向かうとのことで、日中強い風が吹いていました。晴天下の桜は見納めかもしれませんね。

Img_4821 カモメの水兵さん。観艦式じゃないんだから

2017年4月 5日 (水)

上野公園 桜の開花情報 4月5日

 本4月5日は、新学期が始まった学校が多かったと思います。新しい学年になって、親しい友人との別れと新たな仲間との出会い。尊敬する教師の離任や新しい担任。新しい教材など、どれも懐かしい思い出です。

Dsc08900 満開宣言!!

 そんな子供たちのハレの日に上野公園の桜は満開を迎えました。まあ木によって開花に差がありますが、明日からは天気が下り坂とのことですし、タイミングとしては今日しかないでしょう。

Dsc08902 水面に映る満開の花

Dsc08901 カメさんも花見ですか

 天気予報通り、日中はかなり気温が上がったので、多くの人が上野公園に押しかけていましたが、不忍の池に棲む生き物たちも活動を開始したようです。あちらこちらで甲羅干しをするカメの姿を見ることができました。

Dsc08919 弁天堂の賑わい

 久しぶりに定時退社したので、夕暮れどきの上野公園を歩いて帰りました。夜桜見物の人出は日中以上だったように思います。

Dsc08922 上野公園の桜並木

Dsc08924 清水観音堂

 今年も満開の桜を楽しむことができました。後数日は見頃が続きそうですが、週の後半はお天気が気がかりですね。

2017年4月 4日 (火)

上野公園 桜の開花情報 4月4日

 今日も日中は暖かな陽気でした。上野公園には多くの花見客が訪れていました。

Img_4802 公園前のしだれも満開

Img_4800 清水観音堂下 Img_4813 足の踏み場もなし

 上野公園の桜は概ね8分咲きでしょうか。いよいよ満開目前であります。

Img_4804 絵に描いたような風景

 風もなく穏やかな陽気でしたので、ボートから観桜する人も沢山いましたね。

Img_4812 樹下に語らうスワン

 週後半は気温が20度を超えてくるとか。明日も楽しみです。

2017年4月 3日 (月)

上野公園 桜の開花情報 4月3日

 今年度初の週明けです。駅などで初々しいスーツ姿の新社会人を見かけました。希望と不安を胸に大人の階段を歩んでいって欲しいものです。

Img_4767 満開樹下は最高の宴席

 さて、年度初めは何かと慌ただしいので、モヤモヤの出勤でしたが、早めに家を出て上野公園を散歩しながら職場に向かいました。朝の空気は冷たいのですが、徹夜ブルーシート組はベストポジションで頑張っていました。

Img_4773 桜並木は7分咲き

 上野公園の桜並木は6、7分咲きといったところでしょうか。朝の公園を歩く人も日に日に増えています。

Img_4788 フラワーロードも染まってきました。

 日中は気温も上がってポカポカ陽気です。お昼はおにぎりとお茶を片手に不忍池の畔まで行ってお花見を楽しみました。不忍池のフラワーロードは5、6分咲きですが、この陽気では、明日には7、8分咲きになるのではないでしょうか。

Img_4792 お昼は大賑わい

Img_4777 柳の新緑も実に爽やか

 今週は後半に向かって気温が上昇する予報です。桜の開花も一気に加速することでしょう。目が離せませんね。

Img_4793 見上げるとこんな感じ

 もう仕事している場合じゃありませんよ。

2017年4月 1日 (土)

上野公園 桜の開花情報 3月31日

 4月になりました。新しい年度です。早いところ1年を年度でカウントしない生活を送りたいものです。それはさておき、4月だというのに今朝の寒さといったらなんということでしょうか。これでは桜の開花も気味でしょうね。

Img_4745 上野公園は場所取り

 昨日3月31日に上野公園を歩いてきました。公園内の桜の開花は少しずつ進んで、5分咲きにはなったでしょうか。広小路から国立博物館方面に通じる桜並木も朝から多くの人が訪れていました。朝の静かな公園散歩といきたいところですが、ペチャクチャと喧しいのが中国人観光客。カラスの群れより煩いんですから雰囲気ぶち壊しですよ。来るなとは言いませんが、もう少しどうにかならないものですかね。

Img_4742 木によっては満開に近いのも

 桜並木の両側や広場の樹下にはビニールシートが敷並べられています。31日は2回目のプレミアムフライデーですから、お花見の企画も多かったと思いますが、午後からは冷たい雨になってしまいました。残念ですね。

Img_4753 不忍池さくらロード色。付きはイマイチ

 不忍池の中道のさくらロードはどうでしょうか?こちらは風当たりが強いのか、3~5分咲き程度に留まっていました。

Img_4747 まだ蕾が多いですね。

 昨日今日と冷たい雨ですが、明日が天気の変わり目。晴天が続いて暖かい日が続く予報です。来週中頃には満開の桜が見れることでしょう。

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