« 上野公園 満開のその後 4月12日 | トップページ | 春嵐一過 花は散り夏の陽気 »

2017年4月17日 (月)

大しけ東京湾のモヤモヤ釣行

 4月15日(土)は釣り会の定例会、東京湾のビシアジ釣りでした。4月も半ばになってようやく今年の初釣です。何せメンバーの平均年齢が65歳を超えているシルバー会ですから、暑さ寒さの厳しい時期の開催がはばかられるようになりました。個人的にも年度末は仕事が忙しかったし、ババや天然児の面倒や煩いかみの横車などでなかなか足が向きませんでした。

 さて、今回は久里浜の黒川丸でお世話になりました。いつもは10人以上で船を仕立てる当会ですが、今回は6人にとどまったため乗合となりました。当日は南からの強風の予報で出船中止かと思いきや、片舷10人という満員御礼状況。どうやら他船が出船を見合わせたりしてお客が流入したようです。

Img_4913 航路のど真ん中

 7時20分に出船。南風が強く、浦賀水道の航路あたりは兎さんが跳ね回っています。こうなると当然釣り場は観音崎の北側で波風を凌ぐだろうというのが大方の予想です。しかし、その予想とは裏腹に船は真東に出て浦賀水道のと真ん中に出ました。たちまち風速10m以上の強風が吹きつけて、10トン程度の遊漁船は木の葉のように翻弄されます。真近を東京湾フェリーが行き交いますが、3千トンもあるフェリーですら白波を立てて大揺れでの航行です。

Img_4911 房総の鋸山近し

Img_4904 フェリーも欠航寸前?

 狼狽えてばかりもいられません。浦賀水道の水深40~60mのポイントを狙います。この悪状況ですから、魚も食ってこないのでは?悪い予感が頭をよぎります。ところがまたもや予感は大外れ。大しけにも関わらず、指示ダナに仕掛けを合わせた瞬間、コツコツコツと小気味の良いアジの当たりです。巻き上げてみると25~30cmの良型アジが水面に躍り上がりました。アジの活性はすこぶる良くて、やや波はあるものの喰いが絶えることなく続きました。サイズも20cmの小型から40cmに達する特大アジまで様々です。

Img_4915 おがさわら丸は波をものともせず

 これだけの風が吹き続ければ、当然うねりが押し寄せます。幹事である私は定席のミヨシに座したのですが、うねりを乗り越えるたびに船は大きく上下に揺れます。近くにいる船の姿が波に隠れて見えなくなるほどですから、鹿島灘や外房大原沖で体験したような大うねりです。これが東京湾なんですから異常な状況です。船は大揺れに揺れて船酔い者が続出し、我がメンバーも6人中、2人がダウンしてしまいました。幹事としては無念の極みです。

Img_4908 我が国最大の護衛艦いずも出現!

 普通ならば、この喰いが続けば束釣り(100)にも達しそうなものですが、こう船が上下に揺れるとかかったアジを叩いてしまう形になって、当たりの半分も取り込むことができませんでした。特に水面の抜き上げでポチャンが多かったですね。悔し~い!

P1120978 旭日旗をなびかせて

 おまけに片舷10人の満員乗船ですから、潮の流れが早い浦賀水道ではお祭りが多発します。隣同士は当たり前。船の反対側とお祭りも多かった。乗合船だとこういう場面で気を遣います。船宿も集客に熱心なのは良いですが、レジャーとしての遊漁船です。この悪天候にこれだけの客を詰め込んで船を出す姿勢には疑問を感じます。船頭だけが波風の当たらない操舵室にいて、お客は大波でずぶ濡れ。更に船酔いに苦しむ。おまけにお祭りが多発ですから、客としては高い乗船料を払って何しに来ているんだか解りません。

P1120981 潜水艦も浮上航行中

 愚痴のついでにもう一つ。この日の同船者の中には、かなり理解し難い感覚の持ち主がいました。私の道糸と先方の仕掛けがお祭りしたので、仕掛けを切ってくれたのは良かったのですが、巻き上げてみたら道糸に鈎が刺さったままの仕掛けが残っていて、危うく竿は折れそうになるは、道糸は傷むはで頭にきてしまいました。それだけではとどまらず、うちのメンバーともお祭りをしたんですが、巻き上げてみるとメンバーの仕掛けに大きなマダイが掛かっていたんです。普通ならば先ずタモを打って魚を取り込むところ、この人はお祭りを解くのを優先して、取れたと思いきやメンバーの仕掛けを魚がついたまま海に戻してしまったんです。これ幸いとマダイは海に帰ってしまいました。メンバーの残念そうな顔を見ていられませんでした。初心者ならともかく、道具や身なりを見ればそれなりに経験者のようです。いい加減にしろバカ野郎め!(心の中で怒鳴りました)

P1120982 最初からここでやっていれば…

 シケの海に翻弄されること数時間。遂に大きなうねりに船が突っ込んで、船首から大量の海水が流れ込み前の方はずぶ濡れです。私も置いていたスマホが波を被って調子が悪くなってしまいました。さすがに船頭も危険を感じたのか、踵を北に返して、当初予想した観音崎の北側に船を移動させました。やはり観音崎沖では風やうねりが岬に遮られて、海況はかなり穏やかになりました。仕掛けを下ろしてみれば、何てことはない。観音崎沖でもアジは元気に喰ってきてくれました。躍り上がるアジに元気づけられて、船酔いしていたメンバーも復活です。最初からここでやっていれば…

Img_4926 大中小と揃いましたが…

 頃は14時。予定より少し早く沖上がりとなりました。釣果はアジが大中小と揃って32尾。それに中ぐらいのサバが1尾混じりました。釣果としてはまあまあでしたが、船宿の姿勢や同船者の行動に何かとモヤついた釣行となってしまいました。そうそう。1日大揺れに揺られたので、かなりのジョーバ(乗馬)効果があったようです。足腰が痛い痛い。

« 上野公園 満開のその後 4月12日 | トップページ | 春嵐一過 花は散り夏の陽気 »

釣り」カテゴリの記事

コメント

お疲れ様でした。
それはそうと、美味しそうなアジですな。
皆さん満足されたのでは?

アジは良いアジがそろいました。
でもとんでもない海況に皆さん苦しみましたから、とても満足とはいきません。
あくまでレジャーですから、釣れれば良いというものではありません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1468968/70278241

この記事へのトラックバック一覧です: 大しけ東京湾のモヤモヤ釣行:

« 上野公園 満開のその後 4月12日 | トップページ | 春嵐一過 花は散り夏の陽気 »