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2017年8月

2017年8月31日 (木)

志村後ろ!後ろ!

 「志村後ろ!後ろ!」探偵金田一に扮した志村けんの後ろにお婆さんの幽霊が迫る。はたまた探検隊に扮した志村の後ろにミイラが棍棒をかまえている。懐かしいドリフのコントでおなじみのシーンですよね。先日、部屋を飛び回るピーちゃんを撮影したところ…

Dsc01243 後ろ!後ろ!

 なんと、窓の外に野良猫が来ていました。その眼差しはピーちゃんに釘付けでした。猫がネズミや小鳥を狙うのは漫画の世界ばかりかと思っていましたが、この野良くんもピーちゃんを食べたいんですかね。ひょっとして、お友達になりたいとか…まさかね。

2017年8月29日 (火)

天然児 カモシーでゆく夏を惜しむ

 この夏、受験生の長男を抱えた我が家は家族旅行を見送りました。ここ数年の夏休みはグダグダユーチューバー傾向の天然児ですが、今年はかみが奮戦し、事業所のお世話になりながらそれなりに夏を楽しんだと思います。夏休みも残り1週間、ここいらでお疲れ模様のかみを開放しようと天然児を連れて南房総に行ってきました。南房総は、子供が小さい頃、毎年の恒例行事で海水浴に行った我が家にとって思い出の宝箱のような場所です。今回も宝石が生まれるでしょうか?

Img_6104 天然児の聖地カモシー

 天然児にとって聖地ともいえる場所が「カモシー」こと鴨川シーワールドです。ダイナミックなシャチのパフォーマンス・ショーを楽しみに今まで何度も足を運びましたが、今回は周囲の反対を押し切っての決行です。何せ残暑厳しい陽気の中、多くの人出で賑わうカモシーに車椅子のババを介助しながら荒ぶる天然児を連れて行こうという無謀な特攻作戦ですから。

Img_6122 ダイナミックなシャチショーに

Img_6101 ババも思わず立ち見

 結果として、すごーく大変な天然児でした。一般の駐車場に誘導された後、誘導員が身障者車両に気づいて別の駐車場を案内してくれたので、タッチ&ゴーと勘違いして車内で大暴れ。ババの顔をぶん殴る始末。いつもは車内からなかなか降りないくせに、ババを車椅子に移乗させている隙を突いて改札に無銭突入。場内の配置図がインプットされているので、こっちは魚を鑑賞したいのにシャチのショースタジアムに突っ走る。(でもスタジアム入口のレストランに誤って突入して嘔吐)…でも、どれも想定内の行動でしたので、まあ仕方なし。

Dsc01375 サマースプラッシュ炸裂!

 この時期、イルカが観客席に水かけをするパフォーマンスはどこの水族館でも人気となっていますが、カモシーのサマースプラッシュはシャチが容赦ない水かけをする段違いの迫力です。当然、満員の観覧席にはドMなお客が大集合!天然児とくれば、最上階の身障者スペースに陣取っているにもかかわらず、会場の迫力に押されて水も飛んでこないのに一人大パニック。隣の小さな女の子がシャチそっちのけで天然児に釘付けでした。お母さんがちょくちょく女の子の顔を正面に向けていたのに思わず笑ってしまいました。

Dsc01284 夕焼けに浮かんだ富士山のシルエット

 夕方、ヘロヘロになって海辺の宿に入ると、東京湾を挟んだ夕焼け空に富士山のシルエットが浮かび上がりました。昨年は長男とチャレンジしましたが、折からの悪天候で断念。それ以前はババの病気などでご無沙汰でした。無性に気になる富士山でした。

 夏の最後に天然児とほろ苦くも楽しい?宝石(思い出)がつくれました。

2017年8月25日 (金)

宮ヶ瀬ダムは渇水中

 暑さが復活してきたので、先日、涼しい水辺を求めて宮ヶ瀬ダムまでドライブしてきました。ところが…

Img_6025 あら~水ないよ。

 渇水で水位がかなり下がって荒涼とした湖底が露出していました。湖底に沈んだ立ち枯れの樹木や廃道が露出していました。こういう風景は山笑の好物です。

Img_6027 廃道~廃道~♪

 最近雨やゲリラ豪雨が続いたのでもう少し水が多いのかと思っていましたが、5月以降空梅雨で全般的に降水量が少なかったのが原因のようです。やはり降るときに降らないとね。

Img_6028 湖底に川が出現

 宮ヶ瀬ダムは東丹沢の山々に降った雨を湛える貯水ダムですから、8月の長雨がジワジワと浸透してそのうち水位が上がることでしょう。

2017年8月24日 (木)

実況 ムシキングバトル

 この時季、丹沢表を歩くときに必ずチェックするのが樹液の出ている木=ムシムシスポットです。樹液は虫たちにとって貴重なタンパク源。クワガタ、カナブン、ハチ、チョウ、ゴキブリ、コメツキ、ムカデ、ゲジゲジ…多種多様な虫たちが寄っていく森のオアシスです。

Dsc01160 いろんな虫が寄ります。
 多種多様な虫たちの中で注目なのは、やはりミヤマクワガタです。大きな顎と盛り上がった頭部が格好良い子供たち憧れの虫ですね。カブトムシのいない山中の樹液場ではミヤマクワガタにかなう虫はいないでしょう。例えば上の写真にいるスズメバチなんかも…

Dsc01161 当に鎧袖一触

 一番の強敵は同じクワガタどうしということになりますが、ときにはこんな危ないヤツも樹液の匂いに誘われてやってきます。

Dsc01164 オオスズメバチ出現!

 強力な顎と毒針を持つ攻撃的な習性のオオスズメバチです。ときに他のハチのコロニーを襲い全滅させたり、人間ですらコイツに刺されたら死に至るほどの危険な虫です。でも、意外と樹液が好物だったりするので、そうなると自ずとミヤマと鉢合わせることになります。

 さて、始まりましたムシキングバトル!両者互いに譲りません。それどころかミヤマのオスはちゃっかりメスの上に乗りながら、即ち交尾しながら戦う余裕っぷり。俺の恋路の邪魔をするなとばかりに大顎を振りかざしたぁ~ガキーン!

Dsc01167 ゲリラ戦の真髄は後ろからの攻撃にあり

 スズメバチもさるもので、正面から対峙すればミヤマ自慢の大顎の餌食になってしまうので、すかさず後ろに回り込んで足やお尻を狙います。虚を突かれたミヤマはメスをひとまず避難させておいて…

Dsc01168 喰らえ!ガキーン!

 メスがいなければ心配ないさ~!こうなればミヤマの独断場です。大顎を振りかざして攻勢に出ましたよー!それにしても、映画でもよくありますが、主人公が足をすくわれるのはいつも女の存在ですよね。(え?お前のような軟弱者に言われたくないって)

Dsc01171 スズメバチもたまらず退散

 見事!気力負けしたスズメバチが退散しました。いやぁ~ミヤマってホント格好いいですね。それではまた来週お会いしましょう。

2017年8月23日 (水)

トマト争奪戦

 仕事中にかみからショッキングな画像が送られてきました。

Img_6035_2 ・・・(汗)
 新入りのアカアシくん(仮称)とクロちゃんがひとつのトマトを食べ合う(奪い合う?)シーンでした。アカアシくんが既にクロちゃんよりひと回り大きいのがよくわかります。アカアシくんは若いからモリモリ食べて成長しそうですね。クロちゃん大丈夫かな?

2017年8月22日 (火)

リクガメ2号をお迎えしました。

 岡山の動物園でゾウガメのアブーが脱走した珍事の話題が冷めやらぬ昨今。我が家に2匹目のリクガメを迎えました。思えばロシアリクガメのクロちゃんを我が家に迎えてから6年。隙あらばもう2匹目を狙っていたのですが、なかなかご縁がなく6年も経ってしまいました。一言にリクガメと言っても多くの種類がいますが、さて2匹目は…

Img_6030 アカアシガメと申します。

 アカアシガメです。漆塗りの様な黒く盛り上がった甲羅と赤い斑点状のウロコを頭部と足に有する個性あるリクガメです。その姿は漆塗の胴丸と赤い鎧紐の甲冑武者の様相であり、はたまた黒い容姿と赤いアクセントは映画「スター・ウォーズ」に登場するダーズ・モールでもあり。見た途端にハートにズッキュン!虜にされてしまいました。

Img_0502 箱根湯本のダース・モール氏

 アカアシリクガメの生息域は南米で、北はパナマからコロンビア、ベネズエラ、ブラジル、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンなど南米大陸のほぼ全域とカリブ海の島嶼部に生息していますが、主にサバンナや熱帯雨林などの湿気の多い場所のようです。中央アジアの乾燥帯生まれのクロちゃんとは正反対の環境です。

 大きさは生息域によって大小あるようですが、大きく分けると2、30cm程度で成長が止まる赤味の強い「チェリーヘッド」と呼ばれる種と4、50cmにまで成長する種に分かれるそうです。譲り受けるとき、「この子は大きい方の種のようですからまだまだ子供。これから先大きくなるし、寿命は少なく見積もっても3、40年はあります。一生のお付き合いになると思いますが、本当に最後まで飼う自信がありますか?」と念を押されました。

Img_6032 赤味が少ない個体のようです。

 アカアシガメの食性は、花や果実、野草など植物性のものを好んで食べますが、ときには動物の死骸や昆虫など動物性のものを食べることもあるそうです。ペットとして飼うにはキャベツや小松菜などの繊維質の多い野菜を大量に食べさせるのが良いそうです。余り栄養価の高いものばかりを与えてしまうと体ばかりが大きくなって、甲羅の成長が追いつかなくなってしまうそうですのでご用心。でも、クロちゃんもそうですが、冬場など食が細ったときには果物とリクガメフードの助けが必要かもしれません。

Img_6033 頭の模様もまた珍妙です。

 さて、我が家に連れて帰ると確かに動きが活発で若さがみなぎっています。譲り受けた時からオバアちゃんだったのんびり屋さんのクロちゃんとは全然違う感じです。これから先の成長が楽しみですが、クロちゃんとの関係はちょっと不安ですね。

2017年8月20日 (日)

樹下の二人IN上野

 武蔵の国上野のお山の柳の根方に猫くつろぐを見ゆ

あれが上野のお山、あの一面の蓮が不忍池

こうやって言葉もなく寝転んでいると、ぼんやりと眠っている頭の中に

ただただ美味しそうなお魚が銀鱗を閃かせて泳ぎ回ります。

この暑さ真っ盛りの大都会の中に

おミャ~と二匹、毛皮に包まれて燃えるような暑さに耐える姿を

通りすがりに見ていく皆さん、同情するなら餌をくれニャ~

Img_5932 コータとチーコ

2017年8月18日 (金)

脱虫カゴノススメ

 道で拾ったカブトムシが我が家にやってきて1ヶ月が過ぎました。最初は天然児の天覧に供した後に森に放すつもりでしたが、天然児の妥協なき探究心と加減なき寵愛を受けてかなりくたびれてしまいました。昆虫ゼリーの味を覚えてしまったら樹液に寄るのかな?傷ついた体では他の個体と争いになっても勝てないだろうし、それ以前にすぐ鳥の餌になってしまうのでは?など自然の雑木林では生き残れないという結論で我が家で面倒を見ることにしました。

Img_6015 ババ贈呈のベンジャミン

 子供が小さい頃は、カブトムシやクワガタを毎年のように飼育していましたが、ここ数年は拾ってきてもすぐに放していたので、虫かごが自宅にありません。ホームセンターはおろかコンビニや薬局でもおなじみのプラケースは買うことができますが、それでは面白くありません。今回はもっと虫を身近に飼いたい。短い期間ですが家族として受け容れたいと考えて、目をつけたのがリビングにある観葉植物のベンジャミンです。このベンジャミン、ババが引越し祝いにくれたものですが、枝は折れて葉には薄らとホコリが積もっています。

Img_5951 餌台を鉢に置くだけ

 ベンジャミンの鉢に昆虫ゼリーの餌台をひとつ置いたらカブのお部屋?は完成です。カブは夜行性なので、昼間は鉢の土の上や木の根元でじっとしていますが、夜は餌を食べたりベンジャミンを忙しく上下しています。元気なうちは夜中にバタバタと羽ばたいて、朝気づくとカーテンに飛び移っていたりしましたが、少しくたびれてくると不思議と木から離れなくなりました。無機物が集まる部屋の中でこのベンジャミンは居心地の良い場所なのでしょう。

Img_5948 オ゛ラァ~!

 さて、以前からこのベンジャミンを止まり木としているのがピーちゃん&シュンちゃんです。突然の居候の出現に最初は警戒していましたが、そのうち慣れると近づいて威嚇したり止まっている枝から糞を落とす始末。コラコラ、ひと夏の居候君なんだからもう少し歓迎して欲しいものです。

Img_5763 オメエ何してるだか?

 カブトムシの成虫はひと夏の命です。ベンジャミンでのんびりと余生を送るカブを我が家一同暖かく見守っています。虫を捕ったら虫かごに入れて飼うのではなく、こういう飼い方はいかがですか?これ、オススメだよ。

 しかし、話はカブだけでは終わりません…

Img_6019_2 アブラゼミが?!

 「家の前でひっくり返っていたからもう死んじゃうよ」とかみ。でも、このアブラゼミ、ストローのような口をベンジャミンの幹に差し込んで、どうやら樹液を吸っているようです。こうなったらセミでもアナコンダでもやって来いだ!ん?さすがにアナコンダは困るな。

2017年8月16日 (水)

山行 雨の合間に涼しく山行 鍋割山稜

 お盆も終わって8月も半分経過しました。今年は8月に入ってから連続16日目の雨空です。例年ならばクーラーが効いた職場でない限り、暑い昼下がりにデスクトップに向かうことなんてまずないのですが、今の気温は21度。とっても快適です。しかし、せっかく新型のエアコン買った途端にこの陽気です。もう少し我慢させてオフシーズンに買えばよかったかな…そんなのは後の祭りです。

Dsc01184 鍋割から西丹沢の山々

 さて、天候不順が続いても、お盆の入の日にちゃっかり2回目の丹沢歩きを楽しんできました。この日は雨の合間の晴れの予報だったんですが、結果として予報が大外れで、お昼前には雨が降り出しました。幸い山笑は、丹沢表尾根に朝駆けして、涼しい快適な登山を楽しんできました。

Dsc01158 あれー?お盆に山登りは非常識?

 最近は大倉の駐車場代をケチるようになった山笑。定番の登山口、表丹沢県民の森に向かいます。朝の三廻部林道は動物が横切ることが多いので、慎重な運転を心がけたいものです。 前回はタヌキ、今回はイタチ(テン?)でした。

 5時半に県民の森に到着すると…あれ?日曜日なのに駐車場はガラ空きです。お盆に山登りをする人はいないのかな?この後、鍋割山までの間に出会ったのは、歩荷する鍋割山荘の小屋主と女性先行者1名のみでした。この方は県民の森までタクシーで入ったのか、大倉から西山林道を歩いてきたのか。とにかく早出です。

Dsc01172 沢水多めの二俣

Dsc01215 小さな滝でも見栄えがします。

 前日も雨が結構降っていたので、沢の流れは多く、場所によっては登山道にも水が流れ込んでいました。でも登山靴だから心配ないさ~♪ジャバジャバ水を跳ねて涼しく歩いていきましょう。

Dsc01173 オスプレイみたいなマムシグサ

Dsc01119 前回紹介したコレから…

Dsc01180 タマゴダケだったんですね。
 花は少ない時期ですが、連日の雨模様も相まってキノコ類が元気いっぱいに成長しています。薄暗い樹林の中に真っ赤な原色のタマゴダケが目を引きました。カラフルなキノコなので一見毒キノコのようですが、これ食べられるそうです。それでいて採る人がいないのはそれほど美味しくないからでしょうか。

Dsc01178 UFOの編隊ではありません。

 「皆んな元気ー!お兄さんもお姉さんも元気ー!」歌や体操のお兄さんお姉さんではありませんが、雨模様で元気なのはキノコだけではありません。カエルさんもヤマビルさんも元気、元気ー!山行中、ヒキガエルには3度出会いましたし、タゴガエルも見ることができました。ヤマビルは鍋割方面ではなく、小草平(堀山の家)から二俣に下る途中に見かけましたが、いつの間にか脇の下を吸血されてしまいました。ヤマビル吸血されたのはここ何年もありませんでしたが、よりによってそんなところを…あんたもスキねぇ~

Dsc01218 ヒキガエルも元気

 鍋割山から鍋割山稜を歩いて塔ノ岳に向かいます。鍋割山頂の三叉路でPASMOを拾いました。都営線勝どき⇔森下の6箇月定期。SUICAやPASMOになって再発行も楽になったようですが、見つけた以上は放っておくわけにもいかないので、下山後に秦野駅に届けておきました。

Dsc01195 鍋割山稜のブナ Dsc01196_2
 ガスガスの中、鍋割山稜を歩きます。まだ人も登ってきていない静かな散歩道。初夏にはやかましいくらいの大合唱だったエゾハルゼミの鳴き声は既にありません。日が差していないからか、後発のヒメハルゼミの鳴き声もありませんでした。それは静かな鍋割山稜でした。

Dsc01199 セミの鳴き声は既になく…

Dsc01198 ブナの幹に宿るコケ類

Dsc01206 いつもお世話になっております。

 鍋割山稜のブナ林を楽しみます。保水力があるブナの木をよくよく観察してみると、色々な植物が寄生しています。ドングリを落としてリスやクマの餌となり、樹液でセミを潤し、水々しい幹で植物をも宿す。そして枯死した後も菌類や虫、そして仲間たちを養う…ブナって森の母ちゃんみたいですね。

Dsc01188 ヒトツバショウマ

Dsc01202 ウスユキソウ

 花も少しは紹介しておきましょう。前回ご紹介したホタルブクロ、オトギリソウ、マルダケブキ、タマアジサイの他に鍋割山稜ではヒトツバショウマやウスユキソウを見ました。丹沢ではおなじみの野菊シロヨメナも少し見られました。ということは、既に山上には秋の足音が迫っているようです。

Dsc01203 ガスガスの塔ノ岳

 ガスガスの塔ノ岳。ハイカーも疎らです。やはりお盆はハイカーが少ないのかと思いきや、大倉尾根を下山時にはドシドシ上がってきました。先帰りますね。

2017年8月15日 (火)

沼津にシャトルがあるのかよ

 「皆様、当機は間もなく月面、フォン・ブラウン国際空港に着陸いたします。着陸時、多少の衝撃がありますので、シートベルトの着用をお願いいたします。」

Img_5905 今日は宇宙旅行です。

 2017年、全国のイルカショー制覇を目指す天然児は、ついに月面「静かの海」に到達しました。とはいっても、水のない月面です。ここにイルカはいるのでしょうか?

Img_5875 いるわけねぇだろ。トドちゃんベッ!

Img_5872 ここは「静かな」海沼津湾

 じゃあ、沼津にシャトルがあるのかよ。と、言いますと…

Img_5904 あるんです!

 沼津湾の奥に位置する三津地区。この地区唯一のコンビニの敷地内にそのシャトルはありました。そこにあったのは津波発生時の避難用シャトルでした。セブンイレブンは南海トラフ地震による津波被害が想定される地域の店舗にこのシャトルを設置したとか。定員25人。店員さんとお客さん。じゃあ集落の人たちはどうなるのか…童話「蜘蛛の糸」の場面が頭をよぎりました。(セブンイレブンジャパンのHPよりhttp://www.sej.co.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/019/246/tsunamikyumeitei.pdf#search=%27%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%96%E3%83%B3+%E6%B4%A5%E6%B3%A2%27

 意地悪な一オッさんの思いはともかく、こんな片田舎の店舗にまで危機管理が行き届いている大企業のスゴさを見つけて驚きでした。

2017年8月12日 (土)

山行 朝の虫、朝の花 早朝の丹沢表 

 昨日は山の日でした。雨だったので山には行きませんでした(笑)

 この時期、日中暑くなる前に丹沢表を散歩することがあります。人の少ない静かな山。朝露や前の日の夕立で山はしっとりと水々しく、山上には肌寒い位の涼しい風が吹いていて何ともいえない爽快感があります。

Dsc01126 山の上は涼感たっぷり

 春から初夏にかけて山を飾っていた花は、この時季になると少なめになりますが、それだけにふとしたところで咲いている花を見つけたときは嬉しいものですね。

Dsc01135 夏の定番ホタルブクロ

Dsc01116 オトギリソウ Dsc01128 マルバダケブキ

 花に代わってこの季節ならではの楽しみは虫の観察です。夜明けの頃、昼行の虫たちはまだ葉に止まって休んでいることが多いです。

Dsc01107 まだお休み中カラスアゲハ

Dsc01140 山の掃除屋さんセンチコガネ

 山麓、林道沿いの木で、樹液によるカブトムシやクワガタを寄せようと人為的に傷つけられた木をよく見かけますが、樹液が出すぎるのか、傷つけられた箇所がどす黒くなって見た目が非常に悪いです。樹液がでなくなると樹皮が削られた部分が乾燥して痛々しい。はっきり言って自然に優しくない。邪道です。やめましょう。だいたいこんな部分によるのはゲジゲジやヤスデ、ゴキブリ、それにナメクジですよ。

Dsc01108 デ、デカマイマイ!

 カブトムシやクワガタ、まあ山に入るとだいたいクワガタですが、よる木、場所が決まっています。何度も足を運べば探すコツを開眼することができますね(笑)なかなか見つけにくいかもしれませんが、丹沢にもミヤマクワガタやアカアシクワガタは結構います。

Dsc01152 この日はミヤマが結構いました♪

Dsc01153 大型のコクワもやってきて賑やか

 大人の虫探しはある程度知識と経験を積んでいるので、子供の頃は見ることが難しかった類を見つけることもできるようになりました。それだけに捕獲して家で飼うのが目的でなく、自然な姿を観察する大人の虫探しを楽しんでいます。

 虫や花以外にも面白いものを見ることがあります。この日は…

Dsc01114 チビきのこの行列

Dsc01119 これ、あなたの卵?!

 などなど…山って面白いですよね。

2017年8月 9日 (水)

山行 遊び相手はイルカとヒバリ 北ア・燕岳その5

 燕岳(2763m)山頂周辺の稜線で槍穂から裏銀座にかけての山並み、コマクサの群落、そして自然が作り出した花崗岩の造形を楽しみました。

Dsc00856 燕岳山頂部

 これだけ岩がある山ですから、あれ?これは!と思う岩もいくつかあります。山の世界では有名な自然作品ですが、この場でもご紹介させていただきます。

Dsc00826 眼鏡岩

 メガネ岩と呼ばれる岩ですが、私的にはメガネとして見るにはちょっと無理があるかと…むしろ「カニの目岩」なんて呼ぶのがふさわしいと思いますね。この岩には意味不明の文字がいくつか刻まれていましたが、自己顕示欲なのか、一体何の意味があるのか全く理解できませんね。岩を削る者、コマクサなど高山植物を盗採する者…こんな山の上でも不届きな輩はいるものです。

Dsc00866 ヤリヤリ~♪

 槍ヶ岳の子供のような岩がありました。アルプス九千尺、蝶槍の上でアルペン踊りならぬククロビン音頭を披露したのは2年前のこと。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-9ae1.html)今回はハイカーの往来があったので、やめておきました。

Dsc00870 イルカはヤリイカが好物

 奇岩奇勝の代名詞がイルカ岩です。つぶらな瞳が可愛いですよね。大空めがけて~

Dsc00872 ジャ~ンプ!

 思わずイルカのトレーナーになってしまいました♪帰宅後、このイルカ岩の写真を天然児に見せたところ、お得意のジャンプサインで答えてくれました。彼の目にもイルカに見えたようです。

 あっ!?天にかざした手の先を何かがかすめましたよ。燕だ!?雷鳥だ!?…

Dsc00796 イワヒバリだ!

 高山に生息するイワヒバリです。稜線が近づいた頃から鳴声は聞こえていましたが、ここへ来て奇岩の間を忙しく飛び回っています。イタズラヒバリが私の指先をかすめたようです。

Dsc00818 求愛ダンス

 ライチョウやホシガラスもそうですが、高山の野鳥はあまり人を恐れません。このイワヒバリ、これ見よがしに目の前に降りてきて求愛ダンスを始めました。こらこら、まだお天道様が高いのに。

Dsc00831_2 コッチダヨ山笑

 節操なきイワヒバリに呆れて先に進もうとすると、そのうち一羽が先導するように目先の岩を渡っていきます。スズメのお宿ならぬヒバリのお宿にご招待でしょうか。待っておくれよ。ストップ、ストップヒバリくん。ストップ、ストップヒバリくん。

Dsc00829 そこがヒバリのお宿か~

 岩に空いた小さな横穴まで招待してくれました。どうやらその穴がヒバリのお宿のようです。しばらく出たり入ったりする姿を眺めていました。さすがに山笑の巨体がお邪魔できるようなサイズではないですね。またの機会にしましょう。

Img_5835 北燕の稜線
 燕岳の山頂。その先には北燕岳に延びる岩稜が続いています。穏やかな稜線を更に辿れば、まだまだ面白そうな岩や動植物に出会えそうな気がします。それはまたのお楽しみに。山頂で賑やかに写真を撮りあっていた3女子に絡んでパチリとベストショット。満足也。さて、そろそろ帰るべえ。振り返れば…

Dsc00889 槍~~~!
 これもまたの機会ですか。毎年そんなことを言っているうちに年をとってしまいますね。何せ北アルプスは遠い山ですから。

 合戦尾根を快速下山。まだお昼前ですから多くの人が対向してきます。高年グループに学校登山、カップリングに山岳部。まだまだ登ってきますね。老いも若きもあの岩と緑の稜線を目指すんですね。おやおや、同じ宿に泊まっていた若い衆も上がってきました。話によると2泊3日で表銀座を縦走して上高地に下山するそうです。羨ますぃ~皆さん良い山旅を!

★コースタイム:7時間

中房温泉第2P5:20→5:30登山口5:40→7:35合戦小屋→7:55合戦沢ノ頭8:00→8:40燕山荘

→9:20燕岳9:40→10:10燕山荘10:25→11:00合戦小屋→12:20中房温泉

2017年8月 8日 (火)

山行 高山植物の女王コマクサ 北ア・燕岳その4

 燕岳山頂を目指して花崗岩とハイマツの稜線を歩きます。アップダウンもなだらかでお散歩感覚で歩ける稜線です。右手に湧き上がる雲に隠れ用としている有明山を見下ろし、左手には高瀬川源流部を挟んで裏銀座の山々が並びます。遠きかな裏銀座。行ってみたいな裏銀座。

Dsc00793_2 花崗岩の稜線

Dsc00886 左から双六岳、丸山、三俣蓮華岳、鷲羽岳、ワリモ岳(裏銀座)

 燕岳の山頂部は花崗岩の巨岩が林立していますが、この花崗岩が風化した砂礫が稜線を覆っています。砂礫の稜線は保水性や養分に乏しく、風雨による侵食によって変化しやすいため、植物の生育に不向きな環境です。しかし、白浜のようなザレた斜面には美しい花が群生していました。

Img_5820 コマクサです♪

 コマクサは中部山岳地帯以北の高山帯に生息する10cmほどの可憐な花です。コマクサの名の由来は、花の形が馬の頭部に似ていることから「駒草」と名付けられたそうです。かつては中部山岳地帯の各所に大規模な群生地が存在したそうですが、古くから「百草丸」など腹痛の妙薬として珍重されてきたため採り尽くされてしまい、一時はほぼ絶滅状態になっていたそうです。その後、官民一体の保護活動により群生地が戻りつつあるようです。

Dsc00804 雨ニモマケズ、風ニモマケズ…

 そのコマクサの花がちょうど見頃を迎えていました。しかし、どうしてこの小さなコマクサだけが砂礫の斜面に適応しているのでしょうか?実は地表に生えている馬面の小さな花とパセリの様な葉っぱは氷山の一角。地下には1m以上にもなる長い根を地中深くに下ろしているというから驚きです。また、パセリの様な葉にも秘密があって、葉の一面に繊毛を生やしていることで大雨の時は水を摂取しすぎないように。逆に乾燥時は待機中の水分を捕えやすくしているそうです。

Dsc00859 いつかは緑あふれる稜線に?

 このコマクサの感動的な話をご紹介しましょう。高山のザレた砂礫の斜面。そこに最初に根を下ろすのがコマクサなのは前述のとおりですが、長い年月を経て土壌が形成されてくると他の植物も順応する環境に変化します。すると、コマクサはそれら植物に圧倒されて姿を消してしまいます。不毛の高山に最初に根付いて開拓者の役割を果たしているコマクサ。その可憐なるもたくましい生態のコマクサに対して、いつの頃からか「高山植物の女王」の別名が冠されるようになったそうです。

 このコマクサの生態をもう少し早く知っていたら、自分の人生や子育てについて、今とは違う方向性を見出していたかもしれません。そんな思いを抱かせてくれるコマクサとの出会いでした。

2017年8月 7日 (月)

山行 稜線直下はお花の賑わい 北ア・燕岳その3

 合戦沢ノ頭より上は道が緩やかになって、樹相もダケカンバやハイマツの低木となって展望が開けました。行く手には燕岳の岩稜が万里の長城のようにそびえて、その一角に燕山荘がお城の様に建っています。

Dsc00773 お父さん 敵の要塞はもすぐです。

 稜線直下は木が低木になった分、色とりどりの高嶺の花が目立つようになってきました。

赤色系

Dsc00785 ハクサンフウロ

Dsc00783 ハクサンフウロその2

Dsc00789 テガタチドリ Dsc00811 クルマユリ

黄色系

Dsc00778 シナノキンバイ

Dsc00893 ミヤマダイコンソウ

Dsc00814_2 ウサギギク

白色系

Dsc00823 ハクサンシャクナゲ

Dsc00847 ツマトリソウ

Dsc00790 ヤマハハコ

Dsc00776 ヒョウタンボク

青色系

Dsc00780 ミヤマクワガタ

Dsc00815 チシマキキョウ(稜線上)

 燕山荘前で稜線に出ました。左手が表銀座縦走路、右手は燕岳方面です。天気は最高に晴れ渡って、表銀座縦走路の先に槍ヶ岳から大キレットを経て穂高の稜線が見えました。槍ヶ岳にかかっていた雲も徐々に取れてくるようです。なんともラッキーです。

Dsc00801 山屋憧れの縦走路

 今回は燕岳を目指します。花崗岩の岩が天を突く燕岳は北アルプスの中でも個性的な山です。白い花崗岩と緑のハイマツのコントラストは日本庭園のような趣があります。山頂までは片道30分ほどですので、のんびりと天空の散歩道を楽しみましょう。

Dsc00793 燕山荘付近からの燕岳

2017年8月 5日 (土)

山行 進め!戦え!合戦尾根 北ア・燕岳その2

 5時40分、燕岳を目指して中房温泉から合戦尾根に踏み入れます。序盤戦はコメツガやダケカンバの針葉樹林帯の中、北アルプスの三大急登の名に恥じない九十九折の急登です。でも、いつもの県外遠征では、夜中の長距離運転を経ての登り出しと違って、今回は前泊で来ています。快眠、快食、快便で体調は万全。快調なスタートを切れました。

Dsc00702 安曇野らしい和合道祖神

 やはり合戦尾根は、北アルプス入門ルートかつ表銀座縦走路の玄関口ともあって、平日でも人が多いですね。序盤戦、北アという他所の土俵で遠慮し勝ちの山笑でしたが、やはり大倉尾根で鍛えているだけあってそんじょそこいらのハイカーには負けません。ガンガン抜いていきます。やっぱ睡眠て大切なんだなぁ~

 ところで合戦尾根とは物々しい名称ですが、平安時代初期、有明山に巣食っていた八面大王を坂上田村麻呂がこの地に追い詰めて、大激戦の末降参させたことに由来するのだとか。

Dsc00709 ヨツバヒヨドリ

Dsc00718 ヤマブキショウマ

Dsc00743 ツマトリソウ

Dsc00744 ゴゼンタチバナ Dsc00707_2 イチヤクソウ
 前日雨が降ったらしくシットリとした道で風も涼しく快適です。そりゃあ登山口が既に5千尺あるんだからね。道端には、ヨツバヒヨドリ、ヤマブキショウマ、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、マイヅルソウ、イチヤクソウなど白い花が揃いました。花以外にもコケやキノコ類が目立ちました。

Dsc00713 コケ

Dsc00750 ギョリンソウ

Dsc00903 キモイね~ Dsc00728
 針葉樹林帯を抜けると素晴らしい青空です。左手に常念岳や大天井岳が見えていました。振り返ると雲海が広がっていて思わずため息が出ました。この1週間ばかりずっと天気がぐずついていたので、行くか行かぬか散々迷いましたが、やっぱり来てよかったなぁ。それにしても自分の晴れ男ぶりも相当なものだ。

Dsc00724 振り返ると安曇野は雲海の下

Dsc00732 大天井岳

 7時半を少し回って、標高2350mの合戦小屋に到達しました。ここまで2時間かからないで登ってきたということはなかなか良いペースです。合戦小屋は休憩小屋で宿泊はできませんが、多くの人で賑わっていました。ここの名物はスイカです。スイカの名産地波田町産のスイカらしいのですが、でも一切れ800円はちょっと高いですね。1週間前、上高地の帰りに波田町を通った折、大玉を買ってたらふく食べたので、今回は買う気がしませんでした。

Dsc00739 合戦小屋

Dsc00740 荷揚用リフト

Dsc00905 実際の荷揚風景(あの中にスイカが…)

 合戦小屋から15分ほど登ると開けた小ピークに到達しました。ここは合戦沢ノ頭(2488m)と呼ばれるピークで燕岳の稜線が目の前です。左手には常念山脈の最高峰である大天井岳(2922m)と鞍部から槍ヶ岳が見えていました。槍の穂先は雲に覆われていましたが、山頂からの展望はどうなのでしょう?

Dsc00756 燕岳の稜線が迫る。

Dsc00763 大天井岳(左)と槍ヶ岳(雲の中)

 右手には常念山脈の北端部に位置する餓鬼岳(2647m)や唐沢岳(2633m)が見えました。振り返れば既に有明山(2268m)を見下ろしていました。

Dsc00760 餓鬼岳(中央)と唐沢岳(左奥)

Dsc00762 有明山

 合戦沢ノ頭は涼しい風が通り、沢山のトンボが飛び交っていました。合戦尾根の急登もここでおしまい。これから燕山荘がある稜線までは緩やかな登りです。一息入れたら出発しましょう。(つづく)

2017年8月 4日 (金)

山行 中房温泉に来たぁ~ 北ア・燕岳その1

 7月末日、2年ぶり2回目の北ア登山に行ってきました。前回は蝶ヶ岳~常念岳の縦走でしたが、今回も同じ常念山脈の燕岳(つばくろだけ)です。常念山脈とは、富山、長野、岐阜の三県にまたがる広大な北アルプスの中で、穂槍の主稜線とは梓川源流部を挟んだ東、後立山連峰とは高瀬川源流部を挟んだ東に平行する山並みです。北から南へ餓鬼岳、燕岳、大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳、大滝山など3千m弱の山が並んでいますが、長野県の中信地方、松本平や安曇野から北アルプスを見上げた時、穂槍の主稜線はこれらの山並みに遮られて見えないため、常念山脈は「前山」と呼ばれて人々に親しまれてきたそうです。

 燕岳(2763m)は、常念山脈の北部にあって、山頂部は白く巨大な花崗岩が露出して緑のハイマツとのコントラストが美しい個性的な山です。また、燕岳への登山道である合戦尾根は、北アルプス三大急登のひとつで、登山口である中房温泉(標高1450m)から稜線の燕山荘(2704m)まで標高差1250mを歩程5.5kmで稼ぎます。標高差は丹沢大倉尾根とそれほど変わりませんが、大倉尾根は標高差1200mを歩程7kmで稼ぐ訳ですから、視点を変えると感じるものがあります。とはいえ、槍ヶ岳へ通じる表銀座ルートの導入部ともあって、登山道は明瞭かつ整備が行き届いていますので、北アルプス登山入門中の入門といえるルートです。北ア登山といえば、とかく、穂高や槍、白馬など本丸狙いのハイカーが多い中で、大手門から正攻法の山笑であります。

Dsc00629 信濃富士有明山(1週前に安曇野市内より)

Img_5811 有明山の裏側

 安曇野市を見下ろす信濃富士こと有明山。前回ご紹介した八面大王がここに巣食い恐れられた信仰の山です。常念山脈から突出したこの山を迂回するように流れるのが中房川で、深い渓谷が形成されています。登山口の中房温泉までは、この渓谷沿いの道をクネクネと走っていきます。早朝だと思って油断してはいけません。今回もカーブでタクシーとばったり鉢合わせ。ハッとしたところに猛烈にビービークラクションを鳴らされ、更に運ちゃんが窓から顔を出して何か喚き散らしています。(マスクしてて意味不明でしたが)いやいや、こっちも油断してましたけど、そっちだってそれなりの速度で下ってきたんだからそんなに吠えなくたっていいでしょ。先日の上高地もそうでしたが、ここいらのタクシー運ちゃんはどうも荒っぽい人が多いようです。こういう短絡的な行為は、安曇野タクシーだけでなく業界全体のイメージの悪化に繋がると思いますけどね。

Dsc00692 流れ早き中房川

 安曇野インターから車で1時間。穂高温泉郷の宿からは30分。常念山脈の山懐にひっそりとたたずむ中房温泉に到着しました。中房温泉には温泉宿と市営の宿舎の2件があり、共に源泉かけ流しの贅沢なお風呂です。中房温泉の開湯は、前述の有明山の八面大王を征伐した坂上田村麻呂がこの湯で将兵の傷を癒したといわれています。明治時代には登山を我が国に紹介したウェストン夫妻も入湯したとか。道路が通じている今でも秘湯感満載ですので、その昔は秘湯中の秘湯だったことでしょう。入浴するだけでもここに来る価値があるでしょう。

Dsc00691 第1駐車場はいっぱい

 中房温泉には登山者用の無料駐車場が3箇所あります。ハイシーズンはこの3箇所に収まりきれず狭い県道に路上駐車が溢れるといいます。例年ならば7月末は夏山シーズン本番なのですが、今年は梅雨空が続いているためでしょうか、一番上の第1はほぼ満車でしたが第2駐車場に難なく駐車できました。それに平日ですしね(笑)道中や駐車場からは残雪が残る稜線が垣間見えていました♪実は連日の梅雨空模様で、前日も夕方まで雨が降ったりやんだりでしたので、朝風呂入って帰ろうかと迷っていたんですが、思わぬ好天気に当たって稜線に馳せる思いが一気に高まりました。

Dsc00694 中房温泉登山口

Dsc00697 お湯がジャブジャブだ!

 駐車場から歩いて5分。硫黄臭漂う登山口で入山届を記入します。上高地から涸沢、穂高や槍、常念山脈と広域のルート図の端っこにちょこっと燕ピストン…それが今回私に与えられた機会だと思うとちょっと虚しくなりました。時間は5時半。既に三々五々ハイカーが登山口を発っていきます。朝ごはんとお手洗いを済ませて出発しましょう。

Dsc00693 …ちょっと虚しいな

(つづく)

2017年8月 2日 (水)

スーツアクター セミの鳴声クイズに興じる

 ここ数年の恒例行事となっている長野のイベントの応援に行ってきました。応援といっても着ぐるみのスーツアクターです。40代半ばのオッサンに真夏のスーツアクターを課すとは我が職場もつくづくブラッキーです。

Img_5795 私もこの中にいる?!

 そうは言っても、遥々長野まで来た以上は何かしら見つけて楽しむのが山笑流。休憩時間に会場内を闊歩します。今回、ドハマりだったのは、長野県の外郭団体がやっていたセミの鳴声クイズです。何でも長野県内に生息するセミは13種類で、まあ我が神奈川県とほぼ同じ種が生息しているのですが、その鳴き声を当てるものです。

 例えば、「ギーーーーーーー」は高原のアカマツ林などで聞くエゾゼミ。「ミョーキン ミョーキン ケケケケ…」は高原や山地で聞くエゾハルゼミ、「ムゼー ムゼー ムゼー」これは難しいから後回し。結果といえば…

Img_5852_2 ドヤッ!

 見事満点の結果でした。子供の頃から家族旅行といえば信州だった我が家。旅先で聞きなれないセミの鳴き声を聞くと、ネットの無い時代ですが子供ながらに一生懸命調べたものです。その結果が今も記憶に刻まれているのは嬉しい限りです。職場の某先輩に言わせれば「そんなこと覚えていても何の役にも立たない」のかもしれませんが、楽しい私生活、老後を送るには、せっせとお金を貯める以外にもこういう豆知識がものを言うと思いますね。

Dsc00686 姨捨から善光寺平を見下ろす。

 まあ言ってもこれだけの話なので、その他信州の風景をお伝えします。

Img_5779 長野駅善光寺口

Img_5784_2 L特急しなの名古屋に向けて出発進行!

 長野観光の玄関口JR長野駅。北陸新幹線の並びで在来線も大活躍。信越本線(篠ノ井線)、しなの鉄道、長野電鉄が発着しています。かつて東京から長野経由で新潟に通じていた大動脈信越本線ですが、今では新幹線の開業によって、碓氷峠越えが廃線になった他、非採算区間は第三セクターに移譲され、群馬県内の高崎~横川間、篠ノ井~長野間、新潟県内の直江津~新潟間に分断されて生き残っています。JRのいいとこ取りは納得できません。

Img_5803 善光寺仁王門

 善光寺や姨捨などお決まりの場所は足を運んできました。

Img_5806_2 八面大王の足湯

 かつて信濃国には「八面大王」を称する盗賊が蟠踞して、国衙や寺社を焼き朝廷に抵抗をしていたそうです。桓武帝の御世、蝦夷討伐で有名な坂上田村麻呂が遣わされて「八面大王」を討伐したそうです。伝説によると、朝廷に楯突いて人々から恐れられた「八面大王」は鬼のような怪物として伝えられていますが、実際は8人の首領に率いられた反政府勢力だったようです。中央集権の草創期、蝦夷や熊襲など大和朝廷に抗う組織は全国に存在したことでしょう。

 安曇野の穂高温泉には八面大王の足湯があります。24時間入浴はできるのですが、歩く人もいない夜に八面もの鬼に睨まれて入浴するのはどうも落ち着きませんね。

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