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2017年9月15日 (金)

山行 表尾根でお花観察 丹沢表その2

 「丹沢の貴婦人」ことサガミジョウロウホトトギスの花と出会えて、先ずは目的を果たした山笑。後半は書策新道を堪能して表尾根に向かいます。

Dsc01686 セドノ沢を遡行
 書策新道の上部は雑草が繁茂している箇所やセドノ沢の遡行、踏み跡の不明瞭な箇所が連続するので注意が必要です。目印テープに注意して歩きたいものです。花見の沢から先行した赤い帽子の女性もルートを見誤ったようで、「こっち、こっち」と手招きして再び私が先行することになりました。自分が迷ったりルートを誤ったポイントでは、誰でも同じように動いてしまうんですね。ついつい声をかけてしまいましたが、ルートファインディングを磨いていたのならば余計なお節介ですか。

Dsc01687 セドノ沢の白竜の滝 Dsc01689_2 ホトトギス
 セドノ沢を遡行すると白竜の滝がありました。この周辺には戦前マンガン鉱石を採掘していた坑道の跡がいくつもあるそうなのですが、それを知ったのは事後であって全くのノーチェックでした。マンガン鉱石は採掘してどうするのかといいますと、粗鋼の製鉄やマンガン電池の原料になるそうです。まあ1回で全部楽しんでしまっては勿体ないですから、次回の楽しみをとっておきましょう。

Dsc01695 終端部は森の小径のようだ♪

Dsc01697 タイアザミ

 書策新道の最終部は、草原状になりつつもこれまた草が深い箇所があって、これを漕いでいく場面もありました。アザミなどのトゲ草も結構混じっていて、半袖シャツのオッさんは散々に悩殺されました。別の悩殺がいいよー!最後に低木のトンネルの様な場所を抜けると…

Dsc01699 書策小屋跡から塔ノ岳を望む

 戸沢から新道を歩いてちょうど2時間。表尾根に出合いました。書策小屋跡の草原に腰を下ろして塔ノ岳を見上げていると、すぐに赤い帽子の女性も上がってきました。新道では終始ご一緒することになったので、ついつい「お疲れ~」の一言。「ヒルがついていませんか?私は2、3匹ついていましたよ」え?!奴が…あ~~~!(再び稲川調)小さなヤマビルが片足に2、3匹ずつ取り付いていました。沢沿いの湿ったルートでしたから当然といえば当然です。

Dsc01702 表尾根三ノ塔と大山(左奥)

 さて、ここから先は塔ノ岳の山頂を踏んで大倉尾根を下ろうと思っていましたが、書策新道が意外と歯応えがあったので、予定変更。おなじみの表尾根を烏尾山まで歩いて、烏尾尾根ルートで戸川林道に下り、最後は往路を歩いた戸川林道を歩いて大倉に戻ることにします。表尾根の縦走路には、夏の終わり、あるいは初秋を告げる色々な花々が咲いていましたのでご紹介します。

Dsc01703 「丹沢のキングギドラ」ことフジアザミ

Dsc01705 ヤハズハハコ

Dsc01706 ビランジも何とか居残り

Dsc01716_2 シロヨメナ
Dsc01719 ハンカイシオガマ

Dsc01726 コフウロ

Dsc01718 アキノギョリンソウ(ギョリンソウモドキ)
Img_6211 ツルニンジン「お主もなかなかの珍花よのう」

 そして表尾根のちょっと脇を覗くと、ここにもあの花が…

Dsc01708 「丹沢の貴婦人」

 サガミジョウロウホトトギスだ♪

Dsc01723 烏尾山から三ノ塔

 ススキの穂が茂る烏尾山には多くのハイカーが憩っていました。

Dsc01732 戸川林道で帰ります。

Dsc01733 トビナナフシ

Img_6210 カマドウマを捕食するニホントカゲ「ウマァ~♪」
 烏尾尾根の急な下り、そして最後は戸川林道を歩いて大倉に戻ります。林道歩きでは水辺に寄るトビナナフシや食べるのに夢中で逃げもしないトカゲをなど小さな生き物たちを見ることができました。でも、車やバイクの往来がありましたので、轢かれないよう道脇のヤブに避難させることも。とにかくお節介な性分の山笑であります。

 林道歩きをしていて思ったのは、サガミジョウロウホトトギスもそうなんですが、珍しい山野草の盗採、あるはクワガタなどの希少な昆虫が乱獲されないよう、HPなどでは生息場所を特定されないような書きぶりをしますが、そんなことよりも効果的なのは、林道への一般車両の進入を禁止することでしょう。悪事を働く連中は山歩きが目的ではないから行けるところまで車で入って、ヒット&アウェイをしていくんでしょうから。ここに限った事ではないのですが、サガミジョウロウホトトギスに限っていえば、戸川林道の通行禁止でしょう。少なくとも山が好きになった人には、ありのままの魅力を紹介してあげたいものです。

 そう思っているうちに後方から車が来たので、路肩に避けてやり過ごそうとしていると…あれ?横に来て止まりました。「大倉まで乗っていきませんか?」あ~~~!(心の中で稲川調)赤い帽子の女性が親切に声をかけてくれたのです。では、お言葉に甘えて…と思っていたところに、ああ無情。前方から対向車が迫ってきました。ここでモタモタしていては離合に支障があると思い、「前から車が来ているから、大丈夫、行ってください」…ありがとう「丹沢の貴婦人」またいつか山でお会いしましょう。

Dsc01736 戸川公園には彼岸花が

 大倉・戸川公園に戻ってくると彼岸花が咲いていました。彼岸を過ぎれば秋本番ですね。

★コースタイム:5時間50分

大倉6:25→7:40戸沢→(お花見)→9:40書策小屋跡9:50→10:30烏尾山10:40→11:20新茅山荘→12:15大倉

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コメント

どうもこんばんは。一昨日風雲文庫という場所に行って来たものなのですが、
内容が濃すぎて現地では頭の整理が出来ず帰ってきてから
色々調べていましたらこちらのブログを見つけた次第です。

2011年の風雲文庫についての記述に「コーヒーを飲みながら、風雲文庫の設立や設立者の話、熱海の春、山を登る桜、夜景など幅広い話題で楽しませていただきました。」
というくだりがありました。
その設立者の話という場所が気になって気になって仕方がありません。

宜しければ是非教えて頂きたいです、こちらでの返信が宜しくないようでしたら下記のメールでも大丈夫です。
syamurai_japanアットマクやふーどっとシーオーどっとジェーピー
になります!
お返事お待ちしております!

こんばんは。
ご笑覧頂きましてありがとうございます。

風雲の歴史に学ばれましたか。
現地では余りのボリュームに圧倒されたことでしょう。

既に文庫訪問から6年が経過していて、リピートしていないので
(友人を誘ってもなかなか乗らないんです)
うる覚えなのですが、某財団のトップだったか、はたまたその方が
お医者さんをやられていたようなことを聞いたような気がしますが、
度々海外に渡航した際に収集してきた品々を
熱海の別荘?財団の施設?を改修して展示したとか…
だったと思います。

文庫を設立した方は、開設時期を考えれば既に冥界に旅立たれていることと
拝察しますが、通常は東京に居て、文庫長こと施設を管理されていたご婦人
(確か設立者の奥様と言っていたような気がします)が管理を任されている
とか何とか…
だったと思います。

具体的に何処の誰兵衛と聞いた訳ではないのですが、
記憶をたどるとそんな感じです。

具体的な話でなくて恐縮ですが、お話ができて嬉しいです。

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