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2017年10月 3日 (火)

山行 鍋割南陵バイパスルートを探査 栗ノ木洞、後沢その1

 自分の中では20日に1回山行、40日に1回釣行したいと思っているのですが、そうもいかないのが我が家の事情です。9月も10日に書策新道を歩いて以来行けていないのですが、バッテリー切れになる寸前の末日に何とか行けることになりました。

 30日はかみが不在、天然児を9時に預けて16時にババが施設から帰宅するまでの制約された時間です。天然児を見送ったと同時に出発したいところですが、嫌がらせのように天然児が大しょんべん。シーツはおろか防水シーツも突破して敷布団まで被害が及んでいました。朝から洗濯機3回回しというとんでもないロスタイムで出発が1時間遅れることになりました。

Dsc01844 化粧直しした寄大橋から鍋割を見る。

 そんなアクシデントに見舞われながらも、やって来たのは松田町寄(やどろぎ)。その最奥に位置する寄水源の森がスタート地点です。ここから後沢を歩いて鍋割山の南稜に出るマイナールートを探査します。鍋割山は年に何度も登る山ですが、秦野側の県民の森からが多いので、たまには別の切り口が欲しいところ。寄からのルートは、通常南稜を縦走するか寄沢沿いに雨山峠経由のルートとなりますが、時間の制約が厳しい立場としてはショートカットルートを開拓しておきたいところです。

 水源林まで来てみるとゲート前には大型バスが2台、小型バスも2台、その他マイカーが何台も駐車していました。何じゃらホイホイ?水源林の歩き出しも団体さんの後ろについて歩くことになりました。付き添いのおじさんに話を聞いてみると、森林オーナーである会社、日揮の社員さんによる森林整備のイベントとのこと。寄水源林では、県内の企業が水源の森林を借りで保全することで、社会貢献の一環としているそうです。社会貢献とはいえ、家族連れで大賑わい。レクリエーションですね。

 おじさんと話しているうちに林道は後沢を渡りました。ここから後沢沿いのマイナールートを歩くのですが、入口には「通行禁止」の表示が…森林管理側のおじさんの手前、堂々と入りづらいので、おじさんが別の人と話した隙を見て行列から密かに後落しました。ドロン~

Dsc01773 後沢ルート口の堰堤

 脇道にそれるとすぐに後沢に設置された木製の堰堤があります。マイナールートとはいえ結構歩かれているようなので、赤テープを辿れば楽勝と思いきや、堰堤を越えたところで早くも迷ってしまいました。後沢の右岸には管理道が延びていますが、対岸の堰堤脇に赤テープが垂れています。それがヒ~ラ、ヒ~ラと誘うように揺れているので、釣られるように渡渉を開始。当に猪武者であります。

Dsc01777 植林帯の急登

 結局堰堤は越えられず、後沢左岸の斜面を高巻きにするのかと勘に頼って植林帯の中を急登します。すぐに「これは違うな」という直感がありましたが、取り付いた斜面が後沢乗越よりも少し南の栗ノ洞のピーク付近に通じているという勘がありましたので、目標転換して進むことにしました。それでも後沢へ下降する手がかりがあるのではないかという期待は捨てきれず、左手に注意を向けていましたが、これ以降、後沢に再び降りることはできませんでした。

Img_2752 「森のサンゴ」ホウキタケ
Dsc01779 お客様、ムラサキサンゴもございます。
 薄暗い杉の植林帯を木の幹や根を頼りに登って行きます。花もなく殺風景なのですが、よくよく目を凝らすと小さなサンゴのようなホウキタケが生えていました。

Dsc01780 ミニ土柱

 学生時代に友人と四国を旅した際、「阿波の土柱」という土の柱が林立する奇勝を見たことがあります。侵食されやすい砂礫層の上部に硬い岩などの地層が部分的に点在すると、長い年月を経てその部分を残して周囲が侵食されるため、柱状の土柱が出現するのだそうです。杉の子や小石が形成したミニ土柱見~っけ♪

Dsc01783 何のために積まれたのだろう?

Dsc01784 獣道を頼りに

Dsc01786 ヌタ場

 南向きに急な斜面を詰めていくと、東西に延びる台地上の平坦な尾根に行き当りました。この尾根は栗ノ木洞から出発した寄大橋付近に下る通称「栗ノ木洞南西尾根」でしょう。尾根上には薄い踏み跡とそれに勝る獣道がついていました。見るとシカのヒヅメやアナグマらしきやや大きめの足跡が確認できました。尾根上には所々泥の溜まったプールがありましたが、シカやイノシシが泥浴びをするヌタ場のようです。

Dsc01788_3 当初の目的地

Dsc01789 薄らと真鶴半島

 所々木々の切れ間があって北に鍋割山、南に相模湾を垣間見ることができました。

Dsc01792 地味な栗ノ木洞のピーク
 後沢に踏み込んでから1時間余りで栗ノ木洞(908m)のピークに近い鍋割南陵の登山道に到達しました。杉の木立に囲まれた栗ノ木洞にいても仕方ないので、少し南に位置する展望地櫟山(くぬぎやま、810m)に下ってお昼を食べることにしました。ところが…

Dsc01794 草が生い茂る櫟山

 櫟山のピークは、赤松の大木が生える周囲の展望が効いた気持ちの良いカヤト野原で山麓の四十八瀬川付近からも山頂の雰囲気を感じることができます。しかし、訪れてみるとススキなどの下草が背丈よりも高く生い茂っていて、どうしようもない状況でした。(つづく)

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