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2017年11月 8日 (水)

山行 錦の紅葉は裏側にあり 大山その2

 さて、大山山頂で一服したら北尾根に踏み出しましょう。大山は南や東の平野部から見上げるとピラミタブルな三角錐の山ですが、実は北側に長い尾根が2筋延びています。中津川の上流部唐沢川を挟んで西側が県道70号秦野清川線の札掛付近に下る大山北尾根で、東側は大山三峰山、物見峠、辺室山を経て宮ヶ瀬湖に延びる長い稜線です。今回は北尾根を少し歩いて、ネクタイ尾根で唐沢川源頭部に下り、大山~三峰山の中間点唐沢峠を経由して再び大山に登り返す通称「大山8の字」歩きです。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-797b.html

Dsc02236 紅葉のカンスコロバシ沢右岸尾根、ヨモギ尾根、長尾尾根、丹沢山と三峰

 大山北尾根の稜線上は既に落葉が進んでいましたが、左手の札掛周辺の山腹は見事に紅葉していました。県道70号を挟んで三ノ塔のヨモギ尾根、塔ノ岳の長尾尾根、丹沢山を中心に主脈尾根と三峰山。東丹沢の雄大な景色が楽しめます。

Img_6596 北尾根のブナ紅葉

Dsc02245 トレーダー分岐点

 歩く人のほとんどいない静かな北尾根です。ここを下って札掛に一泊。次の日は長尾尾根を歩いて塔ノ岳に登って秦野に下山なんて山行ができたら楽しいでしょう。あるいは物見峠を越えて煤ヶ谷に下山する「たっぷり大山プラン」も良いですね。そのうち登山道は森林整備用のモノレールと並走します。このモノレールが右手に下って、更に尾根上に延びるモノレールと分岐する場所、通称「トレーダー分岐点」がネクタイ尾根の下り口です。

Dsc02249 ネクタイ尾根上部の紅葉

 ネクタイ尾根といえば、その名の通り尾根上の樹木に目印のテープ代わりに着けられたネクタイがユニークな尾根でした。サラリーマンハイカーの山への思いを感じるそんなネクタイ尾根でしたが、今やネクタイは全て撤去されてしまったようです。マイナールートを根絶しようとする当局の世知辛さを感じました。

Img_6602 レモンの様な葉っぱもあれば…

Img_6604_2 唐紅の簾紅葉

 ネクタイ尾根はマイナールートだけあってかなりの急勾配ですが、周辺の紅葉は筆舌に尽くしがたいほどの見事な紅葉でした。そうですね~表現するならば絵の具をこぼしたとでも言いますでしょうか。モミジ紅葉の下をシカの群れが横切っていきました。まるで花札の絵柄のようでした。

Dsc02258 錦をまとった大山三峰

 時折、木々の間から唐沢川を挟んで対面する大山三峰山が見えていましたが、山肌一面が紅葉したその姿は錦をまとったようでした。

Dsc02263 山萌ゆる…燃ゆるでした(笑)

 ネクタイが撤去されてしまったせいで途中左右に尾根が分岐する場所で迷いましたが、地図と記憶を頼りに進みます。右へ右へと進めば良いんです。ネクタイが無くなった尾根は脱サラ尾根とでもいいましょうか。

Dsc02266 唐沢川源頭部の錦織

Img_6607 唐沢峠への登り返し

 やがて唐沢川源頭部の枯れ沢に下りました。ここから見る周囲の紅葉が今回のBESTポイントでした。真っ赤な秋に~囲まれている~♪当にそんな歌詞にぴったりの場所です。多くの人が紅葉を目当てに訪れている秋の大山ですが、9割9分の人が阿夫利神社や大山寺のモミジ紅葉を見て満足しているでしょう。まああれはあれで良いものですが、所詮は人の手が作出した紅葉です。大山本来の自然紅葉はこの裏側の錦紅葉です。これを見ずして大山の紅葉を語ることなかれ!

Dsc02272 唐沢峠付近の林相

Dsc02271 厚木、相模原方面の展望

 唐沢峠を経て再び大山の肩まで登り返します。この頃になるとにわかに空模様が怪しくなってポツリポツリと雨粒を感じるようになりました。自ずとペースが速まります。

 やがて大山山頂から下山してくる人の声が聞こえてくると見晴台コースに出合います。ここから見晴台方面に下ることになりますが、ここから見晴台を経て阿夫利神社下社までの道中がかなりしんどいものでした。何より人が多くてちょっとしたギャップでもすぐに渋滞が生じてしまいます。おまけに観光登山の人たちは登山のマナーを知らないので道を譲ろうとしません。無理に追い越しをかけるとお互いに危険なので遠慮していましたが、先頭の高齢者は終始後ろへの気配りが無く、数十人の行列を引き連れてマイペースで歩いていました。

Dsc02282 すっかり暗くなっちゃったよ。もう!

 トドメは私の前を歩いていた外国人の男子二人の存在です。この二人は同性愛者らしく、10歩進めばチュッチュッ❤また10歩進んでチュッチュッ❤…これにも辟易させられました。同性愛を否定するつもりはありませんが、正直そんな行為を目の前で見せられるのは気持ちの良いものではありません。素晴らしい紅葉はどこへやら。後味の悪い山行で幕を閉じることになりました。

コースタイム:5時間45分

大山第1駐車場10:30→(女坂)→11:20阿夫利神社下社11:25→(かごや道)→12:30大山山頂

12:45→14:00唐沢峠→14:50大山の肩分岐→15:20見晴台→(男坂)→16:15大山第一駐車場

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