山行 もみじ紅葉と展望の高尾山稜 高尾・陣馬縦走その2
「これより奥高尾」高尾山山頂を下った鞍部にはそんな表示が置かれています。「ここから先は普通じゃないよ」ってな警告のようにも取れますが、実はかつて天然児も歩いたなだらかな稜線が続きます。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-1027.html)
その先にはもみじ台と呼ばれている小ピークがありますが、その名のとおり、ここのもみじは真っ赤に紅葉して見事でした。今の時季、もみじ台は是非立ち寄りたいチェックポイントですね。
もみじ台の先には富士見台があって、ここからの富士山も格別でした。
高尾山から陣馬山へ続く縦走路上には、景信山や小仏城山などの山の他にもみじ台のような小ピークがいくつもあって、大抵どのピークにも巻道がついています。今回は陣馬山までの初縦走なので、正攻法で全てのピークを越えていくことにしました。
富士見台から緩やかに下って、更に一丁平を経てゆるりと登り返していくと茶店のある広々とした小仏城山の山頂(670m)に到達します。城山茶屋では名物のなめこ汁が美味しいのですが、開店準備で忙しそうだったのでスルーしてしまいました。
小仏峠から東の展望
城山から一気に100m以上下って小仏峠(548m)。甲州街道上にあってかつては多くの人が往来していました。今では休日の渋滞情報でおなじみの小仏峠ですが、この峠の直下を中央高速と中央本線が通じています。
小仏峠から景信山までの標高差180mの登り返しが縦走路上最大の急登になります。っても、所詮は低山縦走ですから鼻歌の一つも奏でながらのひと登りです。登るにつれて、後方には歩いてきた高尾山稜の山並み。その背後に丹沢や湘南の海岸線まで望めました。
小仏峠から30分ほどで景信山の山頂です。ちょうど1年前に友人との山行で高尾山からここまで歩きました。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-c56c.html)でも、今回陣馬山までの縦走では景信山はまだ中間地点です。早い時間なので静かな山頂でしたが、お昼ともなれば山上ランチを楽しむ人たちで賑わうことでしょう。
景信山は好展望の山です。南には高尾山稜や丹沢、更には湘南の海岸線までが望める一方で、東側は関東平野を一望に見下ろします。空気が澄んでいる日には、東京スカイツリーや筑波山、果ては日光連山までが見渡せます。この日もこれらのランドマークをなんとか確認できました。(つづく)
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