山行 360度展望の山 竜ヶ岳その2
ダイヤモンド富士を遥拝した後、歩きだしたら90秒で竜ヶ岳(1485m)の山頂でした(笑)山頂には数百人もの人が集まっていました。火を焚く人、テントを張る人、笹薮に分け入る人。もう何でもありの世紀末状態でした。
ダイヤモンド富士を見るという目的は達成しましたが、竜ヶ岳の魅力はそれだけではありません。先ずは360度の展望です。東に富士山を見上げ、南に朝霧高原と駿河湾を見下ろします。
富士山もさることながら、西側の南アルプスがまた素晴らしい。ほぼ全山を見渡すことができます。東に日本最高峰の富士山(3776m)があって、振り返ると2位の北岳(3192m)、3位の間ノ岳(3190m)、6位の悪沢岳(3141m)、7位の赤石岳(3120m)の他、農鳥岳(3026m)、塩見岳(3047m)、聖岳(3013m)と標高3千メートルを超す高嶺を一望できるのです。
北東方向には黒々とした青木ヶ原樹海が広がって、その先に甲府盆地と富士五湖地方を隔てる御坂山地の山々が並びます。更には、奥秩父の山並みを望むことができるのです。
竜ヶ岳の山頂はとても広いので、同じ立ち位置で360度を見渡すことはできませんが、立ち位置を変えつつ見ていくと、何処を見ても素晴らしい展望でした。
お正月の餅やおせち料理を食べる前から大好物の山座同定でお腹いっぱいになってしまいました。
« 山行 ダイヤモンド富士の山 竜ヶ岳その1 | トップページ | 山行 万朶の桜か霧氷の山 竜ヶ岳その3 »
「登山、ハイキング」カテゴリの記事
- 山行 大天井岳山頂に遊ぶ 表銀座縦走その3(2018.08.05)
- 山行 雷鳥が散歩するガスの燕岳 表銀座縦走その2(2018.08.04)
- 山行 台風追撃!まだ雨の降る信濃路へ 表銀座縦走その1(2018.08.02)
- 山行 花の散歩道を歩いて雲の上へ 金時山(2018.07.27)
- 山行 堅く守られた山のお宝アヤメ平 櫛形山その3(2018.07.20)
コメント