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2018年1月

2018年1月31日 (水)

山行 自然と歴史の山高麗山 湘南アルプス縦走その1

 先日の南岸低気圧の通過で丹沢も箱根も真っ白に雪化粧しました。レッツ!スノーシューと洒落込みたいところです。しかし、天然児をデイサービスに預けて、更に朝寝坊で起きてきて、塾になかなか行こうとしないグダグダ受験生に「これでお昼でも食べろ」と小銭を握らせて、ようやく家から追い出したかと思うと、とき既にお昼前。天然児が帰宅するまで半日もありません。こんな状況ですから到底雪山行などかなうはずもありません。

Dsc03374 大磯駅が起点
 こんなときにこそ、普段は見向きもしない地元の低山を歩いてみましょう。大人の視点で歩いてみると、子供の頃には見えてこなかった発見があるかもしれません。

 やって来たのは電車で1駅の大磯です。シーサイド・リゾートのイメージが強い大磯ですが、駅の裏手には丹沢から張り出した大磯-渋沢丘陵の末端である標高200m弱の低山が東西に連なっています。近頃では、この山並みを「湘南アルプス」と読んでいるそうです。「ご当地富士」ならぬ「ご当地アルプス」というのは最近の流行りで、狭い神奈川県内でも三浦、鎌倉、湘南、相州と4つのアルプスが存在します。慣れ親しんだ裏山をアルプスの高嶺に例えるハイカーたちの地元愛なんでしょうね。

Dsc03375 旧東海道化粧坂

 大磯駅から先ずは街中を歩いて平塚との市町境まで歩きます。市町を隔てる花水川の下流域には、高麗とか唐ケ原という地区がありますが、これらの地名はかつて朝鮮半島からの渡来人がこの地に暮らしていたことの名残です。

 今から1400年近く昔、日本でいえば飛鳥時代の頃、朝鮮半島北部に高句麗という王朝がありましたが、隣国唐や新羅との抗争に破れて滅亡してしまいました。その結果、高句麗の王族、貴人たちの多くが海を渡って日本に逃れてきました。そんな渡来人の一部がこの地に上陸、定住したそうです。やがて渡来人たちは、朝廷から武蔵国の一部を充てがわれて移り住んだといわれていますが、その移住先は、巾着田の彼岸花で有名な埼玉県日高市の高麗川です。

Dsc03378 登山口の高来神社

 湘南アルプスの東端に位置する高麗山の麓にある高来神社は、巨木が鬱蒼とした厳かな雰囲気の場所です。その起源は古く、神武天皇の御代といわれています。奈良時代には、かの有名な行基が高麗寺を開山し、中世は源氏、北条氏、徳川氏など武家の信仰を集め、高麗山の山麓に七堂伽藍が建つ大寺院に発展したと伝えられていますが、明治初頭の廃仏毀釈により高麗寺は廃寺となって現存はしていません。

 社殿の裏手が湘南アルプス(高麗山)の登山口となっていて、ここから高麗山の南面を一気に稜線まで直登します。高麗山の南斜面は、クスノキ、カシ、シイ、タブなど常緑照葉樹の大木が真冬でも葉を茂らせていて、「21世紀に残したい日本の自然100選」にもノミネートされました。

Dsc03383 2つの半島が重なっています。

 この豊かな照葉樹林は多くの野鳥の拠り所になっているので、この真冬でも賑やかですが、野鳥の鳴き声以上に騒々しいのがバイクや電車の走行音です。そりゃあ街の裏山的存在だし、麓には東海道線や国道1号線など天下の大動脈が通じているんですから。

Dsc03385 東天照の大きなモミの木

 高麗山の東肩に位置する東天照を経由します。ここには大きなモミの木が生えていました。前述の照葉樹林やクヌギやコナラばかりの山かと思いきや、モミの大木は意外でした。また、東側の木々の間から湘南の海岸線と三浦半島や房総半島が見えていました。

Dsc03387 山頂の高来神社上宮跡

 東天照から西へ稜線歩きの始まりです。すぐに高麗山(168m)の山頂に到達します。山頂にはかつて高来神社の上宮が鎮座していて、前述の東天照にあった白山権現社、山頂西にあった毘沙門堂と合わせて高麗三社と呼ばれて信仰を集めました。しかし、時を経て今ではいずれも消失し、山頂は大木に囲まれた小広い跡地があるだけです。

 また高麗山は、東の平塚側から見るとこんもりと盛り上がった見栄えのする山で、かつて歌川広重は「東海道五十三次」の中のひとつ「平塚宿」にその個性ある姿を描いています。東海道線で小田原方面に出かける機会があったら、電車が平塚駅を出た頃に車窓を右手を気にしてみてください。浮世絵に描かれたような高麗山の個性的な姿を望むことができます。

Dsc03391 山頂付近の堀切

 更に高麗山は中世城郭の一面もあって、室町時代には鎌倉府と上杉氏の抗争の舞台ともなり、戦国期には小田原城を攻めた北条早雲が後詰めで攻め寄せた山内・扇谷両上杉氏に対抗して籠城したこともありました。その50年後には、11万の大軍を率いて小田原城の北条氏康を攻めた上杉謙信が一時的に本陣を据えたとも伝えられています。

 自然有り、歴史有りの高麗山です。(つづく)

2018年1月28日 (日)

1月28日 吾妻山の菜の花その5

 連日氷点下の朝ですが、吾妻山に散歩してきました。自宅を出て吾妻山の取り付きまで10分余りですが、その頃には体も暖まって、階段を上っているうちに汗ばんできます。

Dsc03486 小田原方面

 今朝は曇りがちの天気で、富士山は雲隠れしていました。どこかのオバちゃんが「あれが(富士山)お目当てだったのに、来た意味ないわ」なんて言ってました。本当に意味がないのでしょうか。どんな些細な行為にだって意味はあるものですよ。

Dsc03488 菜の花は峠を越えたようです。

 さて、菜の花ですが、色彩はいまだ鮮やかですが、近くで見ると少し首を垂れていて元気がないようです。菜の花ウォッチングはお早めにお出かけください。

Dsc03489 寒桜が咲いていました。

 吾妻山には菜の花の他にも季節を彩る名脇役がいます。真冬を飾った水仙は成長しきって倒れ始めていましたし、ヤブツバキも色があせてしまいました。でも、吾妻神社の境内にある寒桜がチラホラと開花していました。

2018年1月27日 (土)

鷽替の神事

 毎月25日は天神様の日です。スーパーの得売り日のようですが、学問の神様、天神様こと菅原道真公のご生誕が6月25日で、ご逝去されたのが2月25日と、共に25日だったことから、毎月25日は天神様の日なのだそうです。

Img_7229 木彫りの鷽(うそ)

 1月25日は、1年で最初の天神様の日「初天神」で、上野五條天神社や湯島天神は多くの参拝客で賑わいました。この初天神の日に行われるのが、鷽替の神事です。「鷽(うそ)」という鳥を人のつく「噓」にかけて、天神社で配られる木彫りの鷽に己の嘘を込めて、誠心に替えてもらうという神事だそうです。

Img_7225 週初めの雪が残る湯島天神ですが…

 氷点下の寒さの中、朝から多くの参拝客が木彫りの鷽を求めて行列を成していました。昼休みに出てみると、行列は朝ほどではなかったので、私も木彫りの嘘を戴くことができました。

Img_7224 ポツポツ梅が開花していました。

Img_7228 早咲きは結構咲きました。

 日頃、親を欺いて飄々と暮らす長男。この不届き者の虚言をこの木彫りの鷽を託して天神様に祈る非力な親心であります。

2018年1月25日 (木)

大雪に見舞われた東京

 1月22日(月)、大寒の時期と南岸低気圧の通過が重なって、滅多に雪が降らない関東南部でもまとまった雪になりました。職場でもお昼過ぎに帰宅命令が出たのですが、たまたま外部とのテレビ会議があったので、15時まで拘束された後、慌てて帰宅の途につきました。

Img_7211 激しい降りの上野公園

Img_7210 こういう日は予約なしでパンダが見れるかな?

 折しも雪の降りが強くなってきて、既に路面にはうっすら積雪がありました。道を歩く人は言葉もなく足早に駅に向かっていました。

Img_7213 西郷どん

 明治10年初頭、日本最後の内戦と言われる西南の役が勃発して、2月15日に薩軍が政府軍の拠点である熊本鎮台に向けて出兵した際、鹿児島は60年振りの大雪に見舞われたのでした。頭に雪を頂いた西郷さんの銅像を見上げると、どこか感慨深いものがあります。

 結局、雪は夜半まで降り続きました。

Dsc03364 明けて一面雪の東京

 明けて23日。自宅周辺は夜中に雪が雨に変わったので、雪はほとんど残りませんでしたが、東京に来てみると一面の銀世界です。

Dsc03368_2 寛永寺清水観音堂

Img_7220 粋な計らいですね。

 いつもと同じ上野駅から上野公園経由で職場に向かうと、可愛い雪だるまがあちらこちらで微笑んでいました。
Dsc03372 不忍池

 2日経ちましたが、都内は所々雪が残っていて、路面の踏まれた雪はカチンカチンに凍結しています。しばらくは要注意ですね。

2018年1月24日 (水)

1月21日 吾妻山の菜の花その4

 1月20日(土)、朝日新聞の夕刊1面に吾妻山の菜の花がカラーで掲載されていました。沢山の観光客が押し寄せてきそうな予感がします。翌21日の朝、吾妻山を散歩しました。

Dsc03335 菜の花の沖は相模湾

 天気が下り坂に向かうこの日は、朝から雲が多かったので、富士山も丹沢も雲隠れしていましたが、満開の菜の花だけでも見応えはありました。

Dsc03339 菜の花城

 菜の花の中にそびえ立つ山頂部の展望台は、石垣風に造られているので城跡のようにも見えます。

Img_7200 インスタ映えしませんか?

 展望台には定刻になると管理のオジさんがSNS投稿用の額縁を用意してくれます。毎年の繰り返しで菜の花を植えるだけでなく、こうした小技が少しでも多くの観光客を呼び込むアイディアですね。

 菜の花ウォッチングも後半戦に突入です。満開の今がチャンスです。

2018年1月22日 (月)

山行 兎死に小鮒絶えし故郷 大磯・鷹取山その2

 大磯の奥座敷。ゴルフ場のへりを回り込むような道を歩いていくと鷹取神社が鎮座する大磯の最高峰鷹取山(219m)に到達します。ずっと鷹取神社が最高峰かと思っていましたが、その手前、照葉樹林の中に小高くなっている場所を見つけましたので、ひょっとしてこちらが山頂かと思って踏み込んでみると、案の定、三等三角点を見つけました。

Dsc03295 鷹取山山頂

 誰もいない静かな山頂ですが、さっきから誰かに見られているような視線を感じるのです。キョロキョロと周囲を見回してみると…

Dsc03293 ゲッ!ち、ちみ、どうしたんだね?

 野ウサギの哀れな骸が木に吊るされていました。鷹取山だけに猛禽類も生息しているとは思いますが、それにしちゃあ骸がきれいすぎます。殺されて人為的にここに吊るされたんでしょう。それにしても酷いことをする輩がいるんだな。

Dsc03297 鷹取神社

 山頂の目と鼻の先、鬱蒼とした照葉樹の大木に囲まれたところに鷹取神社の社殿があります。社殿の裏手に軽トラが1台停まっていて、オジさんが一人立っていました。こんなところで何をしているんだろう?何か臭うな…

Dsc03299 砲弾が奉納されていました。

 社殿に長男の合格祈願をしていると、いつの間にかオジさんの姿が消えていました。う~む。何か臭うな…プリッ♫…俺か!?

Dsc03303 山頂部は豊かな照葉樹林です。

Dsc03310 アオキの実

 鷹取神社から南面の急な山道を下っていきます。この山道が鷹取神社の表参道で、車道は裏道になります。照葉樹の森は真冬でも野鳥の鳴き声が賑やかですが、それに混じって犬の鳴き声が気になります。や、野犬じゃねえよなぁ…

Dsc03304 わっ!出た!

 突然、茂みの中から数匹のビーグル犬が飛び出してきました。目前の肥えたオヤジを猪や野豚と見間違いはしなかったようで山頂の方へ登って行きました。野犬じゃなくてホッと一安心です。ん?!コイツらの飼い主は山頂にいたオジさんに違いありません。きっと野ウサギを殺したのもコイツらの仕業に違いありません。狩ったのならば、ちゃんとウサギ汁にでもして食べてあげるのが供養ってもんですよ。って、余計なお世話か。山道を下る足取りも自然と速くなりました。

Dsc03306 湘南平が見えました。

 山頂から20分もあるくと生沢(いくさわ)地区の一角に下りてきました。生沢の山野は私が生まれ育った人生の原点ともいうべき場所です。その中でもとりわけ思い入れのある場所が東の池です。周囲5百メートルほどの農業用の小さな溜池ですが、網を打つとクチボソ、ヌマエビ、ザリガニが捕れ、ミミズを餌に糸を垂れると大きなフナが釣れました。半ドンだった土曜日は、学校から帰ると池に来て日が暮れるまで熱中したものです。

Dsc03322 生沢某所からの鷹取山

 しかし、近年は心無い人によって放流されたブラックバスやブルーギルが増えて、従来種のクチボソやヌマエビは絶滅したと聞きました。その一方で、水底の泥に蓮が群生して、初夏には池一面を蓮の葉が覆って見事な花を咲かせるのが話題になっていました。

 わ~い、わ~い東の池だ♪寄っていこう。ところが…

Dsc03316 ありゃ!水がないよ。

 東の池は水が干上がっていて、堆積した泥が無残に露出していました。池をひと回りしても小魚一匹いませんでした。見つけた生き物といえば外来生物ばかりです。

Dsc03317 ウシガエル

Dsc03319 アメリカザリガニ
 ウォ~~~!これはどうしたというんじゃ~!故郷といえば、「兎追いしかの山、小鮒釣りしかの川」とも唄われるものですが、今回故郷を歩いてみたら鷹取山では兎が死んでいるし、東の池では小鮒の姿はないし…呆然としながら帰宅の途につきました。

 でも、心配ご無用。後日調べてみると、この日の翌日(1月17日)、神奈川県や大磯町役場の職員によって、テレビなんかで人気の池の水をさらう「かいぼり」が行われたようです。何でも、名物だった蓮がここ3年で全滅してしまったため、泥を掘り起こして土質、水質を改善して蓮を復活させると共に外来生物を駆除する試みだそうです。(参照:http://www.kanaloco.jp/article/304753(カナロコ)、https://mainichi.jp/articles/20180118/k00/00m/040/021000c(毎日新聞))いやぁ、立ち会えなかったのが何とも残念でした。

Dsc03323 六所さん

 最後は大磯町民の心の拠り所、六所神社にこれまた長男の合格祈願と家族の健康祈願をして帰宅しました。

★コースタイム:4時間

自宅12:00→12:20吾妻山12:30→12:50東大農場→13:35池之神社12:40→14:10鷹取山・鷹取神社14:20

→14:45東の池15:00→(友人の墓参)→15:25六所神社15:30→16:00自宅

2018年1月20日 (土)

山行 懐かしさに誘われて裏山歩き 大磯・鷹取山その1

 1月16日(火)、地元の病院で人間ドックを受診しました。受診後、病院の食堂で早お昼を食べていると、窓からは生まれ育った大磯の風景が広がっています。海山両方見えるのですが、山側は大磯町の最高峰鷹取山(219m)がシンボリックです。その名は神君家康候が趣味の鷹狩りを行ったことに由来していますが、小中学校の校歌でも唄われたふる里の山です。懐かしさが募って午後から歩いてみることにしました。

Img_7167 賑わう吾妻山を後に

 スタートは菜の花が満開の吾妻山からです。吾妻山の中里口に下ったら街中を少し歩いて、中里地区の東京大学附属農場の脇から再び大磯に続く丘陵に登ります。

Dsc03264 東大農場門前のモチの木

Dsc03265 樹皮の模様が面白い

 二宮から大磯に続く丘陵地帯は、相模湾から吹く潮風と南面の陽当りの良い斜面を活かしてみかんの生産が盛んですが、最近はレモンや改良された柑橘種、オリーブなどが栽培されて、二宮の新しい特産品の模索が続けられています。

Dsc03278 みかん農園が広がります。

Dsc03272 オリーブ畑(市街地を挟んで吾妻山)

 みかん農園の広がる丘陵地帯には縦横に農道が走っています。今では軽トラが走る舗装された道ですが、古くから人の往来があった名残として道祖神がポツポツ見られます。その中でとても面白いのが、日光東照宮で有名な三猿「見ざる聞かざる言わざる」が彫られたものです。

Dsc03268 農道脇の道祖神

 三猿の由来は、古代中国の思想家孔子の格言から由来しているとも、西洋の「賢い猿」に由来しているとも諸説があるのですが、悪いことや都合の悪いことは見ない、聞かない、言わないことが良いということです。社会人では日常あるあるなことですね(笑)

Dsc03270 オエッ、あー二日酔いだ。かみの叱言ウンザル

 大磯に入って黒岩地区を歩きます。大磯の西端に位置する丘陵地帯には、虫窪、黒岩、西久保という3集落があるのですが、子供の頃、この集落は俗に「山」と呼ばれて、ここに住んでいる児童は毎日バスで通学していました。

Dsc03281 池之神社

 黒岩集落にある池之神社に立ち寄って長男の合格祈願をしました。神社の境内に小さな鐘突堂がありますが、神仏習合時代の名残でしょうか。梵鐘を見てみると…

Dsc03285 ムムッ!桐紋とな。

 桐の紋が刻まれています。豊臣方の梵鐘でしょうか。「国家安康」「君臣豊楽」の文字が刻まれていないか思わず探してしまいました(笑)大阪冬の陣の原因になった方広寺鐘銘事件ですね。

Dsc03286 カラスウリ

Dsc03287 椎茸の原木を漬ける水槽

 黒岩地区と市町境を越えた平塚市一帯にはゴルフ場が広がっています。大磯のゴルフ場は結構高いと聞いていましたが、覗いてみると結構若い人がコースを回っていました。若手のお医者さんかな?ゴルフ場沿いに延びる道を歩いていけば、鷹取山はもうすぐです。(つづく)

2018年1月19日 (金)

1月16日 吾妻山の菜の花その3

 1月16日(火)、この日は人間ドックで一日休み。それでもお昼には検診が終わり、役所の手続きや銀行で金策したりとやっておきたい私用をこなすことができました。その後は自由時間。え?午後からでも仕事に行けって?慌てない、慌てない。一休み、一休み。吾妻山の菜の花を見に行ってきました。

Dsc03261 満開でしたよ♪

 今がちょうど満開の菜の花です。天気にも恵まれて富士山や丹沢、箱根、更には伊豆の山並みと相模湾を見渡すことができました。訪れたのがお昼どきとあって、多くの人がお弁当を広げていました。

Dsc03262 海を眺めながら楽しいランチタイム

 この時期、菜の花とともに見ておきたいのが、やはり見頃の水仙です。

Dsc03256 水仙も見頃ですよ。

 菜の花の見頃もピークを迎えました。1度に2つ美味しい菜の花と水仙も楽しめます。皆さん、早めにお出かけください。

2018年1月18日 (木)

山行 山の初詣 大山・カンスコロバシ沢右岸尾根

 元日に初日の出登山をして登り始めを飾りましたが、初詣らしい登山もしてみようと1月の初めに大山に行ってきました。本来ならば、先ず阿夫利神社下社に参拝して、表参道から大山山頂の上社に登拝したいところでしたが、朝の家事をこなし天然児を送り出してからの出発となり、一般の参拝客の車で駐車場待ちになることが懸念されたので、ヤビツ峠まで軍馬に頑張ってもらってイタツミ尾根を歩く最短コースにしました。

Dsc03157 ヤビツ峠にて(丹沢三峰)

 11時過ぎにヤビツ峠を出発。駐車場こそ満車でしたが、路肩に余裕で駐車できました。寒い日でしたので、快晴にもかかわらず人の出はイマイチだったようです。峠のペンチで初老の御夫婦が焼肉を楽しんでいました。香ばしい匂いを嗅ぎながら横を通過すると、「あー美味い、やっぱり肉はうめえなぁ~」とおっちゃんがやたらとアピール。子供の頃いましたよ。遊び仲間内で一人だけアイスとか食べていて「あー美味しい」とか自慢するヤツ。今じゃ子供だってそんなこと言わないですよ。

Dsc03159 大山は目の前です。

Dsc03206 かき氷のような霜

 イタツミ尾根は1時間もあれば大山山頂まで登れてしまう直登コースです。既に何度も歩いた道なので、無心に山頂を目指します。

Dsc03167 山頂は大賑わい

 1時間弱で阿夫利神社上社に到着。やはり山頂周辺は賑わっていて、陽当りの良い場所は先行者が陣取っていて空いていません。まあ、飴玉とお茶しか持ってこなかったし、長男の大学合格と家族の健康を祈念したら先に進みましょう。

Dsc03163 山頂裏側からの展望

Dsc03164 富士山もクッキリ♪

 山頂の西側からは最高の展望を望みました。富士山もクッキリです。丹沢三峰山の右手に遠方に2017年の山雲取山が見えました。今年は静かな山に戻るでしょうか?

Dsc03172 年末登った雲取山が見えました。

 さて、このままイタツミ尾根を引き返すだけではちょっと物足りないので、マイナールートを歩いてヤビツ峠に戻るとしましょう。大山北尾根に少し入ってすぐに左手、西側に下る尾根があります。この尾根をカンスコロバシ沢右岸尾根というそうです。尾根の下り口には立入禁止の看板が立てられていますが、これはかえって私のような数奇者を呼び込んでしまうことでしょう。「す、スンマセン!」あくまで自己責任で歩かせてもらいます。

Dsc03182 カンスコロバシ沢右岸尾根へ

 マイナールートなので道標など一切ありませんが、森林整備用のモノレールが尾根上を下っているので一目瞭然です。尾根の上部は急勾配の斜面を下ります。カンスコロバシ沢の名のとおり、転んだらイチコロになりそうな急傾斜でした。受験生の親にコケル、スベル、コロブなんて言葉は禁句ですね。あー今更ながら縁起が悪い…

Dsc03183 最初はとにかく急ですが…

 そのうち斜面が緩くなるとブナの大木が並ぶ素敵な尾根道歩きになります。陽当りも良く快適でした。広い尾根上は落ち葉が敷き詰められて絨毯のようにフカフカでした。思わず腰を下ろして喫茶します。木々の間から箱根の山や真鶴半島が望めました。
Dsc03187 そのうち穏やかになります。

Dsc03189 箱根の山並みと真鶴半島

 さて、尾根道下りで終始気になっていたのが消防車のサイレンです。初めは秦野市街で火災があったのかと思っていましたが、いつまでたっても鳴り止まないし、徐々に音が大きくなっているようです。どうやら消防車は県道70号を上がってくるようです。山火事かいな?キョロキョロしてみると…

Dsc03196 やややっ!

 ヤビツ峠に近い表尾根の登山口である菩提峠付近から煙が立ち上っているのが見えました。パラグラーダーの滑走台があるカヤの原が燃えているようです。あそこには登山者の車も停まっていることでしょう。大丈夫かな?

 尾根道は途中で左右に分岐しますが、モノレールが下っていく右手の尾根ではなく、左手の尾根を下ると諸戸林業の事務所付近に下ってきました。ここからヤビツ峠方面にしばらく県道を歩きますが、途中、警察車両が県道の通行を規制していました。

2018年1月14日 (日)

初詣はチハ神社

 年が明けて、長男の合格祈願で上野の湯島天神や五條天神社には連日参拝してきましたが、初詣は富士宮の若獅子神社でした。それ程有名な神社ではありませんが、この神社は旧陸軍の富士少年戦車兵学校跡に昭和59年に建立された神社です。

Dsc03152 若獅子の塔

 陸軍の戦車兵養成学校で教育を受けた少年戦車兵たちは、「若獅子」と呼ばれて、卒業の門を送り出されると直ちに戦車とともに外地に出征しましたが、その多くが故国に戻ることはありませんでした。その英霊を祀り祖国日本の恒久平和と繁栄を祈願をする神社として、同窓生他有志が建立したものです。当時の戦車学校の遺構は校門などが残るばかりですが、この神社の象徴的なのが…

Dsc03153 チハですね。

 境内には錆で赤茶けた97式中戦車チハが安置されています。チハという呼称は、中戦者の「チ」にイロハの「ハ」。即ち、3番目に開発された中戦車ということになります。チハは、大東亜戦争全般を通じて日本陸軍の主力戦車として大陸や南方戦線で活躍しました。57mm砲と機銃2丁を装備して、170馬力のディーゼルエンジンは時速38kmを発揮しました。

 山下将軍のマレー侵攻作戦などでは大活躍しましたが、大戦後期に米軍の主力シャーマン戦車が投入されると、主砲の威力や防御力で全く歯が立たず、主砲を高初速の47mm砲に換装するも苦戦を強いられました。

 安置されているチハは、玉砕の島サイパンに遺棄されていたものを有志の努力によって、30年振りに帰還を果たした2両のうちの1両です。もう1両はきれいに修復されて靖国神社遊就館に展示されていますが、こちらは赤錆て朽ち果てる寸前です。しかし、車体にある無数の弾痕が戦闘の激しさを物語っている貴重な歴史遺産だと思います。

Dsc03155 神社付近からの富士

 祖国を守るために散華した英霊に深く頭を垂れるとともに、間近に望む芙蓉峰と共に年頭にあたり気を引き締めるにはうってつけの参拝であったと思います。

2018年1月12日 (金)

勝手にしやがれ!…でも神頼み

 明日、明後日と大学入試センター試験が行われます。この日のために多くの学生さんが勉強を頑張ってきたことでしょう。我が家の長男も試験に臨むそんな一人ですが、受験生のイメージからはかなりかけ離れたかなりグダグダしたものでした。家では全く勉強しない。赤本を買うために渡したお金で洋服を買いに行く。塾で勉強しているというものの、行くまでに髪のセットやらでなかなか行こうとしない。さる筋からの情報で、親の知らぬところでエンジョイして、インスタ栄えする写真が投稿されている。夜中までどこぞの悪友とネット対戦ゲームをしている。そして朝寝坊等々…ここ半年我が家の空気は常に殺伐としたものでした。

 親が口を挟んでも反発するばかりで一向にいうことを聞きません。挙句の果てには、将来の目標は特になく大学なんて行かなくてもいい…もう好きにしやがれ!と突っぱねると、「親が行けというから大学には行く」と、遊び半分で大学に行くつもりらしいから困ったものです。こっちは入学資金をキープするために車の買い替えも延期してたというのに…(軍馬を8回目の車検に通すことを決めました。)

Img_7154 連日大賑わいの湯島天神

 それでも親バカなもので、今週は連日学問の神様、湯島天神に参拝して長男の大学合格を祈願してきました。合格祈願の参拝者で賑わう湯島天神ですが、塾の講師に引率されて参拝する学生さんを見ると、気合の違いにため息が出てしまいます。

Img_7150_2 早咲きの梅が開花していました。
 空を仰いでため息を吐くと、そこには早咲きの梅が開花していました。神様~、贅沢は申しませんので、どこかの大学に引っ掛かりますように。何卒よろしくお願いいたします。

2018年1月11日 (木)

山行 万朶の桜か霧氷の山 竜ヶ岳その3

 ダイヤモンド富士に360度の大展望、お腹いっぱいの山座同定まで楽しんで、まだ竜ヶ岳を搾取しようとする山笑。その所業はカエサルに似たり…もとい、骨の髄までしゃぶりつくすハイエナです。前2回のご紹介の中でもうお気づきの方がいらっしゃるかもしれませんが、もうひとつのこの山の魅力は…

Dsc03057 霧氷でございます♪

 ご存知の方も多いと思いますが、霧氷とは空気中の水蒸気や霧が氷点下の低温にさらされた時に、樹木に付着して凝固したものです。山形県蔵王などで有名な樹氷も霧氷の一種で、むしろ樹氷の名の方が通るかもしれません。

Dsc03067 枝ぶりが良い木ほど見栄えがします。

 雪国の樹氷は、完全に樹木が氷雪に覆われて雪だるまのようになるため「スノーモンスター」などと呼ばれているようですが、私個人の好みとしては、やはり枝が白く飾られる程度の方が冬枯れの木に白い氷の花が咲いたようで趣があると思います。

Dsc03072 木の種類別に趣が異なります。

 春に咲く花が木の種類によって異なるように、霧氷も宿す木の枝ぶりによって異なるのも何とも趣があります。

Dsc03094 風向きによっても表情が変わります。

 また、霧氷は風上に向かって成長していくそうですが、この現象を「エビの尻尾」と呼ぶそうです。この美しさ、当に「やめられない。止まらない」ですね。

Dsc03076 駿河湾の湿気をたらふく食べてます。

 霧氷は大気中の湿気が多いと生じ易い現象ですから、海や川が近い場所で生じ易い現象ともいわれています。地元丹沢でも相模湾からの湿気の影響で霧氷が発生し易く、冬の丹沢の風物詩としてハイカーを楽しませてくれます。竜ヶ岳が属する天子山塊は駿河湾が近いので霧氷が発生する好条件なのでしょう。

Dsc03082 ムヒョ、ムヒョヒョ♪

 「冬来りなば春遠からじ」と言いますが、霧氷で飾られた木々を眺めていると春、満開の桜並木を見ているような趣を感じました。

Dsc03092 万朶の桜か冬の山

★コースタイム:3時間(WC、ご来光待ち、山座同定タイム含み)

本栖湖キャンプ場6:15→7:40ダイヤモンドタイム7:48→7:50竜ヶ岳8:10→9:15本栖湖キャンプ場

2018年1月10日 (水)

山行 360度展望の山 竜ヶ岳その2

 ダイヤモンド富士を遥拝した後、歩きだしたら90秒で竜ヶ岳(1485m)の山頂でした(笑)山頂には数百人もの人が集まっていました。火を焚く人、テントを張る人、笹薮に分け入る人。もう何でもありの世紀末状態でした。

Dsc03043 賑わう竜ヶ岳山頂

 ダイヤモンド富士を見るという目的は達成しましたが、竜ヶ岳の魅力はそれだけではありません。先ずは360度の展望です。東に富士山を見上げ、南に朝霧高原と駿河湾を見下ろします。

Dsc03045 南アルプスのほぼ全山を望む

 富士山もさることながら、西側の南アルプスがまた素晴らしい。ほぼ全山を見渡すことができます。東に日本最高峰の富士山(3776m)があって、振り返ると2位の北岳(3192m)、3位の間ノ岳(3190m)、6位の悪沢岳(3141m)、7位の赤石岳(3120m)の他、農鳥岳(3026m)、塩見岳(3047m)、聖岳(3013m)と標高3千メートルを超す高嶺を一望できるのです。

Dsc03046 白根三山(北、間、農鳥)と鳳凰三山(右)

Dsc03047 右から塩見、悪沢(荒川)、赤石

Dsc03048 右から悪沢、赤石、笊の先に聖(ちょっとだけよ)

 北東方向には黒々とした青木ヶ原樹海が広がって、その先に甲府盆地と富士五湖地方を隔てる御坂山地の山々が並びます。更には、奥秩父の山並みを望むことができるのです。

Dsc03024 北の展望も良い

 竜ヶ岳の山頂はとても広いので、同じ立ち位置で360度を見渡すことはできませんが、立ち位置を変えつつ見ていくと、何処を見ても素晴らしい展望でした。

Dsc03056 北西に八ヶ岳も見えました♪

 お正月の餅やおせち料理を食べる前から大好物の山座同定でお腹いっぱいになってしまいました。

2018年1月 8日 (月)

山行 ダイヤモンド富士の山 竜ヶ岳その1

 毎年恒例の初日の出登山です。でも、家族には「オヤジの初日の出暴走」と言われています。ここ数年は丹沢・塔ノ岳でご来光を拝んでいましたが、今年は趣向を変えて、富士山の西、天使山塊の先北端にある竜ヶ岳を選びました。毎年12月下旬から1月上旬にかけて、竜ヶ岳山頂付近からは富士山の山頂から太陽が昇るダイヤモンド富士を見ることができます。竜ヶ岳へは、5年前の元旦に一度足を運びましたが、折からの寒波に負けて断念した思い出があります。(参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-bd69.html)それ以来、朝霧高原の道路凍結も心配で足が向きませんでした。

 「ガキ使」の余韻冷めやらぬ元旦の4時起床。お茶を沸かして半に出発です。途中コンビニで中華まんを買って一路朝霧高原へ。第二東名新富士ICから西富士道路を経てR139を北上。朝霧高原までやってくると結構な車です。道の駅朝霧高原の駐車場は満車。観光バスも続々とやってきています。トイレも行列。いやはや、元旦早々トイレ待ちをするとは思ってもみませんでした。

 朝霧高原から更に北上、県境を越えて、6時過ぎに富士五湖の本栖湖畔にある本栖湖キャンプ場にやってきました。このキャンプ場の入口に竜ヶ岳登山の駐車場が設けられています。到着時、既に駐車場は数百台の車で溢れていて、駐車スペースを探すほどです。こりゃあ只事ではないぞ。軍馬を停めたら身支度を整えて早々に出発です。

Dsc02995 キャンプ場を通過中

 駐車場から山際までは本栖湖キャンプ場の中を通過していきます。樹間から富士山はよく見えていましたが、アカマツ林の中のキャンプ場内はまだ暗く、たまに木の根に足を取られました。木の根がこんなところまで(汗)でも、登山口の看板はあるし、三々五々ハイカーが歩いているので迷うことはなかったです。歩き出して間もなく、腹の底から訴えてくるものがあったので、キャンプ場のトイレをお借りして初ポッチャン♪お年玉であります。

Dsc08495 毛無山山頂の長男たち(平成20年11月2日)

 キャンプ場を抜けたところにホテル「ヴィラ本栖」があります。もう10年も前に職場の仲間と天子山塊の最高峰、毛無山に登ったときに泊まった懐かしい宿ですが、このホテルの裏手から竜ヶ岳に取り付いていきます。

Dsc02999 尾根上から本栖湖と白根三山(左)、鳳凰三山(右)

 しばらくはジグザグと尾根に上がっていく登山道ですが、よく整備されていて、ハイキングコースといった感じです。一昔前の竜ヶ岳は、生い茂った笹薮をかき分けながら微かな踏み跡を辿る玄人好みの山だったそうですが、21世紀を前に「新世紀に富士山の山頂から昇る初日の出を見てもらおう」と登山道が整備されたそうです。それ以降、ダイヤモンド富士がクローズアップされて今やこの人気です。登山道では常に前後に人が歩いている状況でしたが、中にはスニーカー履きの着膨れした観光客のような人もいます。

Dsc03005 ダイヤモンドを待つ人々

 山頂から東側に延びる尾根に上がると軽いアップダウンのある稜線歩きになります。2箇所ほど小ピークがあって、そこからは富士山の展望がきくので、多くの人が初日の出を待っています。いやいや、まだ4、50分は待ちますよ。こんな寒い中じっと待っているよりは、どんどん山頂に向けて歩いたほうが体が暖まって楽だと思いますが…

Dsc03004 霧氷に飾られた竜ヶ岳

 登山道の周辺の木々は霧氷がついて美しく飾られていました。行く手には見える笹原に覆われた竜ヶ岳。その山腹にはジグザグと山頂に延びる登山道が確認できますが…ムムッ!かなりの数のハイカーが取り付いているようです。塔ノ岳の初日の出ハイカーも多いと思いましたが、数倍はいるようです。

Dsc03010 堪える人々

 九十九折の登山道を登っていくと、折り返し毎に数名の人が三脚を立てて富士山を見つめていました。竜ヶ岳の東面は木が疎らなので、どこからでも大きな富士山を望むことができるのです。ハイカーも多いですが、どうやらカメラ愛好家の方が多いようでした。みんなー眠るなよ!日の出はもうすぐだ。

Dsc03012 そろそろ来そうだ。

 本栖湖から直登してくるもう1本の登山道が出合うと山頂は目前です。周囲の笹原からは、多くの人の気配がしています。すわっ!伏兵か?いえいえ、皆さん思い思いの場所で日の出を待っているんです。時刻は7時40分。私も足を止めて富士山を注視します。

Dsc03028 雪煙立つ山頂が黄金色に縁どられていきます。

Dsc03031 来た!ダイヤモンド5カラット

Dsc03035 ハンターチャンス3!ダイヤモンド20カラット!!

 「凄い!」、「明けましておめでとう」、「万歳!」、「目がぁ~~~!目がぁ~~~!」と稜線に居並ぶ人たちから声が上がりました。いやぁ、これは確かに素晴らしい。本当に来て良かったなぁ(つづく)

2018年1月 7日 (日)

1月7日 吾妻山の菜の花その2

 1月6日からオラが町二宮の観光イベント「菜の花ウォッチング」がスタートしました。昨年末は一昨年に比べると菜の花の開花が遅れていると心配されていたのですが、さてどうなったでしょうか?今朝足を運んできました。

Img_7121 菜の花ウォッチング始まりました。

 日の出の山頂は凍てつく寒さでしたが、朝早くから地元のお散歩グループやカメラ愛好家など多くの人が訪れていました。で、菜の花はといいますと…

Dsc03221 モルゲンロートの富士山と

 見事に咲きそろっていました。七、八分咲きといったところでしょうか。期待を裏切らない地元思いの菜の花と言いたいところですが、菜の花は自生ではなく毎年植栽しているものですから、この時期に咲かせるために公園管理側のご努力があったとお察しいたします。

 朝は寒くても日中は暖かくなると思います。皆さんぜひ足を運んでみてください。

2018年1月 4日 (木)

かみ母校の応援にご執心

 正月の恒例行事が箱根駅伝の応援です。国道まで歩いて5分ですから、トップが往路なら平塚で、復路なら小田原で中継したのをテレビで確認して、ヘリコプターの音が近づいたらのんびりと歩いていきます。

 いつもは寝正月と初売りでイマイチ駅伝に興味のないかみですが、何故か今年は母校である東海大学の応援をしたいと気合が入っていました。前振りでは、東海大が青学と神大と並んで三強なんて言われていたからでしょうか。それとも、前日に東海大学で働いている友達と初売りに言ったからでしょうか?

Img_7078 お巡りさん、なんでもいいからそこの人をしょっ引いて

 東海大を応援する以上は、おなじみの読売新聞の旗ではなく、東海大の旗を振りたいと旗を配っている隣町大磯まで30分も歩きました。

Img_7080 嬉しかないよ!

Img_7088 本命キタァーーー!

 母校の応援がかなってご満悦のかみでしたが、結果として、東海大は5位と健闘しました。さて、もらった東海大の旗ですが、家に帰ったら天然児の餌食になってビリビリに引き裂かれてしまいましたとさ。

2018年1月 3日 (水)

山行 美しい氷の世界に潜む殺意 雲取山その4

 前回に続き年越しの雲取山ネタですが、ご容赦くださいませ。wink

Dsc02944 心地良き石尾根よ、さらば…

 ブナ坂で石尾根と別れて石尾根の北面を下ります。さっきまでの陽だまりが嘘のように路面が凍っていて、慎重に下っていきます。正面に往路歩いた野陣尾根を見ながら20分ほど下ると…

Dsc02949 白濁した水面が

 唐松谷の源流部に降下しました。見れば水面が白濁しているようです。これは濁り湯の温泉では?♪と一糸まとわぬ姿になって、それっ、飛び込め―!spa

Dsc02951 ぎゃああああああ!

 な、なんと、川が凍りついていました。まあそうじゃないかとは思っていたんですけどね。危うく人知れず全裸オッサンの氷祭りになるところでした。陽の入らない唐松谷は氷に閉ざされた世界になっておりました。diamond

Dsc02955 水面は概ね凍ってました。
 周囲は花も葉もない冬枯一色の世界ですが、この氷の造形が今まで見たこともないような美しさで…富士の氷穴で見たかも…想定外に目を楽しませてくれました。北国の川はみんなこんな感じなのかもしれませんが、神奈川の住民としてはとっても珍しく感じました。

Dsc02961 ロックでいきたくなります。

Dsc02964 小滝が特にいいね♪
 唐松谷に入ってしばらくは右手に氷の造形美を見物しながらのんきに歩いていましたが、徐々に登山道と沢との高さが大きくなって、かなり緊張する道になりました。所々、左側斜面からの土砂の崩落があって、それに落ち葉がいやらしく覆って接地点を隠してしまいます。ズルッといったら数十メートル滑落。そこでオッサンは夏まで冷凍保存でしょう。滑るのはオヤジギャグだけにしたいものです。skisnowboard

Dsc02966 羨道の先は蜀の国?孔明も真っ青です。

 やがて斜面から切れ落ちた崖につく羨道になりました。ここは黒部か蜀の国?唐松谷林道はかなりヤバいルートでした。山の夕暮れは思いのほか早いものです。15時も過ぎて、長沢背稜に石尾根の凸凹とした影が映り、唐松谷には夕闇が迫っているのが感じられました。

Dsc02972 石尾根の凸凹影

 焦りが募る一方ですが、足もかなり疲労していたので、ギャップに足を取られるミスだけは避けねばなりません。danger
Dsc02969 落ちたら死ぬなと思っていると…
Dsc02968 これまたご冗談を(汗)

 そうかぁ~かみの狙いはこれだったのか!泊付き山行を認めず、あわよくば疲労した私が谷に落ちて冷凍保存になるのを期待したのでしょう。は、謀られた!と、思っていた矢先…

Dsc02977 あ!唐松橋のつり橋だ。

 唐松谷林道の入口にある唐松橋に到達しました。つり橋のたもとにトロールの様な不気味な岩が座していましたが、私の生還を妨げようものならば、ガラガラドンの童話ようにミンチと化すことでしょう。ここまで来れば、後は軍馬の待つ小川谷出合までひたすら林道歩きです。

Dsc02985 遠き山に日は落ちて…

Dsc02986 星は空を散りばめん
 日原林道を歩きだすと既に夜の闇が覆い始めていました。「私を夜の闇に包め」なんて格好つけている場合じゃない。急ぎましょう。この後、真っ暗な山中をオッサンのアニソンヒットメドレーが木霊したとさ。幸せをもたらすといわれてる どこかでひっそり咲いている 花を探して~花を探しています~♪

 帰宅して、かみが一瞬見せた鳩が豆鉄砲を食らったような表情を私は見逃しませんでした。チャチャチャ、チャチャチャ、チャ~ラ~火曜サスペンス劇場

★コースタイム:9時間25分

日原小川谷出合8:00→9:30日原林道終点→10:00富田新道分岐→12:15小雲取山→12:40雲取山13:15

→14:10ブナ坂→16:05日原林道終点16:10→17:25小川谷出合

2018年1月 2日 (火)

山行 石尾根で楽しい山座同定 雲取山その3

 既に去年の話となりましたが、12月28日の雲取山山行のその後です。

 腹ごしらえを済ませて13時に下山開始です。下山は石尾根をのんびり下って、七ツ石山の手前ブナ坂に向かいます。そこから唐松谷を経由して日原に戻る周回ルートです。

Dsc02936 大菩薩連嶺と富士山(南方向)

 雲取山から七ツ石山~鷹ノ巣山~六ツ石山などのピークを縦走して奥多摩駅に下る石尾根は、雲取山のメインストリートです。多くのハイカーが往来していますが、ほとんどは鴨沢から七ツ石山を経て雲取山まで往復する人でしょう。この時間で上ってくる人は、泊付き山行なのでしょう。羨ますぃ~!

 好展望の石尾根では、大好物の山座同定を思いきり楽しみましたよ。

Dsc02933 西側には奥秩父の山並み

 西面には奥秩父主脈縦走の峰々が連なります。国師ヶ岳の先には盟主金峰山や瑞牆山がありますが、延々と歩いて奥多摩駅まで縦走する猛者もいるそうです。そんな山旅がしてみたい。

Dsc02919 南西に飛龍山と南アルプス

 雲取山山頂から南東に延びる石尾根。この季節は、南面の陽当りの良い尾根道を見ただけで歩いてみたくなりますよ。

Dsc02924 石尾根と東の展望

 東側には、酉谷山~三ツドッケ~蕎麦粒山~川苔山~本仁田山と、石尾根の北に平行する長沢背稜の峰々、その遠くには東京都心や筑波山まで見えていました。

Dsc02922
 石尾根を挟んで南東側には、大岳山~御前山~三頭山の奥多摩三山、その先に高尾山~景信山~生藤山~笹尾根が、更には我らが丹沢の山並みが並んでいました。

Dsc02943 今夜だけでもシンデレラボーイ Do you wanna dance tonight♪

 七ツ石山が大きくなって、石尾根の有名人ダンシング・ツリーが登場したらブナ坂はもうすぐです。(つづく)

2018年1月 1日 (月)

平成30年が明けました。

 皆様、新年あけましておめでとうございます。皆様にとってこの一年が良い年でありますようお祈りいたします。wink

 毎年恒例となっていたオヤジの初日の出暴走こと、ご来光登山ですが、今年も行ってきましたよ。でも、ここ数年登っていた塔ノ岳から今年は趣向を変えまして、静岡県と山梨県の県境にある竜ヶ岳に登ってきました。何故この山を選んだかといえば…

Dsc03031 ダイヤモンド富士

 竜ヶ岳では、毎年12月下旬から1月上旬にかけて、富士山の山頂から太陽が昇るダイヤモンド富士を見ることができるのです。

 山行の記録は後日としまして、先ずは元日に縁起物の富士山の写真をお届けします。

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