花の都の東御苑
4月7日(土)、長男の大学入学式に出席するため日本武道館にやってきました。首都圏のマンモス校は日本武道館で入学式をやるんですからすごいものです。それも学部別に午前と午後に別れるそうです。入学式に出席する新入生と親族の行列は、九段下の駅から続いていました。
長男の関係するセレモニーは決まって雨(逆に天然児は晴)というのが定説で、今回も天予報では雨の予報だったのですが、直前で雨は回避され、当日は雲が多いものの晴れの天気でした。武道館のある北の丸公園といえば、千鳥ケ淵や靖国神社なども桜の名所も近いのですが、既に東京の桜は何処へやら。すっかり葉桜になっております。
オメデトサン
式は滞りなく、厳かに終了しました。でも、規模が大きいもののちょっと有り難みに欠けると思ったのは私だけでしょうか?マンモス校だから仕方ないのでしょうけど。
式典終了後、靖国神社にでも参拝してかみを教化しようと思ったのですが、入学式出席者は動線の規制があって、入ってきた靖国神社側の田安門からは出れないとのこと。仕方ないので、皇居の東御苑を見物しながら東京駅まで歩くことにしました。
東御苑は旧江戸城の本丸があった場所です。さすが皇居だけあって、入場する者に対しての手荷物検査がありました。あ、あのぅ~手荷物よりもこの人(かみ)そのものが危険なんですけど…と、喉まで出ていました。
北桔橋門から東御苑に入ると目の前に巨大な石で組み上げられた石垣が登場します。今では天守閣がありませんが、ここが江戸城の本丸天守台です。慶長11年(1607年)に徳川政権の象徴として、当時また存在した豊臣家の大坂城を凌ぐ規模で完成した天守閣でしたが、1657年に江戸の街の大半を焼き尽くした明暦の大火で焼失。以降、天守閣は再建されることはなかったそうです。この天守台をはじめ、江戸城普請で使用された巨大な石材の多くが、小田原や伊豆周辺で切り出されて船積みで運ばれたそうです。
東御苑の樹木は新緑が眩しく、庭園内にはツツジやシャクナゲなどの花が早くも見頃を迎えていました。それにしても今年は花が早いなぁ~
都心で思いがけない花見を楽しめました。
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長男さんの大学進学、おめでとさん♪
実家から通うのも大変そうだが、まぁ、お父さんが毎日そうしてるもんねw
投稿: どっちー | 2018年4月10日 (火) 22時47分
あざす。
入学直後から忙しそうですが、よく学び、よく遊び、友人と大いに語らい視野を広げて欲しいものです。
投稿: 山笑海笑 | 2018年4月10日 (火) 23時28分