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2018年5月 8日 (火)

山行 静かな大山裏 大山南北尾根その2

 大山山頂で納豆巻きを食べたら第2ラウンドの始まりです。WWⅡドイツ巡洋艦のマストのような山頂アンテナの下にある鹿柵を脚立で越えます。この鹿柵が、大山の持つ二面性、信仰の山から自然の山へ踏み入れる境界線のようで、いつもワクワクさせられます。俺はここだぜひと足お先に光の速さで明日へ~ダッシュさ~♪

Dsc04772 鹿柵越えたらもうひとつの大山が

 前回は冬枯れ迫る北尾根にちょっと踏み入れて、ネクタイ尾根から紅葉の唐沢川源流部に降下しました。その他、カンスコロバシ沢右岸尾根やネクタイ尾根に逸れてしまうことが多かったので、北尾根をじっくりと歩くのは久しぶりです。

Dsc04775 緩やかに下る尾根道

Dsc04777 ホ~ホケッキョ♪

 大山北尾根は、西の藤熊川と東の唐沢川に挟まれて、真北の宮ヶ瀬方面に緩やかに下る尾根です。広葉樹林の尾根道は広くて明るく、大山山頂からしばらくは、モノレールや鹿柵に沿って歩くルートなので迷うことはないでしょう。樹林に覆われた尾根道ですが、所々展望が開けて、左手には三ノ塔から塔ノ岳、更に丹沢山への表尾根と丹沢山から丹沢三峰山への雄大な山並みが見渡せます。

Dsc04782 ヤセ尾根の通過

Dsc04783 ミツバツツジ
 西沢ノ頭(1094m)、ミズヒノ頭(1050m)と小ピークを通過していくと、広々とした尾根道が一変して、ヤセた尾根を通過する箇所があります。ヤセ尾根の斜面には、多くのミツバツツジの花を見ることができました。ミツバツツジは山笑の愛する花木で、数年前に秦野の直売所で購入したものを猫の額に植えていましたが、昨年枯らしてしまいました。やっぱり海が近いと潮風でやられてしまうのでしょうか。

Dsc04789 ミズヒノ頭付近から丹沢山を望む

Dsc04791 富士山は見納め
 左側の展望も丹沢三峰がかなり近づいてきました。ふと振り向けば、富士山が表尾根に隠れようとしていました。

Dsc04792 境沢ノ頭付近から大山を振り返る

Dsc04795 山フジが満開です。

 大山と丹沢表尾根を隔てているものが3つあります。1つ目は藤熊川、2つ目は県道70号秦野・宮ヶ瀬線、3つ目は送電線です。その送電線を中継する16号鉄塔付近からは大山の山頂を振り返ることができます。山フジがまだ満開で、花の周囲をクマバチがブンブカと飛び回っていました。

Dsc04805 境沢ノ頭

 16号鉄塔で送電線が大山北尾根を跨ぐと境沢ノ頭(913m)の小ピークです。ここからは左手に地獄沢方面へと降下するルートが分岐しています。

Dsc04807 モミの大木

 境沢ノ頭から更に北尾根を進むと、今までの明るい尾根が一変して、モミの大木が鬱蒼とした薄暗い樹林となります。尾根上の踏み跡も薄くなって少々心細くなりました。人の足跡が薄くなる一方で動物たちの痕跡が濃くなってきます。シカが鳴き声が近くなり、足元には色々な動物の糞が見られました。これらの糞はシカ、イタチ、アナグマ、カモシカなどの動物のものでしょうか。

Dsc04787 オオセンチコガネ

Dsc04788 離陸!カッコイイ♪

 動物の糞が多い場所によく見られるのがオオセンチコガネです。赤銅色のボディーが美しい甲虫ですが、美しさに見合わずウ〇チ大好きな虫さんです。オオセンチコガネは、獣糞に卵を産み付けて、幼虫は獣糞を餌とする森の掃除屋さんなのです。ちなみにセンチコガネの名の由来は、「cm」ではなく、「雪隠(せっちん)=WC」だそうです。便所虫?そりゃ失礼でしょ。

Dsc04809 一ノ沢峠

 左手方面に延びる厭らしい分岐をかわしつつ、県道70号沿いの札掛と清川村煤ヶ谷を結ぶ古道に出合いました。本日も大山北尾根をお歩きいただきましてありがとうございました。終点、一ノ沢峠でございます。(つづく)

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