山行 金時山のシロヤシオ 金時山・矢倉岳その1
西丹沢・檜洞丸のシロヤシオツツジが今年は当たり年だとか。それを聞いていてもたってもいられない山笑。5月12日は絶好の晴天との予報。それを聞いて、かみに山行の交渉をするも無下に却下されてしまいました。理由は・・・車を使うなら仕事の私を駅まで送迎せよ。朝拘束されては、天然児がお昼に帰宅するのでアウトです。ショボ暮れる私に「明日はいいよ」とのかみのお告げが。
翌13日は朝からどんより空。・・・こういうことね。それでも家で大人しく家事をこなすのはシャクなので、西丹沢に向けて出発しました。しかし、丹沢湖までやってきたものの、風が強く周囲の山々を見上げると雲が流れるようにかかり始めていました。こりゃあもうダメかもわからんね。檜洞丸は諦めて転進することにしました。
やって来たのは足柄峠。金時山にもシロヤシオが咲いているので、遅いとは知りつつ残っていればこれ幸いと登ってみました。
金時山手前の林道歩きでは、ホウチャクソウ、ツボスミレ、ヤマツツジなどの花が見れました。中でも真紅のヤマツツジは見事でした。でも、私は白が見たいんです。ダーッ!
お、遅かったかぁ・・・
金時山の北面に取り付くと、そこかしこにシロヤシオとトウゴクミツバツツジの花が落ちて、地面を飾っていました。それはまるで白軍と赤軍が戦った戦場の跡の様でした。
山頂近くには、かろうじて花を残すシロヤシオの木がありました。いやぁ、よくぞ持ちこたえていてくれました。ありがとう。ありがとう。
大荒れの金時山山頂。中央火口丘やカルデラ内は一面の雲海で何も見えません。南面には強風が吹きつけて、雲が次々と上がってきていました。天気は下り坂の予報。ここも雲がかかるのは時間の問題でしょう。いつもは早朝からハイカーで賑わう山頂もこの日はひっそりとしていました。
周囲一面雲が流れる中、富士山の山頂だけはしっかりと見えていました。さすがは天下の秀峰。絵になりますなぁ。
山頂からの下山時にシロヤシオの花を眺めていると、後から下りてきたご婦人が「シロヤシオが見たいなら今は檜洞丸よ。私の友達が昨日行ってきたけど満開だったそうよ」やっぱそうですよね。そりゃあ分かっちゃいたんですけど・・・口惜しやぁ~~~~~
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