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2018年7月

2018年7月28日 (土)

台風は東から西へ

 台風12号は変則的な動きで関東の南沖を通過して西へ向かいました。思ったよりも大したことがなかったのですが、これから東から西日本に向かって、前回豪雨で被災した地域を通過しそうです。被害が拡大しないことを祈るばかりです。

310261aut013 ありえない動きだ。Yahoo Japan 台風情報(7/28 22:00)

 とりあえず私は長野に向かいます。

2018年7月27日 (金)

山行 花の散歩道を歩いて雲の上へ 金時山

 北ア表銀座縦走に備えて、7月は毎週山行をしてきましたが、予行演習と位置づけていた鳳凰三山縦走に失敗して、以降どうでもよくなってしいました。22(日)は朝の散歩に金時山まで行ってきました。

Img_8450 稜線にかかる雲

 4時半に家を出て、登山道の足柄峠に向けて足柄平野を走っていくと、矢倉岳から金時山にかけての県境の稜線には滝雲がかかっています。稜線上は荒天なのでしょうか?

Dsc05574 爽やかな朝の稜線

 とりあえず足柄峠から稜線に延びる林道のゲートまで行ってみると、時折小雨がパラつくものの風もなく薄日も射して、歩くにはちょうど良い涼感でした。

Dsc05526 オカトラノオと富士山

 稜線の森林からは、ビーーーーーと軽い感じのアカエゾゼミと、ギーーーーーと重たい感じのエゾゼミの鳴き声が聞こえていました。どちらも山地や高原に生息する種で、特にアカエゾゼミは生息地が限られているので、下界では聞きなれないのですが、県下でこれらのセミの鳴き声が聞こえるのは嬉しいものです。

Dsc05530 コバギボウシ

Dsc05550 ホタルブクロ Dsc05541 マルバダケブキ

Dsc05544 シモツケソウ

Dsc05573 ヤマオダマキ Dsc05549_2 キンレイカ
Dsc05570 チダケサシ

Dsc05531 ウツボグサ Dsc05533 ヤマユリ
Dsc05540 ヤマアジサイ

Dsc05537 ハコネギク Dsc05532_2

Dsc05529

Dsc05572 ナワシロイチゴ
 お花は全く期待していなかったのですが、ヤマユリ、マルバダケブキなど大きいのからシモツケソウやキンレイカなど小さなものまでヤンマーディーゼルでした。

Dsc05557_2 山頂からの雲海
 毎朝金時講の人たちと挨拶を交わしながら十二支の階段を登り詰めると、金時山(1213m)の山頂からは一面の雲海が広がる絶景が広がっていました。雲海に浮かんでいるのは、箱根の外輪山の一部と中央火口丘の神山、そして富士山です。雪を頂いた美しい姿が冬の富士山なら雲を突き抜けて堂々たる黒富士は夏の富士山ですね。夏山登山真っ盛り。今日も多くの人が山頂を目指していることでしょう。

Dsc05559 中央火口丘神山(大涌谷の噴煙も)

 往復1時間半とお手軽な朝の散歩でしたが、実にお得感満載の金時山でした。

2018年7月26日 (木)

表銀座縦走直前・・・台風接近中!

 週が明けたら待ちに待った北ア表銀座の縦走です。が・・・

310261aut012 Yahoo Japan 台風情報(7/26 18:00)

 台風12号が南から北上中です。この週末は直撃コースとの予報です。この1ヶ月、散々晴れが続いて、このタイミングでこれかい!究極の雨男?いや、嵐を呼ぶ男ですね。

 さて、どうなりますか。

2018年7月24日 (火)

つ、つ、月夜だ皆出て来い、来い、来い

 神奈川県の県西部から東京都心まで通う長距離組にとっては、早引きでもしない限りは暗くなってから帰宅するのが当たり前なのですが、通勤1年のうち最も日の長いこの時期、職場をピンポンダッシュするとまだ薄明るいうちに帰宅できます。別に一刻も早く家に帰りたい。帰らなければならない訳でもないんですが、これがいやに嬉しくなるんですよね。

 さて、今日も定時退社でベルサッサ。1時間半冷房の効いた電車の中で熟睡して、昼間の猛暑の余韻が残る地元の駅に降り立つと熱気で倒れそうになります。ゆっくりと夕暮れの雰囲気を楽しみながら家まで歩いて帰りましょう。

 家の近くまでやってくると、ん?道路横の駐車場に複数の動物が動いています。

Img_8456 ん?猫の集会かな。

 最初は野良猫の集会かと思ったのですが、細長い胴体に長い尻尾。小さい頭と眉間には白線が入った特徴はハクビシンですね。ハクビシンは人里近くの山野に生息していて、ときには古民家や納屋などに住み着いてしまうほど人には身近な動物ですが、元来は東南アジアから渡ってきた帰化動物といわれています。夜、近所をウロついている姿はたまに見かけますし、猫の額に見慣れない動物の糞が排泄されていることもありますが、きっと犯人はこのハクビシンでしょう。

Img_8458 猫とも顔なじみなのかな?

 私の他にも帰宅するサラリーマンや犬の散歩をしている人が往来していましたが、ハクビシンたちは全く気にせず駐車場内をウロウロしていました。近くでまったりしていたネコちゃんも目の前をウロつく彼らを全く気にしていなかったので、顔なじみの仲なのかもしれませんね。

 気がつけば空に大きな月が昇っていました。月夜に誘われて動物たちが山から下りてきているんでしょうか。元々夜行性のハクビシンですし、日中は山の木陰で暑さを凌いで夜は街中に餌を求めてくるのでしょう。皆出て来い、来い、来い!

2018年7月22日 (日)

蓮池のほとりにて

 ある朝のことでございます。山笑は蓮池のほとりを独り悶々と歩いておりました。池に咲く蓮の花は、みな玉のように真っ白で、その真ん中にある金色の惢(すい)からは、何ともいえない良い匂いが絶え間なく辺りに溢れております。

Img_8447 蓮池のほとりを歩いておりました・・・

 上野のお山はちょうど朝なのでございましょう。あ~暑い。仕事いきたくねえなぁ・・・

Img_8443 極楽やねぇ~
 やがて山笑は池のほとりにたたずんで、水面を覆っているハスの葉の間から、ふと下の様子を覗いてみました。すると・・・

Img_8437 地獄の亡者が?

 泥で淀んだ不忍池では、亡者ならぬカメさんたちが元気に泳ぎ回っておりました。

 芥川龍之介の有名な「蜘蛛の糸」になぞらえてみました。それにしても朝だというのになんという暑さでしょう。

Img_8377 樹下のカモ2羽

 元気なのは水面を泳ぐカメさんとコイくらいです。地上に暮らす生き物は、鳥であろうと虫であろうと人であろうと、この暑さで息を潜めておりますよ。

Img_8435 やってらんないよ・・・

 「蜘蛛の糸」の物語のキーパーソンであるクモですら、日陰で体を休めておりました。それにしても、この暑さどうにかならんものかねぇ・・・

2018年7月20日 (金)

山行 堅く守られた山のお宝アヤメ平 櫛形山その3

 豊かな森と大樹の奥仙重、南アルプスの展望とお花畑の裸山を巡って、櫛形山山頂部のもうひとつのスポットアヤメ平に向かいます。裸山から針葉樹とコケ類の樹林の中を緩やかに下って20分ほどです。アヤメ平の周囲は、裸山同様に動物の食害からアヤメなどの植物の群落を守るために設置された保護柵に囲まれています。こちらの方がより厳重で、扉を開けて中に入ります。

Dsc05482 アヤメ平

 アヤメ平は湿原とまではいえませんが、針葉樹林に囲まれた摺り鉢状の広々とした草原です。その名が由来するアヤメの花はまだ少し咲いていました。見れて良かったなぁ~♪

Dsc05475 キバナノヤマオダマキ Dsc05498 トリアシショウマ

Dsc05494 クガイソウ

Dsc05504 グンナイフウロ
 植生は裸山とほぼ同じで、アヤメの他にクガイソウ、グンナイフウロ、キバナノヤマオダマキ、テガタチドリ、コオニユリ、ミヤマキンポウゲ、キリンソウ、クサタチバナ、コウリンカ、マツムシソウ、ミヤマシシウド、トリアシショウマなどの花が見れました。

Dsc05472 イチヤクソウ

Dsc05503 センジュガンピ

 その他、裸山では見られなかったイチヤクソウやセンジュガンピの花を見ることができました。花咲くところに人が集まります。北尾根ルートを登ってきた人もいて、時間が経つにつれて賑わってきました。

 さて、花を楽しみながら木道を散策していると、どうも周囲の樹林がキャーキャー騒がしいんで、よくよく目を凝らしてみると・・・

Dsc05488 サルA

Dsc05491 サルB

 ニホンザルの群れが付近を移動中でした。厳重な動物よけの柵もお猿には無力です。それにしても、櫛形山の山麓にはあんなに甘くて美味しそうな桃が沢山なっているのに、このサルたちは木の実、草の芽を食べているのが不思議です。まあある意味良識的なサルといえますね。

Dsc05512 みはらし台
 アヤメ平から急な北尾根ルートをひたすら下って県民の森に戻ります。標高が下がるにつれてジワリジワリと気温が上昇するのが実感できました。ちょうど中間、標高1300m付近で櫛形山林道が横切ります。ここまで車で来れば、アヤメ平までは2時間足らずで登れるでしょう。

Dsc05514 ようやく富士山が見えました。

 見晴台からは富士川を挟んで富士山が見えていました。この日、山に入ってから初めての富士山です。

Dsc05509 不思議な横穴(巻き糞だ!)

 下山の途中、登山道の脇に不思議な穴が口を開けていました。中を覗き込んでみると、穴の側面に石が組まれていました。人工物なのでしょうか。特に表示がありませんでしたが、その昔この穴に籠って即身成仏したお坊さんがいたのではないでしょうか?これはあくまで山笑の思いつきの説ですが。何か手掛りがあるのではないかと覗き込んでみると・・・プッ!漫画に出てくるような動物の巻き糞があるだけでした。

Dsc05381 シロップたっぷりパンケーキ?

Dsc05517 林道に咲くヤマアジサイ

 北尾根を下って林道に出れば、県民の森まではもうすぐです。沿道にはヤマアジサイがまだ見頃でした。ちょうど正午に県民の森に戻りました。予定していた鳳凰三山の日帰り縦走は出来ませんでしたが、代わりに登った櫛形山は、花の百名山の名に恥じぬお花いっぱいの山でした。

 予定より早めの切り上げとなったので、前々から行きたかった韮崎旭温泉に寄って汗を流すことにしました。山笑好みのぬる湯で炭酸の効いた温泉は最高でした。お風呂上がりはのんびりと桃でも買って帰りましょう。

★コースタイム:6時間30分

伊那ヶ湖県民の森5:30→6:35櫛形山林道(大休止)6:40→7:35ほこら小屋7:55→8:30奥仙重8:35→9:05裸山(観察)9:45

→10:05アヤメ平(散策)10:30→11:10みはらし台11:15→11:40北尾根登山口→12:00県民の森

2018年7月18日 (水)

山行 裸(山)を見て大満足 櫛形山その2

 コメツガやシラカバ、ダケカンバの原生林。それにカラマツの巨木が点在する櫛形山の山頂部に到達しました。先ずは最高所の奥仙重を目指します。鬱蒼とした針葉樹林。枝先には地衣植物のサルオガセが垂れ下がって深山の雰囲気満点です。サルオガセは地中に根をはらない着生植物で、木の枝から垂れ下がって空気中から水分を得て、光合成をして成長します。

Dsc05403 山頂部の原生林

Dsc05397 サルオガセ

 中尾根ルートではほとんど見なかったハイカーがこの辺りまで来ると多くなってきます。きっと池ノ茶屋林道登山口から奥仙重を越えて裸山方面に歩く人たちなのでしょう。ほこら小屋から30分ほどで櫛形山の最高所奥仙重(2052m)に到達しました。カラマツの大木に囲まれた薄暗い山頂ですが、東側は切り開かれていて富士山を望めるようになって・・・見えませんでした。奥の仙人が居そうで重たい森で奥仙重でしょうか。丸山林道や池ノ茶屋林道が稜線近くまで通じる以前は、大きな櫛形山のそのまた奥だったのでしょう。

Dsc05400 櫛形山山頂(奥仙重)
 櫛形山は、深田久弥の「日本百名山」にはエントリーしていませんが、深田クラブ認定「日本二百名山」、田中澄江の「新・花の百名山」にはエントリーされています。その魅力はこの奥仙重ではなく、裸山やアヤメ平など長大な稜線上にある花の群生地にあるのでしょう。思い出の奥仙重は早々に後にして裸山、アヤメ平方面に向かいます。

Dsc05463 裸山山頂部
Dsc05417_2 群生地から奥仙重を望む

 奥仙重から原生林の中を30分ほど歩いたところが裸山のアヤメの群生地です。ここまでほぼ水平移動で難なく来れました。群生地は鹿避けの柵が厳重に張られて、一部は裸地化していたり、雑草が伸びて見苦しい状況でした。ちょうど調査員の方が観察をしていたので話をいろいろ伺うことができましたが、一昔前、シカの食害で櫛形山のアヤメはほぼ全滅してしまったそうです。全滅直前のところで保護対策が間に合い、スローペースで植生が回復してきているそうです。(同じ県下で対策が間に合わなかったのが湯ノ沢峠だとか。参照:http://yama-umi.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-e1ce.html)シカの食害の原因ですが、人里を追われたシカがここまで上がってきたのだろうというのが私の推測ですが、観察員さんの話によると雪が減ったことによるものだそうです。シカは越冬するにあたって、ラッセルできないくらいの積雪のところには定住しないそうですが、近年雪が減って櫛形山の山頂部でシカが越冬するようになったことが原因だとか。ふむぅ・・・奥が深いです。

Dsc05415 アヤメの見頃は終わっていました。

Dsc05437 個体によってはまだ鮮やかなのもあり

 では、肝心のアヤメはといいますと、見頃は既に終わっていました。見頃のピークは7月初めだったとか。今年はどこでも、どんな花でも見頃が早かったですね。しかし、アヤメだけがこの山を飾っているわけではありません。「新・花の百名山」でも、この山の花としてあげられているのは、アヤメの他にテガタチドリとセンジュカンピがあります。その他、色々と咲いていましたよ♪

Dsc05451 クガイソウ

Dsc05421 テガタチドリ Dsc05429 キバナノヤマオダマキ

Dsc05438 マツムシソウ
Dsc05430 グンナイフウロ Dsc05447 コオニユリ
Dsc05435 タカネナデシコ

Dsc05432 トリアシショウマとキリンソウ

 その他、ミヤマキンポウゲ、コウリンカ、ミヤマシシウドなどの花も咲いていました。

Dsc05459 コヒョウモンモドキ

Dsc05455 クガイソウに集まる

 花から花へ小さな茶色い蝶々が飛び回っていました。観察員さんの話によれば、コヒョウモン(コヒョウモンモドキ)という山地に生息するヒョウモンチョウの仲間だそうで、今や山梨県でも生息するのは櫛形山など限られて、レッドデータブックに載ってしまったとのこと。残念なことです。

Dsc05445 北岳(右)と間ノ岳の日本一の稜線

 花を見ているだけでも飽きないのですが、とりあえず裸山(2003m)の山頂を踏んでおきましょう。お花畑のすぐ上が山頂です。雲間からは白根三山が間近に望めました。裸山の山頂は、本邦No.1の富士山とNo.2の北岳の山頂を線で結んだちょうど中間点に位置しています。振り返って富士山は・・・やっぱりダメでした。

 アヤメの見頃は過ぎていましたが、多種多彩に花々が飾る裸山は素敵なところでした。やはり前回、ババが元気なうちにここまで足を運ぶべきだとつくづく思いました。(つづく)

2018年7月17日 (火)

山行 南ア大混雑!山に入れず・・・ 櫛形山その1

 北ア表銀座縦走まであと半月。ロングトレイルに耐えうる体力作りのため、7月は強引に毎週山行です。最終調整として、標高3千m近くまで登って稜線歩きをしてみようと、南ア鳳凰三山縦走を思いつきました。早朝、南アルプス市芦安の夜叉神峠を発って、鳳凰三山の薬師岳に至る上りのルートは、ガイドのコースタイム上は7時間。そこから観音、地蔵と三山を縦走したら、早川尾根を少し歩いて広河原に下山するとコースタイムで12時間半。広河原から夜叉神峠にバスで戻ることになりますが、16時40分が最終バスになりますので、時間との戦いにもなります。いいじゃない。いいじゃない♪

 三連休の中日。2時に二宮を発って、御殿場~山中湖~精進湖~甲府南を通って南アルプス市にやって来ました。さすが真夏の三連休、夜中でも結構マイカーが走っています。途中、須走辺りからは富士山登山者の明かりが点々と見えていました。山中湖付近では国道を5、6匹のウリ坊がゾロゾロと歩いていてヒヤっとしました。道中、轢かれたアナグマの死体も見ましたが、夜間の運転では動物に注意したいものです。

 4時半、芦安までやってくると、何故か次々と車が下ってきます。夜叉神峠から先の林道はの南アルプス林道はマイカー規制されているので、登山拠点の広河原まで入るには芦安温泉からバスに乗り換えることになるのですが、連休なので既に芦安の7つもある駐車場がパンクたのでしょう。それは想定内。自分は夜叉神峠の駐車場へ行くので更に進むと、交通整理のオジさんに止められました。案の定、下の小学校が臨時駐車場になって、そこから臨時バスを出すので引き返すようと勧められました。夜叉神峠まで入りたい旨を伝えましたが、前日から山に入りっぱなしの人が多く、多分峠も止められない。林道はバス優先になるから引き返してくださいとのこと。「多分」というのが引っかかりましたが、郷に入っては郷に従うしかありません。

Dsc03053 天子山塊竜ヶ岳から西を望む(H30.1.1)

 かと言って、きっとバス待ちのハイカーは行列だし、1番のバスには乗れないでしょう。出遅れたら夕方のバスまで間に合わないタイトな計画だったので、残念ながら鳳凰三山は諦めざるを得ません。でも、せっかくここまで出張ってきて、深夜ドライブだけで帰るわけにはいきません。鳳凰三山を挟んで反対の韮崎市側にまわってドンドコ沢ルートで鳳凰三山とも思いましたが、思案した結果、同じ市内から登山口にアクセスできる櫛形山に登ることにしました。

Dsc02567 北岳山荘から東を望む(H27.7.13)

 櫛形山は、その名のとおり和櫛の様に南北に長く大きな稜線が特徴で、甲府盆地から南アルプスを見上げたとき、前衛に大きく立ちはだかるこの山はややお邪魔虫的存在なのですが、平坦な山上には有名なアヤメの群生地があり、「花の百名山」にもエントリーしています。8年前にババ、ババ友、長男、天然児の編成で登った思い出の山ですが、この時は丸山、池ノ茶屋林道を通って標高1850mまで車で入り、山頂まで歩いて「アヤメなんて何処にもないじゃん」と、登山口に戻ってしまったため、この山の本当の魅力である裸山の群生地を見過ごす大失敗を犯してしまいました。

Img_8404 桃がいっぱいだ♪

Img_8405 山麓から見上げる櫛形山

 櫛形山の北に位置する芦安から一旦南アルプス市街地に下って、東側の県民の森登山口に移動します。山麓には山梨県を代表する桃の果樹園が広がっています。とき当に収穫の最盛期です。農家の方々は早朝から収穫に精を出していました。この辺りは日中は猛暑になりますが、朝晩は涼しいでしょうからね。帰りに桃でもお土産に買っていきましょう♪

Dsc05360 県民の森

 櫛形山の東側中腹にある県民の森を5時半にスタートします。櫛形山の山頂部へのアプローチは四方からいくつかのルートがあるのですが、今回は県民の森から中尾根で山頂を目指し、山頂から稜線を北に歩いて裸山、アヤメ平の植生を見物し、北尾根で下山する周回ルートです。標高890mの県民の森から山頂(2052m)までは標高差1160mですから、それなりに体力作りにはなるでしょう。

Dsc05363 シロバナイナモリソウ

 ヒグラシの合唱に送られて登山道に踏み入れます。中尾根ルートの序盤はヒノキの植林体の中を歩きます。散策路の分岐点がいくつかあるのでやや迷いもありましたが、道は明瞭で歩きやすい道でした。薄暗い樹林帯のルートはほとんど花もなく無味でしたが、唯一シロバナイナモリソウがチラホラと咲いていました。

 中尾根登山道にしても北尾根登山道にしてもかなりの急登です。歩き出した途端に汗が噴き出してきました。登山口は涼しいくらいに感じたのですが、やはり真夏の登山らしい汗の量です。こまめな水分補給が必須ですね。

 標高1450m付近で櫛形山林道を横断します。実に整備された林道で、北尾根登山道との交差点には駐車場も設けられているので、体力に自信のない方はそこまで車で上がっても良いでしょう。(でも池ノ茶屋林道終点の駐車場が一番楽)この林道は中尾根登山道登山道のちょうど中間点にあたるので、ペースを把握する上で目安になります。

Dsc05379 ミヤマカラマツ

 林道から上はカラマツ林になります。林道周辺のカラマツはおそらくは植林でしょうけど、雲が掛かってきて深山の雰囲気があります。それに何より涼しいのがありがたいですね。カラマツの他にはイタヤカエデ、オオイタヤメイゲツなどのカエデの葉が目立ちました。いつの間にかヒグラシの鳴き声は消えて、エゾハルゼミが鳴いていました。

Dsc05376 カラマツの巨樹

Dsc05407 鮮やかなコケの絨毯
 標高が上がるにつれて、ゴメツガやシラカバの原生林に樹相が変わってきましたが、所々にカラマツや大木を見ることができます。木々の根元には青々とした多種のコケが広がっています。「コケ女」というコケ好き女子がいるそうですが、ここへお連れしたら余りのコケの群生に卒倒するでしょうね。(まあとき既に遅しですが)こんな植生はいよいよ南アルプスの稜線にやってきた感が高まります。唯一不快なのは汗の臭いにつきまとう大きなアブです。ブンブカブンブカと周囲を飛び回って実に煩ったい。確か2年前に登った七面山もアブが多かった記憶があります。標高も場所も近いからなぁ。

Dsc05382 ほこら小屋の幕営地

 標高1800メートルを超えると突然青々とした草原に到達しました。ほこら小屋の幕営地です。すぐ近くに南アルプス市の設置した避難小屋ほこら小屋がある十字路です。ここが中尾根ルートと南尾根ルートが出合う終点になります。

Dsc05384 ほこら小屋

Dsc05386 アブも寄らず快適だ♪

Dsc05387 癒されますね。

 ほこら小屋によって腹ごしらえをしましょう。小屋の中にはザックがひとつ置かれていましたが、人の姿はありませんが、日記帳を拝帳すると、前日に宿泊された方の記録がありました。夕方窓から夕焼けに染まる富士山が見えていたとか。いやぁ、それは最高だ。どれどれ、外を見れば・・・一面白い世界です。前日ここに宿泊した方は、ザックをデポして裸山方面に朝の散策を楽しんでいるのかもしれません。反対側の窓から見る原生林をおかずにおにぎりを食べましたが、これはこれで良い景色です。

Dsc05385 小屋裏の水場

 小屋裏には沢の源頭部があってこんこんと水が湧出していました。今度はここに泊まってみたいと思いましたが、果たしてそのチャンスはやってくるのでしょうか?腹が満たされたら山頂に向かいましょう。(つづく)

2018年7月13日 (金)

不忍池の蓮の花が見頃に

 上野公園不忍池のこの季節の風物詩が一面を覆う蓮ですが、その蓮の花がちょうど見頃を迎えています。

Img_8399_2 不忍池の朝

 蓮の花は花弁が大きく見ごたえがありますが、いつでも咲いているわけではないので要注意です。ひとつの花は開花後3、4日もつそうですが、開花しているのは早朝から朝の時間のみで、夜間と日中は閉じています。

Img_8397 見事な花です。
 日中は30度を超える暑さですが、朝の不忍池は渡る風も涼しくて爽やかな散歩を楽しむことができます。早起きは三文の得。早起きした朝は不忍池にお出かけになってみてください。

2018年7月12日 (木)

山行 雨上がりに山百合咲く 鍋割山

 東でカルト教祖の教祖が処刑されたと聞けば、西で大雨による大水害と土砂災害。東西の大事件が世間を騒がせた週末でしたが、山笑といえば体力回復のためにせっせと山行を励んできました。

 7月8日(日)、せっかく得たチャンスを生かせず寝坊してしまう大失敗。自ずとお手軽ルートの鍋割山に向かうことになりました。往路は県民の森から西山林道、南稜経由の正攻法で歩いていきます。

Dsc05320 県花ヤマユリが見頃でした。

Dsc05321 ホタルブクロ。夏やねぇ~

 全般的に花は少なめでしたが、三廻部林道や西山林道の道沿いにはヤマユリが見頃でした。神奈川県の県花でもあるヤマユリは、大輪がゆえ大いに華やぎました。その他、夏らしいホタルブクロの花が咲いていました。

Dsc05327 水量多めのミズヒ沢

 前日までややまとまった降水があったので、四十八瀬川源流部の勘七沢、本沢、ミズヒ沢のどの沢も水量は多めでした。

Dsc05349 爽やかな鍋割山稜

Dsc05350 秦野盆地(左)と足柄平野(右奥)。真鶴半島も

 鍋割山稜に上がるとブナの森は瑞々しく、心地よい風が吹いていて、実に爽やかでした。雲が多く展望はイマイチでしたが、この時期の風物詩、ヤマボウシの花とエゾハルゼミの合唱が迎えてくれました。

Dsc05340 ブナに宿る菌類

Dsc05344 どら焼きみたい

 瑞々しい森は多くの生物を育みます。とかく菌類と軟体生物は元気でした。

Dsc05339 大きなヤマナメクジ
Dsc05347 黒いカタツムリ

 天気はイマイチでしたが、その分快適な山行が楽しめました。そうそう、コイツの存在を忘れてはいけません。

Dsc05324 ヤマビル

 導入部の県民の森から二俣にかけてヤマビルが少しいるようです。今回もシューズに取り付かれていましたが、幸い吸血前に発見して捕殺しました。ヤマビルの元気な季節です。皆様くれぐれもご用心の上、山行を楽しみましょう。

★コースタイム:4時間

表丹沢県民の森7:20→8:20後沢乗越→9:15鍋割山9:25→10:00小丸尾根分岐→11:00二俣→11:20県民の森

2018年7月11日 (水)

片顎の水牛

 夕食を食べ終わってホッと一息も束の間。「ガソリンがない」、「ビールとつまみ」、「(ペットボトルの)お茶が少ない」などの無慈悲な言葉が飛んでくるのは、我が家の日常ではあるあるの場面です。

 給油のためガソリンスタンドに来てみると、ひっくり返って足をバタつかせている大きな虫を見つけました。近づいてみると大きなノコギリクワガタです。夜中でも煌々と輝くスタンドの灯火に引き寄せられて飛んできたのでしょう。

Img_8396
 ところが、このノコギリクワガタ、特有の大きく湾曲した水牛の角のような顎が片方折れて失っていました。更に後ろ脚も1本失っていましたが、交通事故にでもあってしまったのでしょうか。このまま放置したら今度は本当に車に潰されてしまうでしょうから、とりあえず我が家にお招きすることにしました。

 我が家の菩提樹ベンジャミンの根元に昆虫ゼリーを置いて、後は大人しくしているかと思いきや、まだ若い個体なのでしょう。ハンディも何のそので深夜部屋内を飛び回ります。クワガタは意外とすばしっこいので姿を見失うこともありますが、そのうち姿を見せるだろうと気長にお付き合いをしています。

 それにしてもクワガタさん。もう1本の顎はくれぐれも大切にしなさいよ。さもないとゴキブリに間違われてかみに叩き殺されてしまいますよ。

2018年7月 9日 (月)

ミヤマクワガタに会いに

 自宅周辺でもカブクワが飛んでくるようになったので、山行のついでというか、こちらが本命かもしれませんが、丹沢の虫ポイントにクワガタの様子を見に行ってきました。週末は結構な雨だったので果たして姿を見れるでしょうか?

Dsc05317 いたいた♪

 その心配は杞憂だったようです。朝から蒸し暑くなったので、樹液が出ているポイントにはミヤマクワガタが来ていました。

Dsc05355 結構大きいぞ

 ミヤマクワガタは大きな顎と盛り上がった後頭部が格好いいですね。樹液が出ているポイントは、クワガタだけでなく色々な虫たちの餌場になっています。ときには大きなスズメバチも飛来して危なっかしいのですが、幸いこの日は姿を見ませんでした。

Dsc05357 おや、見つかっちゃったかな?

 スズメバチがいないことを良いことに、できるだけ間近で見ようと木に近づいてみると、クワガタに気取られたらしく、顎を振り上げて威嚇されてしまいました。

 子供の頃は、コレクション的に家で飼育してナンボのカブクワでしたが、自然の中で他の昆虫と交えたありのままの姿を観察するのが大人の遊びですね。今季も何度か訪れて見守っていきたいと思います。

2018年7月 7日 (土)

丹沢の夏の使者

 丹沢の稜線を紅白のヤマツツジが飾る頃、周辺のブナ林からミョーキン、ミョーキン、ケケケケケ・・・不思議な鳴き声が聞こえてきます。この鳴き声の正体は、エゾハルゼミというセミです。エゾハルゼミの鳴き声は、丹沢に夏が到来したことを知る初夏の風物詩です。

 エゾハルゼミは体長3cmほどの小さなセミで、北海道から九州までほぼ全国的に分布していますが、やや涼しい環境を好むため、北海道以外では山地や高原に生息しています。そのため、一般的には馴染みの薄いセミです。羽化の時期が早いハルゼミの一種なので、丹沢周辺では5月中下旬から7月にかけて、標高1千m以上のブナ林などで鳴き声を聞くことができます。

Dsc05279 エゾハルゼミ

P1090379 丹沢主稜線にて

 最盛期には森全体がエゾハルゼミの鳴き声て溢れて、ときに耳を塞ぎたくなるほどの賑やかさです。姿かたちや活動時間帯もヒグラシに似て、日の出と共に一斉に鳴き始めます。また、平地のセミは人間など敵を警戒してか、鳴くときはじっとしていることが多いですが、このセミは枝先や幹を歩き回る姿をよく見かけます。早朝から山に入るとき、足元からこのセミが驚いて飛び立つことが多いのですが、夜は地上で過ごすのか、それともたまたま風が強い日で地上に降下していたのか

Dsc05303 エゾハルゼミの羽化

 先日、塔ノ岳の山頂近くでエゾハルゼミの羽化する場面に出会いました。羽化後の寿命は僅かに1週間。ちっぽけな虫の命ですが、真っ白の穢れのない姿には、どこか神々しさを感じました。

2018年7月 5日 (木)

山行 晴れ間のひょっこりはん 丹沢山・塔ノ岳・大倉尾根その2

 静かな朝の塔ノ岳(1491m)の山頂。青空は見えているもののやや強い西風が吹いていて、雲が稜線をかすめていきます。当然、山開きの富士山を望むことはかないません。小休止の後、丹沢山に向けて出発します。

Dsc05232 静かな山頂

 丹沢山に向かう主脈縦走路は、塔ノ岳から一気に下って、その先は日高、竜ヶ馬場などの小ピークがあって緩やかにアップダウンを繰り返していきます。ブナやシナノキの大木と一面にササが生い茂る稜線の道は展望も開けているので、実に気持ちの良い区間です。塔ノ岳までの大倉尾根が登り一辺倒の試練ならば、丹沢山までの稜線はご褒美のようなものですから、時間に余裕をもってぜひ歩いてもらいたいところです。

Dsc05267_2 気持ちの良い縦走路

Dsc05257 丹沢山山頂はガスの中

 残念ながらこの日は雲がかかっていたので展望はありませんでしたが、稜線にかかる雲が木々草花を湿らせ瑞々しく、ブナの大木には多種の植物が寄生していて、それを見るのも山行の楽しみになります。

Dsc05293_2 ブナの居候君たち Dsc05277
 豊かな緑に混じって、ウツギ、ヒコサンヒメシャラ、ノイバラ、ヤマボウシの花が枝先に咲いて、足元にもバイケイソウ、コアジサイ、シモツケ、ミヤマオダマキ、などが咲いていました。

Dsc05263 ヒコサンヒメシャラ

Dsc05235 コアジサイ Dsc05249 バイケイソウ
Img_8358 ミヤマオダマキ Img_8347 モミジイチゴ

Img_8359 イチゴのようなバラのような・・・

 雨なのか木々についた湿気が風で煽られて落ちてくるのかよくわかりませんが、風が吹いて稜線にガスが掛かるたびに水滴が落ちてきます。低山とはいえ夏の暑さなんでここにはありません。

Img_8354_2 時折青空が・・・

 強い西風が吹いて西から東へと雲が稜線を越えていきます。そんな状況下、たまに雲が晴れて真っ青な空が見えたときは思わず嬉しくなるものです。晴れ間が覗いたタイミングでひょっこり姿を見せたのが・・・

Dsc05268 ハイ!ひょっこりはん

 雲間から真っ黒な夏の富士山がひょっこりはんです。今日は山開き。多くのハイカーが山頂を目指していることでしょう。風は大丈夫かな?

Dsc05288 ハイ!ひょっこりはん

 日差しに釣られて木道の上に姿を現したのがニホントカゲです。間近でカメラを向ける山笑に物怖じもせず、木道の上で暫しの日光浴です。

 ツツジの季節も終わって華やかさはありませんが、緑と生命に満ち溢れた丹沢主稜線は実に快適でした。

Img_8371 あ~生き返る♪

 復路、大倉尾根を下るにつれて暑さが増していくのが何とも不快でしたが、暑さに負けず多くの人が山頂を目指して上がっていきました。そしてラスト直前、観音茶屋でお楽しみのかき氷が待っていました♪

★コースタイム:7時間20分

大倉4:10→5:35堀山→7:00塔ノ岳7:10→8:10丹沢山8:20→9:25塔ノ岳9:35→11:00観音茶屋11:15

→11:30大倉

2018年7月 4日 (水)

山行 体力を取り戻せ! 丹沢山・塔ノ岳・大倉尾根その1

 6月は日も長く、山の緑はいよいよ濃く生命感に溢れる季節。こんな時にこそ、休暇でもとって1日かけてロングトレイルを楽しみたいものですが、今年は公私ともに何かとタイミングが悪く機会を逃してしまいました。雨が降ったり晴れても暑かったりでウォーキングもサボり勝ちでした。その一方で、毎週のように酒飲みがあって、家にいても無性に口が寂しくなって、いつの間にかパクモグしていました。

 起爆剤は先日もらった健康診断の結果でした。(毎年言ってるような・・・)何と、去年よりも5kgほど脾肉を抱えていました。あーいかん!7月下旬には年に1度の北ア・槍ヶ岳への山行が控えています。こんなことではアルプス1万尺の頂きに立つことはかないません。Time shock!もとい。You are shock!もとい。I’m shock!山に行かねば!

 ということで、7月1日(日)、大倉尾根を歩いて塔ノ岳、丹沢山まで往復してきました。1200mの標高差を登り詰める大倉尾根は、今回考えている表銀座縦走路の導入部である合戦尾根の練習にはもってこいです。ついでに蛭ヶ岳まで歩ければ、アップダウンのある縦走路の練習になるのですが、例のごとく丸1日の山行が認められなかったので、手前の丹沢山まで歩くことにしました。いつもこれだよ。

Dsc05190 夜明け前の大倉

 4時に大倉に到着。まだこの時間では余裕で駐車場に入れますが、支度をしていると次々と車が上がってきます。真夏の大倉尾根なんて、考えただけでも汗が滲んできそうで、私自身はここ2、3年は倦厭していたのですが、一般的には四季を通じて人気のルートであることを再認識しました。

Dsc05312 オカトラノオ(虎の尾)

 明るくなると同時に大倉を出発します。導入部は薄暗くジメジメしているのでヤマビルの登場を予感させますが、最近はヤマビルへの注意喚起が徹底しているし、大倉尾根はヤマビルより歩く人の方が多いでしょうから余り心配していません。登山口付近ではオカトラノオ、ホタルブクロなどの花が咲いていました。

Dsc05195 駒止茶屋

 尾根上に上がると風が結構吹いていたので、暑さはそれほど気になりませんでした。ポ~ア~オ、ア~オ・・・と鳴いているのはアオバトです。7月1日は、大磯の海水浴場も海開きの日でしたから、これから照ヶ崎海岸の磯に潮を飲みに行くのかもしれません。そういえば富士山も山開きの日ですから、7月1日は山笑海笑にとって大詔奉戴日みたいな日です。

 今更語るまでもありませんが、大倉尾根は急登(急階段)と緩斜面が連続する登り一辺倒の尾根で、「バカ尾根」の愛称は丹沢登山の代名詞ともいえるでしょう。朝も早くから多くの人が塔ノ岳に向かっていました。夏の低山登山は涼しいうちに歩くのが正解ですね。それにしても脾肉が増えたせいか、間が空いたせいか、一歩一歩がかなり応えました。こりゃあもう北アルプスはダメかもわからんね。

Dsc05221 ヤマボウシが見頃

Dsc05210 花は真ん中の小さいのです。

Dsc05204_2 シモツケ

Dsc05270 ノイバラ

Dsc05272 ウツギ

Dsc05271 ウツギってこういうことです。(空木)

 大倉尾根の8合目ともいえる花立辺りまで来ると、ノイバラ、ウツギ、シモツケ、ヤマボウシ、ヒコサンヒメシャラなどの花が咲いていました。中でもヤマボウシは高木なので、鍋割山稜の緑の中に白い斑点が目立っていました。ちなみにヤマボウシの特徴的な白い4枚の花弁のようなものは、苞片(ほうへん)と呼ばれる花弁を包む葉で、花は苞片の中心にある丸い小さな花の集合体です。

Dsc05225 エゾハルゼミ

 塔ノ岳の山頂が近づくと、突然雲がかかり始めました。確かに大倉から見上げても表尾根には雲がかかっていましたからね。ガスの中、ミョ~キン、ミョ~キン・・・の鳴き声でおなじみエゾハルゼミの蝉時雨が迎えてくれました。(つづく)

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