« 台風は東から西へ | トップページ | 山行 雷鳥が散歩するガスの燕岳 表銀座縦走その2 »

2018年8月 2日 (木)

山行 台風追撃!まだ雨の降る信濃路へ 表銀座縦走その1

 7月28日から29日未明にかけて、迷走台風12号が関東から東海にかけての沖合を西進していきました。前々から予定していた29日から2泊3日の北アルプス表銀座縦走も、あわやお釈迦になるかと危ぶまれましたが、台風のコースが南寄りになったおかげで、前日に決行することを決断しました。これで後送りにでもしようものなら、迷走台風よりも気まぐれな我が家のかみの気が変わって行けなくなるかもしれませんからね。

 29日(日)1時30分。風は治まってきたものの、時折強く降る雨に不安感を掻き立てられるも自宅を出発。二宮から小田原厚木道路で厚木、圏央道で八王子、中央道で岡谷、そして長野道の安曇野にノンストップドライブで4時に到着しました。途中、圏央道や中央道の山間部では土砂降りの雨でスリリングなドライブにもなりましたが、予定より少し早めに安曇野に到着できたので、登山口の中房温泉に入る始発バスに間に合いそうです。登山口には駐車場もありますが、今回の縦走コースは反対側の上高地に下山してしまうので、車を取りに戻ることを考えると、JR大糸線穂高駅前にある登山者用の駐車場に車を置き、バスで登山口に入り、最終日に上高地に下山後は松本電鉄のバスと電車で松本に下り、大糸線で穂高に戻る周回コースとなります。

Dsc00838_2 燕岳から望む縦走路(H29.7.31)

 表銀座縦走コースの概略と私の山行計画を紹介しますと、1日目、安曇野市の奥座敷、秘湯中房温泉(1450m)を起点に、北アルプス三大急登合戦尾根を歩いて山小屋燕山荘(2704m)のある稜線へ上がります。縦走路から寄り道になりますが、燕山荘から一旦北に位置する花崗岩の岩峰が美しい燕岳(2763m)を往復するのは定番。

Dsc00870 燕岳の一番人気イルカ岩(H29.7.31)

 燕山荘から南に延びる縦走路は、行く手に槍ヶ岳や穂高連峰、右手に高瀬川上流部を挟んた鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳などの稜線を眺め、左手には安曇野の平野を見下ろす稜線上のプロムナードです。しばらく歩くと常念山脈の最高峰大天井岳(2922m)に至ります。1日目は大天井岳の山頂近くに有る大天荘に宿泊です。

Dsc05854 ビックリ平付近の展望(今回)

 2日目、大天井岳から少し下って縦走路に戻り、高山植物の群生する山腹を経て再び稜線上にあがると、目の前に一段と近づいた槍ヶ岳の大きな姿が出現して驚くでしょう。その名もビックリ平です。しばらくは稜線上を右手に大きな槍ヶ岳を見ながら歩き、中間点で稜線の東側を巻いていきます。

Dsc05864 赤岩岳付近から常念山脈(今回)

 赤岩岳を巻く辺りは左手に梓川源流部を挟んだ常念岳の姿が間近に見えます。西岳山頂近くにあるヒュッテ西岳(2686m)に到達すると、燕岳から南に向かって歩いてきた縦走路が西側に折れて槍ヶ岳に向かいます。

Dsc05934 表銀座縦走コースの核心部東鎌尾根(今回)

 一旦鞍部水俣乗越に下ったら、いよいよ表銀座縦走路の核心部、槍ヶ岳山頂に向かう東鎌尾根の急登に突入です。いくつかの小ピークを喘ぎながら乗り越える度に槍ヶ岳の穂先が近づいてくる苦しくも期待高まる正念場です。山小屋ヒュッテ大槍に至ると左手に槍沢を見下ろしながらの岩場歩きになり、2日目の宿泊地槍ヶ岳の肩にある槍ヶ岳山荘(3080m)に至ります。天気と体力のゆとりがあれば、その日のうちに槍ヶ岳の穂先に登りますか。

Dsc06040 アルペン風情満点の槍沢カール(今回)

 3日目、槍ヶ岳山頂を往復した後、槍沢カール内を一気に下っていきます。カールの中ではお花畑と残雪を楽しみたいものです。時間と体力にゆとりがあれば、逆さ槍が見える天狗原に寄り道していきましょう。カール最低部のババ平に下ったら槍ヶ岳とはお別れになり、その先は槍沢沿いの爽やかな渓谷美を見ながら緩やかに下っていきます。西へ穂高登山の拠点涸沢カール、東へ常念山脈蝶ヶ岳方面に通じる登山拠点、横尾の十字路まで来たら、後は上高地まで単調な林道歩きになります。

Dsc06124 ゴールの上高地(H26.8.21)

 時折覗く明神岳の岩峰を見上げつつ、鬱蒼とした針葉樹とシダ、コケ類が繁茂する森と清らかな端沢の流れを楽しんでいるうちに表銀座縦走コース終点の上高地(1505m)に至ります。余裕があればお風呂に入ってさっぱりして、河童橋周辺で一息ついてからバスターミナルに向かいたいものです。

Dsc05643 オイラの出番もあるぞー!

 全行程44kmを2泊3日で走破する山笑の山行史上最長の縦走登山が始まるよ~♪(つづく)

« 台風は東から西へ | トップページ | 山行 雷鳥が散歩するガスの燕岳 表銀座縦走その2 »

登山、ハイキング」カテゴリの記事

コメント

よっぱライチョウ。

ヨイデブ、元気かな・・・。

彼はそう簡単には・・・

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1468968/73960069

この記事へのトラックバック一覧です: 山行 台風追撃!まだ雨の降る信濃路へ 表銀座縦走その1:

« 台風は東から西へ | トップページ | 山行 雷鳥が散歩するガスの燕岳 表銀座縦走その2 »